2010/2/13(土曜日) 雨
今日もとても寒い。
朝から小雨が降って、時々雪も混じっているようだった。
庭には餌付けしたシロハラが姿を見せている。
シロハラもたぶん背脂肉を食べるだろうと思って細かく切ってあげてみた。
最初は恐る恐る近寄ってついばんでいたが、美味(おい)しさがわかったのか
喜んで食べてるようだった。
背脂肉は小さく切ってあるとはいえ、ミルワームよりはだいぶボリュームが
ある。 いくつか食べると腹いっぱいなのか、食べ残して飛び去って行った。
↓ 細かく切った背脂肉を美味しそうに食べるシロハラ。 (昨日12日撮影)
どこかでそれを見ていたヒヨドリがさーっとやってきて残りを全部食べてしまった。
ヒヨドリはコゲラにあげた背脂肉でその味は先刻承知だ。
これはまずいぞ!
案の定、シロハラがやってくると、「それはオイラのおやつだぞ!」とばかりヒヨドリが急降下
してきて暴れておやつを横取りしてしまう。
シロハラは驚いて慌てて逃げて、しばらくは姿を見せなくなってしまう。
これは問題だ。
よーし、ヒヨドリ捕獲をまじめにやってみよう。
今までお代官さまにお願いしていたけど、TVを見ながらの片手間仕事ではあの頭の良い
ヒヨドリを捕まえるのは無理だ。
そこで、実習生じきじきのお出ましとなった。
↓ 今日のワナはこんなところに仕掛けた。 障子を閉めればこちらの姿は見えなくなる。
↓ ヒヨをおびき寄せる餌は大好物の背脂肉の細切れだ。
↓ 障子を閉めてヒヨがやってくるのをじーっと待つ。 寒いよー。
↓ 来た来た、ヒヨが警戒しながらやってきた。
↓ 「入れ! ワナの中に入ってくれ!」
やっとヒヨがワナの中に入った!
はやる気持ちを抑えて、ヒヨが安心して肉をついばむまで待った。
そしてついに、ワナを落とす紐を引いた。 エイヤっと!
ワナはパタンと落ちてヒヨはついに囚われの身に・・・・
(この間は緊張して紐を握っていたので写真は撮れませんでした。)
↓ 哀れ囚われの身になってしまったヒヨドリ。
↓ ヒヨの仲間への見せしめのためにしばらくこうやって置いた。
その後仲間のヒヨがやってきてワナの周りをうろついたり、網の上に乗ったりしたので
「仲間を心配してやってきたのかぁ・・感心だなぁ・・・」何て思ったりしたが
結局は残った背脂肉を食べたかっただけだったんだよ。 薄情だね!
さぁ、お仕置きはこのぐらいにして捕まえて川原に持っていって放してこようと網の中から
取り出すことにした。
ところがこれがなかなか難しいのだ。
今まで何回か同じようなことをしたが、すばしっこいヒヨは、網に腕を差し入れたときにできる
わずかな隙間から逃げ出してしまうのだ。
そこで布切れをかぶせて暗くしてヒヨをおとなしくして捕まえなくてはならないのだ。
↓ こうして布をかぶせて暗くしてから手袋をはめた手を差し込んで手づかみするんだよ。
つかまったヒヨはギャー、ギャーと大きな声で鳴く。 こっちだっておっかなびっくりなのに!
