2016/01/25(月曜日) 晴れ
日本列島に十数年に一度といわれるような強烈な寒波が襲来した。
お代官が
「睡蓮鉢に張った氷をどかして置きなさい!
放っておくと睡蓮鉢がまた割れちゃうよ。
くだらない工作ばかりしていないでしっかりしなさい!」
とお冠だ。
今を去ること三十数年前の冬、睡蓮鉢に厚い氷が張ったことがある。
おもしろいので、どのくらい厚い氷になるか実験したのだが・・・・
何日もそのままにしていたら、何と睡蓮鉢が割れてしまった。
睡蓮鉢は縁が内側にも出っぱっていて、ちょうど氷を抱え込むような状態になって
水が凍るときの膨張を逃がすことができず、圧力に耐え切れず割れてしまったのだ。
幸い、大きく3つに割れたので、底の部分はそのまま残り水も全部は漏れず、
中にいた金魚達は無事だった。
その時もお代官が
「くだらない実験だなんてして! 睡蓮鉢が割れてしまったじゃないの!」
と大怒りだった。
「へい、すみません・・・ 責任をもって修理いたしますのでご勘弁を・・・」
3つに割れた鉢を2液混合接着剤(エポキシ樹脂接着剤)を使ってくっつけた。
そして上部の縁を番線(φ3mmぐらいの鉄線)で鉢巻状に縛って補強した。
その後はずーっとこのままで使用してきた。
(エポキシ接着剤はたいしたものだ・・・)
こんな経緯があるので、睡蓮鉢に氷が張るたびにお代官が警告を発するのだ。
↓ 結構厚い氷が張っていた。 手で叩いたぐらいでは割れない。 ハンマーで叩いて割った。
↓ 厚さを測ってみた。 1.3cmぐらいあった。 縁の周りはもっと厚かっただろう。
こんなブログのネタにするならもうちょっと丁寧に割って気の利いた記事にしたかったな!?