滑川市の郊外、田んぼの続く村の一角にこんな医院を見つけました。今は休業しているのか、それとももう廃業してしまったのか、この写真に見えないところにも同じような建物が同じ雰囲気で建っていました。
何とも懐かしく、大正から昭和に建てられたものでしょうか。小さい頃「お医者さんに診てもらいに行っといで」といわれると、このような雰囲気の医院に行きました。畳敷きの待合室などもあって、大きな振り子がゆっくりと揺れる時計なども珍しく、あちこち見てみたい好奇心とそこそこの不安な気持ちとが混ざり合って、名前を呼ばれるのを待っていた記憶が戻ってきました。
そういう古い建物がそこにあるということは、単に「ある」ということではなく、そのころの「生活」や「人生」が、まだそこに生きているということなんですね。
何とも懐かしく、大正から昭和に建てられたものでしょうか。小さい頃「お医者さんに診てもらいに行っといで」といわれると、このような雰囲気の医院に行きました。畳敷きの待合室などもあって、大きな振り子がゆっくりと揺れる時計なども珍しく、あちこち見てみたい好奇心とそこそこの不安な気持ちとが混ざり合って、名前を呼ばれるのを待っていた記憶が戻ってきました。
そういう古い建物がそこにあるということは、単に「ある」ということではなく、そのころの「生活」や「人生」が、まだそこに生きているということなんですね。