デジスコ撮影実習日誌

デジスコとデジカメで野鳥や草花を撮影するのが楽しくて実習に励んでいます。 最近では電子工作にはまっています。

Nゲージ鉄道模型工作 - また指で押さないと走り出さない事象が発生しました ー

2024年10月06日 21時55分51秒 | 工作実習

2024年10月6日(日曜日) 曇り時々小雨

 nゲージ鉄道模型工作を始めてからおおよそ4カ月が過ぎます。
 見よう見まねで作った小さな機関車(車体は切り紙細工で工作)を
プログラム制御で走らせようと悪戦苦闘を続けています。

 何とか苦心してプログラムを組み上げて機関車を走らせることができました。
 しかし、最初に使用した2軸動力台車(TM-TR07)は指でチョコンと
押してやらないと動き出さない、という問題にぶつかりました。
 プログラム制御で走らせようというのに「指で押さないと走り出さない」
とうことではお話になりません。
 そこで別会社(KATO)の2軸動力台車11-109を使うことに
しました。 この11-109は自力でスムーズにスタートしてくれました。
 これでやれやれと、プログラムの改良を続けてきましたが、こんどはこの
11-109台車も指で押さないと動かないとういうトラブルが発生して
しまいました。

 指で押してスタートさせるとプログラムの進行と時間差が出て、機関車の
走行状態がおかしくなり、変なところで停止してしまったりします。
 今までは正常に自力で走り出したのに・・・何でだろう?

 機関車の電気回路を点検してみました。

 

 テスターをΩ計にして導通を調べて見ました。 

 

 テスターのΩ計レンジではテストリードにテスタ内の電池電圧(3V)が出てきて
測定対象の抵抗値を計測するようになっています。
 低抵抗レンジではかなりの電流が流せるような状態になりますのでLEDなどの
極性や良否を判断するときには明るく点灯するほどです。

 そんなわけで動力台車の導通テストでもモーターは起動して車輪が回転します。
 しばらく回転させて様子を見ていましたが、手にしたテストリード棒が何だか
ゴロゴロ・・・と振動して震えているのが気になりました。

 「??? 何でこんなゴロゴロ、ザラザラ、を感じるんだろう ???」

 車輪とレールの接触面(踏面(とうめん)というんだそうです)を調べてみました。

 

 車輪はウォームギヤーでモーターに結合されているので回転させられません。
 一方の車軸にレール代わりの電極(バネ)を接触させてモーターを起動し、
車輪を回しました。
  (電池を細切れに断続して少しずつ回転させて踏面を点検しました。)

 

 踏面が荒れているところがある!

 

 

 

 この荒れた面をテスタリード棒が接触するので「ゴロゴロ、ザラザラ」が指に
伝わってきたのでしょう。
 剥がれたメッキの層が捲れている箇所もあります。
 こういうところで機関車が停止していたら、通電しても自力ではスタートできない
のではないでしょうか?

 何でこうなってしまったのか? 

 それは多分、途中で停車した機関車をスタート位置まで脱線しないように線路に
押し付けて滑らせて(車輪は回らないで)動かしてきたからではないでしょうか?
 (テスト中はこんなことはしょっちゅう発生していました。)

 車輪がこんな状態では機関車はまともには走らないでしょう。
 サンドペーパーでこすってメッキを剥がしてしまいましょうか。
 地金(真鍮か?)では錆びやすくてまた問題が出るかも知れませんがオイらに
できることはそれぐらいです。
 
 一難去ってまた一難・・・なかなか思うようにはいきません、やれやれ・・・

                       (続く)

コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« Nゲージ鉄道模型工作 - 踏... | トップ | Nゲージ鉄道模型工作 - 2... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Tts)
2024-10-07 11:19:21
初めまして。ブログがふと目に入ったので読ませていただきました。動かない原因ですが、車輪踏面をよく見ると黒い汚れが付いているのがおわかりいただけるでしょうか?。というのも、Nゲージは、線路に電気を流して動かすため、車輪と線路の間で小さなスパークが発生します。それが続くと写真のような黒い汚れとなり、走行に支障をきたしてしまうのです。対処法として、鉄道模型メーカーから発売されている「クリーニング液」を使用する事ですね。これらのクリーニング液を、綿棒等に染み込ませ、車輪と線路両方を擦れば、一気に改善するかと思われます。ヤスリがけは正直なところ最後の手段です。スパークの発生は、線路や車輪に傷があると発生しやすいといわれており、変にヤスリで削ってしまうと、かえって黒い汚れが発生しやすくなります。ですから、ヤスリがけを行う場合は鏡面になるまで磨き、キズを極力無くすと良いでしょう。長文失礼いたしました。
返信する
「クリーニング液」のご紹介、ありがとうございました (工作実習生)
2024-10-07 14:57:15
TtSさん、コメントありがとうございました。
私の友人がNゲージのマニアでその影響でこんな工作を始めてしまいました。
工作を始めてから約四カ月、右も左も分からずウロウロしています。
やることもセオリーを無視して滅茶苦茶なことをしてしまいます。
今回の件も「レール→車輪→集電電極→モーター→電極→車輪→レール」の
通電経路を調べようと思って車輪にテスターリード棒を当てたところ、
車輪が回転しだし、手にしていたリード棒が「ゴツゴツ・・・」と何か出っ張りに
ぶつかってる感じがしたので車輪を点検してみました。
車輪は傷だらけ、黒い点点もありました。 それからメッキ(クローム?)も
剥げたり、めくれたりして、地肌(真鍮?)がえぐれているところも
ありました。 

おしゃるとおり、ヤスリがけは最後の手段でしょうが、これをやるしかないと判断して
「車輪を回転させてサンドペーパーを押し当て」て削ってしまいました。(四輪とも)
仕上げは目の細かい?(#150)ペーパーで磨きましたが、鏡面仕上げとは程遠い仕上がりです。
機関車が走るかどうかはまだわかりません。
この機関車(動力台車)が直らなかったら新しい台車を購入しようと思っています。
今度は扱いに注意して「クリーニング液」も使って
丁寧に手入れをします。

ご教授、ありがとうございました。 今後ともご指導のほどよろしくお願い申し上げます。

(追伸)
私はこの機関車の走行をPWM(パルス幅変調)で制御しています。
普通は供給電圧をアナログ的に上下させてコントロールするのでしょうが、
PWMでは常にピーク電圧(私は12V)のパルスが加わります。(パルス幅は変化します。)
この12Vパルスが何か悪さをするのでしょうか?
(機関車はアナログ電圧だったら9Vぐらいで相当の高速になってしまいます。)

PWM制御での注意点などお教えいただけたら幸いです。 よろしくお願いいたします。
返信する

コメントを投稿

工作実習」カテゴリの最新記事