立山日和。

立山連峰の山々を眺め富山県内を徘徊する日々を綴ったフォト日記。2014.11.3.までは友人の中国旅を毎日掲載した。

麦の穂、風に光り風になびく

2008年04月21日 | Zenblog
 麦の穂は、まだ十分には実のらせてはいませんが、若緑色に光っています。そして、風に吹かれて麦の穂の光りの波がうねっていきます。こういう麦畑の景色も、少なくなりましたが、懐かしいものです。
 もう少しすると実が入り、それをしごいてとって手の上でこすりあわせて実だけにして、チューインガムの代わりに口の中で噛んでいました。チューインガムが貴重だった時代の話です。
 麦の青い波が光りながら風とともに動いていきます。

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鯉、富山の風に乗る

2008年04月21日 | Zenblog
 近江盆地から来たものには、四季を通じて富山の風の強さはなかなかのものに感じます。今吹く風は、体の中を吹き通って体中を洗い流すような、爽快感があります。生命を運ぶような力強さもあります。
 その風に負けずというより、風に乗り、風を通し、風と共に、鯉のぼりが甍の上を泳いでいます。まわりの木々にも若い緑の光がきらめいます。見上げて圧倒されるばかりです。羨ましい生命力を感じさせられました。

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いちめんのなのはな いちめんのなのはな

2008年04月21日 | Zenblog
 山村暮鳥の詩には、写真ははるかに及んでいないなと思います。なの花畑にはこの詩のイメージがやって来ます。暮鳥のイメージ力に逆に圧倒されています。

   風 景
 
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 かすかなるむぎぶえ
 
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 ひばりのおしゃべり
 いちめんのなのはな
 
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 いちめんのなのはな
 やめるはひるのつき
 いちめんのなのはな
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上海のビル解体(3)・・・JingShangの上海生活

2008年04月21日 | JingShang君からの上海レポート
 シャベルドーザーで地面を掘り起こし、地下に埋もれている鉄筋を捜索しています。スクラップは日本で6万円を越えたようですが、中国でも価値があるので、シャベルドーザーで地面を掘り起こし、出てきた鉄筋を周りの人が、人力で探しているのです。シャベルに当たりそうで危険な上、埃もひどくて大変な作業です。

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上海のビル解体(2)・・・JingShangの上海生活

2008年04月21日 | JingShang君からの上海レポート
 この写真は(1)の写真ののアップです。解体した後残った柱等を機械で壊して、鉄筋を取りだそうとしています。この機械は元々はシャベルがついていましたが、現在は鉄棒のアタッチメントをつけて、振動で柱を壊しています。周囲の立っている人が、柱が壊れるのを待って、人力で鉄筋を取り出します。

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上海のビル解体(1)・・・JingShangの上海生活

2008年04月21日 | JingShang君からの上海レポート
 20日上海は晴れ時々曇りです。空気は割合澄んでおり、見通しはまずまずです。テレビでは、昨日黒竜江省哈爾濱(はるぴん)では気温が最高29度まで上がり、一方新彊烏魯木斉(しんきょううるむち)では、最低零下4度まで下がったとのことで、天候変調が報道されています。

 一般ニュースでは、タイの聖火リレーが円満に終わった、聖火はマレーシアのクアラルンプールに行ったと報じています。最近日本のテレビにも出ていますが、現地にいる中国人が街頭に出て聖火リレー支持を訴えているのを報じています。中国のテレビには出ませんが、現地でチベット派と小競り合いもしているようです。

 中国では、フランスのスーパーマーケット「カルフール」が中国に進出して、成功していますが、このスーパーの不買運動を5月1日にやろうとの携帯メールが中国人の間で浸透しているようです。カルフール自身は、北京オリンピック支持だと訴えていますが、フランスでの聖火に対する仕打ちやサルコジ大統領の開会式ボイコット示唆に対するフランスへの反感の象徴的標的になってしまったようです。3年前の対日感情悪化で日本料理店が(中国人が経営していても)、打ち壊しの標的になったことを想起します。

 3年前の対日騒動は今にして思えば何だったのかと思うほど、現在の対日感情は平穏です。しかし、テレビの連続ドラマでは、今でも抗日戦争は主要テーマの一つです。3年前の反日の高まりは、やはり中国人の愛国心に火が着いて、当局がそれに対して暫く黙認、放置をしたことが原因だと思います。現在のフランスへの対応も、その時と同じ「匂い」がします。中国人は最近の高度成長で自信がつき、それが時と場合により愛国心に火がつくようです。

 高度成長が続き、外国におけるプレゼンスが大きくなる時には、大抵摩擦、反感が
あり、それがバッシングに繋がるように思います。日本もそうでしたし、韓国もそうでした。中国が、今のその時期にあると言えるのではないでしょうか。

 さて、今日は、黄山への旅を一寸お休みして、私のアパート前の異変についてお知らせします。私のアパートの前は道路で、その先は住宅地ですが、一部は、地上げに遭い、いくつかのビルが解体を待っています。その一棟が最近壊されました。昨年7月の入居以来大した変化はなかったのですが、久々の解体ということになります。今後どうなるか当方のアパートから観察して行きたいと思います。

 写真は、解体現場全体です。そこには5建て位のビルがありました。窓枠等金目のものはすべて外されたまま(部外者が不法に住まないようにする方策でもあるのでしょうか)放置されていましたが、1日で壊されました。上海では大きなビルは、ダイナマイトを使って爆破することもありますが、これはどうしたか勤務中のことで見ていないのでわかりません。多分機械式に壊したのだと思います。写真左端手前の陸屋根アパートは、生き残りそうです。手前左の2階建て2棟はいずれ壊されそうですが、今は人が住んでいます。手前右の一部は人がまだいますが、大体退去済みのところが多く、いずれこわされるのでしょう。写真に写っていませんが、右側には、屋根ももう無くなっている2階建てビルの廃墟があります。

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