2018/12/18(火曜日) 晴れ
居間兼食事部屋の壁に掛けてある掛け時計(“壁に掛けてある掛け時計”・・・これは表現がおかしいけど)
が狂ってしまった。
どうしたんだろう・・・・・ 電池がなくなったのかな?
取り付けてある乾電池(単一)をテスターで調べたら3個とも1.5Vもある。
強制電波受信ボタンを押して時刻を合わせようとしたが、どうしても変な時刻に設定されてそこから時を刻む。
この時計はもうだいぶ古いからもしかしたら「歯車の噛み合い」が狂ったのかもしれない。
そこで時刻合わせで停止した変な時刻を差す短針や長針を無理やり回して現在の時刻に合わせてしまった。
そして計時を壁に掛けてOKとしておいた。
翌朝、時計を見てみると1時間40分も遅れている。
やっぱり電池が亡くなったんだ・・・とちょっと離れたヤ〇〇電機まで自転車で一走り、乾電池を買ってきて
取り替えてまた時刻を無理やり合わせて壁に戻した。
これもまた何時間しないうちに狂ってしまった。
「ふーん・・・ それじゃ電波を受信しない「手動時刻合わせ」で、とボタンを操作して現在時刻に合わせた。
夕食までは正確に時を刻んでいた。 これで大丈夫だな・・・と一安心。 ところが・・・・
翌日の朝、また大幅に狂っている。
時計のインジケータは2秒間隔で点滅している。 この状態は標準電波を正常に受信しているということらしい。
つまり、手動で合わせておいた時刻を標準電波の時刻に修正しているんだろう。
暫く時計をながめていたら、正時に流れるメロディーが聞こえてきた。
えっ、時報用のメロディーは正常にでるんだ! ということは時計は正常で針の位置(取り付け角度)が
狂ってるんではないだろうか?
そうだろう・・・ 短針や長針を無理やり動かして合わせたんだから角度が狂ってしまったんだ!
折角、記念に頂いた大事な掛け時計をオイらの生半可な知識?で狂わしてしまったんだ!!!
これは何としてでも直さなくては・・・・・
壁から外してきた掛け時計。 このときも作動していて時を刻んでいる。
時計の針は6時38分辺りを差しているが実際の時刻は「8時20分20秒」だ。(デジタル時計(電波時計)の表示)
よーし、デジタル時計が示す時刻に掛け時計の針をセットすれば良いかもしれない。
そのためには掛け時計は動作(計時)させたままにしておかなくてはならない。
ちょっと掛け時計には無理をかけるかもしれないが我慢してもらおう。
裏ブタを外す。 ラベルに「H15.4.20」のメモ書きがあった。 この日が記念日だな・・・・
前面のガラス板を外した。 これから針を取り外す。 時計は作動中だけど・・・
取り外した短針、長針、秒針。
針を外した時計。 でも動作は続けていて軸は(時刻経過とともに)回転している。
この状態でデジタル時計の時刻どおりに短針、長針、秒針を取り付けなくてはならない。
時刻がわかりやすい「9時」に実行することにした。
動きの遅い短針を早めに“ほとんど9時”に取り付けし、長針は“52分33秒”(いい加減)に取り付けた。
動きの早い秒針は難しかった。
先ず軽く嵌めておき、デジタル時計が00秒のときに“0秒”位置に押し込んだ。
何とか9時丁度の位置で3本の針が重なった。 ヤレヤレ・・・・
掛け時計が正確な秒を刻むかの確認もしてみた。
秒針が一回りするの何秒か・・・ストップウォッチで確認した。
ほとんど1分(60秒)だった。(手でスタート、ストップするので若干変動があるが・・・)
正時ごとにデジタル時計(電波時計)の表示と比較したが一致していた。
そのテストの様子を動画でご覧ください。
9時から13時(1時)までの4時間の測定で正確な時刻を表示することが確認できた。
そこで元の壁に掛け直した。
夕食時(午後6時頃)には掛け時計は正確な時を刻んでいた。
これで修理は完了か?
いやいや明日の朝、確認するまでは何とも言えないよ。
(今夜は心配で寝られないかもね。)