2024年12月8日(日曜日) 晴れ
手持ちの小型DCモーターにアナログ制御で変化する電圧を加えて
回転数の変化を観測する実験をしているが、「コギング」現象が強く
現れて停止状態から回転状態への変化がリニアーにならず、電圧値が
ある点を越えると突然高速回転状態になってしまう。
この状態を電圧の上昇に比例して回転数が上がって行くようにして
みようと「減速機」を使ってモーターの出力を低速回転にして実験して
見た。
減速機軸に取り付けた円盤はモーター回転数の約1/50で回転する
ようになった。
(逆に言うとモーターは回転円盤の50倍の速さで回転している)
コギングによる回転への影響は「モーターの回転数が低いときに
影響は大きく現れる」ということだからモーターの回転数が高ければ
回転円盤の速さはスムーズに変化してくれるだろう、との思いで実験を
してみたのだが・・・・・
ジャンクボックスにあった模型の減速機。 これを使って実験した。
減速機出力軸に回転円盤を取り付けた。
減速比は1:42.8
モーターの回転数を約1/50に落とす。
モーターに加わる電圧をアナログ的に変化させて回転数を変化させる。
回転盤の回転数は円盤に貼り付けたマグネットと台座に取り付けたホールセンサー
で確認するようにしてある。
減速機を取り付けたり工夫をしてみたが結果は減速機無しの時と同じ状態で
コギングの影響が強く現れてある電圧値を越えると突然、停止状態から回転状態に
変化して円盤は高速で回転し始める。
そんな実験の様子を動画でご覧ください。
今、実験で試験台にしているモーターは「コギング」が強く現れる構造なのかも知れない。
(モーターの構造(性能)の良し悪しでコギングの発生状況は異なるとのことである)
模型機関車の走行をアナログ電源で走らせる場合と、デジタル電源(PWM)で走らせる場合の
違いを確認するための実験なんだからこんなことをしないで模型機関車のモーターを回せばいいのだが・・・
オイらはこんなくだらない実験を繰り返して「バカみたい」だ。(いつもお代官さまに言われてる(笑い))
でもこういうことが好きなんだからしょうがない・・・
アナログ制御のモーター実験はこれで切り上げて「デジタル制御のモーター実験」を始めよう。
(続く)
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