↓ 手づかみしたヒヨドリ。 とても温かくて心臓の鼓動が伝わってくる。
「もう庭に来るんじゃぁないよ、今度来たら食べちゃうからな(冗談ですよ)」と懇々と諭して
その後川原まで運んで逃がしてあげた。
でもねぇ、近くの藪にはヒヨがたくさんいるからイタチごっこだろうね。
とにかくヒヨの捕獲ができてよかった、よかった。
これで今回のヒヨドリ捕獲作戦は終了としよう。
(ほんとはヒヨドリだって捕まえてはいけないんでしょう? でもこの場合は
すぐ逃がしてあげたからいいよね・・・ 愛鳥家の皆さん、許してね。
愛鳥家の皆さんがヒヨドリを皆連れってくれればありがたいのですが・・・)
今日もとても寒い。
朝から小雨が降って、時々雪も混じっているようだった。
庭には餌付けしたシロハラが姿を見せている。
シロハラもたぶん背脂肉を食べるだろうと思って細かく切ってあげてみた。
最初は恐る恐る近寄ってついばんでいたが、美味(おい)しさがわかったのか
喜んで食べてるようだった。
背脂肉は小さく切ってあるとはいえ、ミルワームよりはだいぶボリュームが
ある。 いくつか食べると腹いっぱいなのか、食べ残して飛び去って行った。
↓ 細かく切った背脂肉を美味しそうに食べるシロハラ。 (昨日12日撮影)
どこかでそれを見ていたヒヨドリがさーっとやってきて残りを全部食べてしまった。
ヒヨドリはコゲラにあげた背脂肉でその味は先刻承知だ。
これはまずいぞ!
案の定、シロハラがやってくると、「それはオイラのおやつだぞ!」とばかりヒヨドリが急降下
してきて暴れておやつを横取りしてしまう。
シロハラは驚いて慌てて逃げて、しばらくは姿を見せなくなってしまう。
これは問題だ。
よーし、ヒヨドリ捕獲をまじめにやってみよう。
今までお代官さまにお願いしていたけど、TVを見ながらの片手間仕事ではあの頭の良い
ヒヨドリを捕まえるのは無理だ。
そこで、実習生じきじきのお出ましとなった。
↓ 今日のワナはこんなところに仕掛けた。 障子を閉めればこちらの姿は見えなくなる。
↓ ヒヨをおびき寄せる餌は大好物の背脂肉の細切れだ。
↓ 障子を閉めてヒヨがやってくるのをじーっと待つ。 寒いよー。
↓ 来た来た、ヒヨが警戒しながらやってきた。
↓ 「入れ! ワナの中に入ってくれ!」
やっとヒヨがワナの中に入った!
はやる気持ちを抑えて、ヒヨが安心して肉をついばむまで待った。
そしてついに、ワナを落とす紐を引いた。 エイヤっと!
ワナはパタンと落ちてヒヨはついに囚われの身に・・・・
(この間は緊張して紐を握っていたので写真は撮れませんでした。)
↓ 哀れ囚われの身になってしまったヒヨドリ。
↓ ヒヨの仲間への見せしめのためにしばらくこうやって置いた。
その後仲間のヒヨがやってきてワナの周りをうろついたり、網の上に乗ったりしたので
「仲間を心配してやってきたのかぁ・・感心だなぁ・・・」何て思ったりしたが
結局は残った背脂肉を食べたかっただけだったんだよ。 薄情だね!
さぁ、お仕置きはこのぐらいにして捕まえて川原に持っていって放してこようと網の中から
取り出すことにした。
ところがこれがなかなか難しいのだ。
今まで何回か同じようなことをしたが、すばしっこいヒヨは、網に腕を差し入れたときにできる
わずかな隙間から逃げ出してしまうのだ。
そこで布切れをかぶせて暗くしてヒヨをおとなしくして捕まえなくてはならないのだ。
↓ こうして布をかぶせて暗くしてから手袋をはめた手を差し込んで手づかみするんだよ。
つかまったヒヨはギャー、ギャーと大きな声で鳴く。 こっちだっておっかなびっくりなのに!
