2023・08・11(金曜日) 晴れ
OPアンプの積分回路とコンパレータを組み合わせたV-Fコンバータの
実験をしてみた。
参考書を手本にして自己流を交えて回路を組み立て動作させてみた。
ところが動作しない・・・
なんでだろう? 積分回路だけにして機能を確認すれば正常に動作している。
コンパレータだけにして動作確認すれば正常だ。
ところがこの2つを結合してテストしようとすると動作してくれない・・・
どうしてだろう??? こんなことを何度も繰り返しているうちにやっと
連続した波形が出力されるようになった。
原因は分からないけど(多分配線間違いだろう)まぁ、いいかぁ・・・・
最終工程としてV-F変換のデータを確認してみた。
入力電圧を変化させて出力の周波数を確認してデータを記録した。
入力電圧は10KΩのボリューム(VR)を使用して回転軸を指でつまんで回して
変化させたのだが、抵抗体とスライダーの接触不良やバックラッシュ等で電圧値が
安定して固定できず、中途半端な数値データとなってしまった。
このデーターをグラフ化するのにとても苦労してしまった。
入力電圧のデーターを基準にして等間隔でデータを収集するべきだったが
出力周波数を基準にしてしまったのが拙かった(反省しきり・・・・・)
等間隔でデーターが取れていればエクセルで簡単にグラフ化できたのだが、
バラバラに記録したデータでは「人間が手でグラフ化するしかない」のだ。
グラフ用紙まで含めて手作りしたグラフがこれです。
積分コンデンサ(C)は1μF、0.1μF、0.01μFの3種類。
最低周波数は0.5Hz、最高周波数は1204Hzでした。
注 0.001μFのときは最高周波数は11KHzまで出力できました。
これをグラフ化するのは大変なので止めました。
グラフ上ではデータに従ってプロットした点がバラついているところが
ありますが、これは測定ミスということにして、その中間を通って直線を
引きました。
さすがにOPアンプの積分結果は大したものです。
右肩上がりに真っすぐな直線(「真っすぐな直線」という表現はおかしい
ですよね。「馬から落ちて落馬した」と同類です・・・)が伸びています。
こんないい加減な工作でもV-F変換の直線性は凄いです。
OPアンプの積分回路は大したものだと感心しています。
これをもって、積分回路のお勉強は完了といたします。
この拙いブログを閲覧くださり、応援をくださった皆様には厚く御礼を申し上げます。
次回もまたよろしくお願いいたします。
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