2023・04・01(土曜日) 晴れ
マイコン工作ではこの小さなタクトスイッチ(押しボタンスイッチ)をよく使っている。
オン・オフする接点は1組だけ(1回路)。 ボタンを押している間、オンになる。
今まで何度も使用したけどトラブルはなかった。(あっても問題なかっただけか?)
ところが今回、マイコンに接続するテンキー装置のスイッチとして使ったら不具合が
あるスイッチがあって、入力値にエラーが出る現象が発生した。
最初は「チャタリングによる不具合」と思ってその対応に時間を費やしたが、そのうち
特定のスイッチを操作したときに時々エラーになることがわかった。
そのスイッチを他のスイッチに交換したらエラーは発生しなくなった。
しかし、他のスイッチも時々はエラーが発生することがあるのでエラーは皆無にはなら
ない。
そこで、このスイッチはどんな構造なのか知りたくなって分解して調べてみた。
スイッチの押しボタンを押したときの「ペコっ、ポコっ」という感触はこの「ペコペコ電極」の
動作だったんだね。
ペコっ、ポコっとへっこんだりでっぱたりはするけど接点の接触を良くするという機能はない
だろう。 接点の接触の強さはボタンを押す指の力加減で変化するはずだ。
まっ、1個10円のスイッチにそんな贅沢は言えない。
こんなスイッチをよくまぁ10円で作れるものだ。
売値が10円なんだから原価はもっと安いはずだ。
貧乏工作実習生には大助かりだけどね。
このスイッチを使う場合は、「接触不良によるトラブル」を頭に入れて工作しないといけない。
何かエラーがでたら、そのエラーを修正できるような手段が必要だ。
何項目もあるデータを入力しているうちにエラーになったようなとき、また初めからデータを
入れ直す何てうんざりするだろう。
(オイらが工作中のシステムがその、うんざりに遭遇しています(泣き))
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