立山日和。

立山連峰の山々を眺め富山県内を徘徊する日々を綴ったフォト日記。2014.11.3.までは友人の中国旅を毎日掲載した。

カヌーの練習風景から思い出す

2007年03月04日 | Zenblog
 近くにM高校カヌー部の艇庫があり、白岩川で練習をしています。春の訪れを感じさせる風景です。
 私の学生時代、入学早々カヌーではなく一時ボート部に属したことがありました。琵琶湖から流れ出す瀬田川べりに、ボートの大きな艇庫があり上には観覧席を備えていました。近くに合宿所もありました。学部対抗のボートレースに出て惨敗したあと、しばらく合宿生活をしていました。先輩が石山商店街の天ぷら屋からただでもらってきた天かすを入れて作ってくれたみそ汁は、驚くほどおいしかったです。練習は、川面を滑るように走るボートを見ているのとは大違いで、暑く苦しく、悲惨でした。もう勉強どころではありません。K大濃青会(ダークブルー)は東のT大淡青会(ライトブルー)と激しく争っていました。イギリスのオックスフォード対ケンブリッジのボート対決にならったのでしょう。私は間もなくやめて合唱団に入りましたが、部員であった友人は栄養不足と過労で肺結核にかかりました。昭和三十年(1955)のことです。
 今、高校生たちのカヌー練習を見ていると、時間の流れとともにすべてが変わってしまったことを感じます。
コメント (3)
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