2015/08/27(木曜日) 晴れ時々曇り
自作スチームエンジンボートの走りっぷりを少しでも良くしようとあれこれと
試しているのだが一向に効果が現れない。
今回は今まで搭載していた円筒型1.3リットル釜を以前工作した四角釜
(0.9リットル)に換えて走航させてみた。
この四角釜は容量が少ない分、上背が低くてボートに乗せた場合、重心位置が
下がり安定性が増すはずだ。
そこで安定性が増した分、積んであるバラストを降ろして船体を軽くしようと
いうわけだ。
ところが・・・・・・・・
↓ いつもの操艇場。 本来は立ち入り禁止の場所だが自己責任ということで・・・・・

↓ 入り江があってテストには都合が良い。

↓ 接岸場所はこんな風で重量のあるボートの上げ下ろしがしやすい。

↓ ボイラーを降ろしてその下のバラストを取り外した。

↓ 左右の傾きや復元の状況を確認しながらバラスト量を調節した。

バラストを外しては船体を左右に揺らして復元状況を確認した。
あまりバラストを減らして転覆しては元も子もない。
このぐらいにしておこう・・・というわけで船体はあまり軽くはならなかった。
その走航状況をご覧ください。
今日は時々ちょっと強い風が吹いた。
風向きが沖に向かって吹くのでもしエンジンが停止したら大変なことになる。
対岸で走らせれば岸に吹き付けられるので大丈夫かもしれない。
というわけで対岸の操艇場に移動した。
↓ 対岸の操艇場。 足場は隙間や割れ目は全く無くて安心だ。
ただし、テストに便利な入り江や接岸場所はないのが残念だ。

↓ 少し先の方は堰になっていて水が流れ落ちている。 その音が辺りに響き渡っている。

こちら側の操艇場での走航状況をご覧ください。
バラストを降ろしても走航状況に変化はない。
多分船体の重さはそれほど軽くはなっていないのだろう。
家に帰ってから外したバラストの重さと、船体の重さを測ってみた。
↓ 取り外したバラスとはたった1.2Kgだ。

↓ 船体の重量は14Kgもある。

船体重量はまだ14キログラムもある。
これでは前とほとんど同じだから結果もこうなるのは当然だ。
さぁ、残るては手は満タン容積720cc、 運転時容積600ccの
小型カマボコ釜ボイラーの搭載だ。
このカマボコ釜ボイラーは一体型だから小型にできている。
これは更に背が低いから安定性は増してバラストは大量に減らせるかもしれない。
(どうだか、やってみないとわかりませんが・・・・・)
しかし、これはバーナーまで自作だから燃焼の安定性にはちょっと不安がある。
また、点火装置が無いのでチャッカマンのようなライターで点火しなくてはならない。
そのためライターを持った手が入るスペースが必用になる。
そんなこんなで交換はなかなか難しそうだがやてみよう・・・・・・・
いっそのことバラストを思い切り減らし安定確保のためアウトリガーを付けて見ますか。(あるいは船体の横腹に細長い浮力タンクを貼り付ける)
しかし強風の中、このくらい走れば良いのでは、と思うのですが。
このボート以前は確かに8キログラムぐらいのバラストだったと思うのですが、
それは固形燃料炊きの頃だったかも知れません。
四角釜はその頃から使ってました。 その後アルコール、ガスとレベルアップしましたが
走りはあまり進歩無しだったですね。
まぁ、このくらいの走りで満足するべきかもしれません。
でも、もう一つ小型ボイラーでの走りを試して見ます。
自作バーナーの燃焼状態が心配ですが、このボイラーは背が低いですからもう少し
バラスとが減らせるかも知れません・・・・・・・
(結構長かった)
安定性はぐんとアップしましたねぇ。
そんなに早くなくても良いんじゃないですかねぇ。
素人はそう思いますが~~!
それより、ベタ凪の水面に空や雲、周りの草木、ビルの影まで写りこんでいて、なんとも雰囲気があります。けい婆(baba)には、その中にブルーの船体が優雅に走行していると見えました。
シツコイようですが、そんなに早くなくても良いんじゃないのお・・・・。
動画を2本も見てくださってありがとっ!
いつも同じような動画ばかりです。(今回は操縦しながら撮影しました。)
青空も出ていたのでそれが写ってちょっと雰囲気は良かったです。
動画だとフレーム範囲のせいもあってそれなりの走りっぷりに見えますが、
実際の目で見る広い風景の中ではボートはじれったいほどのノロノロ走航です。
もう少し早く走ってくれれば・・・・ もう一回だけ性能アップに挑戦してみます。
これでもノロノロならもう諦めます・・・・
またもう一度応援をお願いします。