立山日和。

立山連峰の山々を眺め富山県内を徘徊する日々を綴ったフォト日記。2014.11.3.までは友人の中国旅を毎日掲載した。

春浅い立山に入る(19)・・・山道を走る人(2)

2008年04月27日 | Zenblog
 そのマシラのような彼がどんどん坂道を走り下り、見る間に小さくなっていきました。心からご健闘を祈ります。あとから車でその坂を下りていきましたが、もう彼には出会いませんでした。

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春浅い立山に入る(18)・・・山道を走る人(1)

2008年04月27日 | Zenblog
 立山山中のけっこうな勾配の坂道を、少し前に走って上っていった人がいました。こんな道を走るとは・・・「マシラのごとく」のマシラ(猿)でもあるまいし・・・と思っていたら、かなりたった頃彼が猛スピードで走り下りてきました。「若いから何でもできるんだな」ではすまされない、恐るべき姿でした。私ならよたよた歩くのも無理なような坂道でした。
 恐るべき人がいるものです。

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春浅い立山に入る(17)・・・見上げれば冬山

2008年04月27日 | Zenblog
 高い山に向かって見上げれば、まだまだ厳しい冬山です。この山に挑む人は、冬山の厳しさの中で滑落したり、道を失ってしまったりしているというニュースが流れ、上市警察署馬場島派出所から山岳警備隊や県警のヘリコプターが出動しているようです。ま たしかにこれらの山は厳しい顔をしています。

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春浅い立山に入る(16)・・・冬の山と浅春の川

2008年04月27日 | Zenblog
 帰り、雲がかなり退いて雪の山がかなりくっきりと見えました。まだまだ厳しい冬山の様相です。川は、ようやくの春先です。日本列島をもっと北へ向かえば、これが今ごろの普通の景色なのだろうななどと想像してみました。

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春浅い立山に入る(15)・・・淋しい廃校舎の桜

2008年04月27日 | Zenblog
 別の廃校あとの桜も見ましたが、あれより上流にも、もっと淋しく残っていました。かつて子どもたちがいた校舎のあとには、必ずと言っていいほど桜が残っています。それがしかも華やかに満開だったりすると、よけいこの取り合わせが、廃校になってしまったあとにただよう空気が、一層の淋しさをかき立てます。
 かつて、この校舎で実際に学んだことのある人だったら、これを見てどんな感情を抱くだろうと、耐え難いような気持ちに襲われました。「生あるものは必ず滅びるのだ」などと私などは安易に言ったりする方ですが、こういう風景を見ると「喪失感」という感情が私にも押し寄せます。

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春浅い立山に入る(14)・・・ミズバショウ

2008年04月27日 | Zenblog
 水芭蕉は、不思議な花です。一株で見ても、群落で見ても、惹かれるものがあります。一株をじっと子細に観察していると、まるで植物ではないもののように感じられて、危なく引き込まれそうな気配が漂ってきます。人間は「美術」という形で、あり得ないものもどんどん作り出しますが、なかなかこれほど魅力という力を備えたものを造り出せないと思います。自然の造形力のすごさを感じたりしています。

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春浅い立山に入る(13)・・・天使の群れ

2008年04月27日 | Zenblog
 まるで地上に降り立った天使の群れの一団です。ちょっとこの世のものとは思えないようなところがあります。これがこのような少し人が近づきにくい場所にあり、風姿がこのようであるため、他の植物に向かうときとはちょっと違う気持ちを抱くのでしょうね。造化の妙といいたくなります。

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