立山日和。

立山連峰の山々を眺め富山県内を徘徊する日々を綴ったフォト日記。2014.11.3.までは友人の中国旅を毎日掲載した。

世界一かわいい美術館展示「現代有名作家展」・・・富山市水橋駅前

2015年10月08日 | Zenblog
 水橋駅(あいの風とやま鉄道・旧北陸線)の直ぐ前にある「世界一かわいい美術館」では「現代有名作家展」が始まりました(~12月24日)。東山魁夷・平山郁夫をはじめ伊東深水や千住博など有名作家の62点が展示されています。それとは別に、文化勲章のガラス作家・藤田喬平の「宝箱(ガラス作品)」が展示されています。
 ここに上げるのは、そのうちの数例です。

(1)水橋駅前の「世界一かわいい美術館」門標

 こぢんまりした「水橋駅」を降りて見回すと小さな門標が目につきます。そこから細い道を少しはいると奥に小さな美術館があります。(駐車場もあります)

(2)平山郁夫「牡丹」

 「砂漠の夕べ」という駱駝を描いた作品も並んでいます。

(3)伊東深水の「雪の朝」

 さすが、なんといっても伊東深水の美人です。実娘が朝丘雪路です。

(4)高橋天山の「秋の陽」

 今の季節にふさわしい絵です。

(5)千住博の「旭に鹿(子鹿のいる朝)」

 これと並んで同じ千住博の「紫雲薬師寺」があります。

(6)藤田喬平の宝箱(金箔を用いたガラス作品)

 中央のガラスケースの中に入っています。一見したところ漆器かと思いましたが、ガラス作品です。藤田喬平は、イタリアで学び色ガラスと金箔を混ぜた飾筥(かざりばこ)で独自のガラス工芸分野を確立した人で、文化勲章を得ています。

(7)この美術館の館長さん

 浅井省己さん、元は製薬会社の社長・会長。三代にわたって蒐集してきた作品を協力者も得て展示してます。水橋に育って、小さい頃学校に行く深い雪道を通れるよう雪かきしてもらった土地の人々を始め、その後の生涯もいろいろなひとの支えで生きてきたことを思うと、少しでも感謝の気持ちを表したかったなどと・・・・。コーヒーを出してもらいながら話を伺いました。たしかにそういう気持ちのこもった美術館です。貴重な作品揃いにかかわらず、入館料は無料です。

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