↓ 手づかみしたヒヨドリ。 とても温かくて心臓の鼓動が伝わってくる。
「もう庭に来るんじゃぁないよ、今度来たら食べちゃうからな(冗談ですよ)」と懇々と諭して
その後川原まで運んで逃がしてあげた。
でもねぇ、近くの藪にはヒヨがたくさんいるからイタチごっこだろうね。
とにかくヒヨの捕獲ができてよかった、よかった。
これで今回のヒヨドリ捕獲作戦は終了としよう。
(ほんとはヒヨドリだって捕まえてはいけないんでしょう? でもこの場合は
すぐ逃がしてあげたからいいよね・・・ 愛鳥家の皆さん、許してね。
愛鳥家の皆さんがヒヨドリを皆連れってくれればありがたいのですが・・・)
この記事は見ていて興奮し、楽しくなりました。
これはまさしく「捕物鳥」ですよ。
やっぱり片手間じゃ頭の大きいヒヨはつかまりませんね。
心臓の鼓動まで伝わったとは、でもこちら実習生さんの鼓動も相手に伝わったんでしょうね。だって気持ち悪いもんね。
河原で逃がしてやったと言うのはやさしいですね。
鳴き騒がれるとドキドキしちゃうでしょう。
雪の降る中を御苦労さまでした。
このヒヨドリ、お代官さまが何度も失敗して驚かせて
いたのに、やっぱり空腹には勝てないのですね。
実習生に捕らえられてしまいました。
ヒヨを手づかみにするのは今回で二度目ですからそれほど怖くはなかったけど
最初のときは怖かったですよ。
ギャー、ギャー泣き叫ぶし、手袋を噛み付くし、足で手袋に
しがみつくし、その様子を写真に撮る余裕なんてありませんでした。
今回は間近でヒヨの様子を見たり、写真を撮ったり(片方の手で)
余裕がありました。
ヒヨの体は本当に温かいです。 心臓の鼓動も早くてはっきり伝わってきました。
ヒヨドリを袋に入れるのは可哀そうなのでこのまま、
布で隠してこのまま川原に行きました。
傘も差さずに、雨に濡れて・・・・・・
そして川原で放してやりました。 ヒヨは一目散で逃げて行きました。
もう庭に来なければいいのですが、まだ片割れが残ってますから心配です。
このままでは家に損害を与えるのではと心配するくらいの音で・・出来たら私も捕り物鳥やりたいくらいです
このヒヨは河原ですか?
戻ってきそうなんですが・・・・シロハラ君がゆっくりとお食事してもらうためには仕方ないですね
我が家でもやりたい~~~
ヒヨは乱暴者だから困ってしまいますよね。
あの勢いで窓などにぶつかってきたらガラスが割れちゃうかもしれません。
捕まえたヒヨには足に目印(毛糸の小さなリボン)をつけて
河原で放しました。 家の近くですからヒヨの翼では10秒ぐらいで
戻ってきちゃうかもしれませんね。(笑い)
庭にはもう他のヒヨが来てます。 シロハラはおちおち餌も食べられません。
仕方なくまた「捕り物鳥」を始めました。
なおこんさんもがんばってね。
まあ、このケースは問題ないです。
自宅の囲いのある敷地内=庭で、いわゆる狩猟器具を使わない古典的なやり方なら、(狩猟期間である時期は)狩猟許可も無く、ヒヨドリなどの狩猟鳥(都道府県ごとにどの鳥を取っていいかは決まっていますので確認)は捕まえても構いません(もちろん、そのまま飼ってもいいです)。
ただ、間違ってもメジロなど、保護鳥を、許可無く捕まえてはいけません。ドバトも保護鳥なので気をつけましょう。
そうですか!、ヒヨドリは捕まえても大丈夫なんですね。
まぁ、一時捕まえていただけですので、大目にみてくれるかと思っていましたが安心しました。
ご教授ありがとうございました。
コメントありがとうございます。
このブログもずいぶん昔に開設したので記事もごちゃごちゃで見にくいと思います。
でも、それをいろいろご覧くださり感謝しております。
今はスチームエンジン工作などおもちゃの工作にハマっていてデジスコはちょっとお休みしている
ところです。 また機会があったら工作してみようとおもっています。
遠慮も何もない自分さえ良ければ後はどうなろうと知ったこっちゃないという鳥です。この鳥は捕まえたらそくあの世行きにしていますが、牛や豚さんみたいに死んで人間の役に立つわけでもない生き物です。
>強欲なのはひよどり!... への返信
コメントありがとうございました。
ヒヨドリ捕獲はもう10年以上も前のことでした。
初めて野鳥を手で捕まえて、ドキドキでした。
ヒヨドリも初めて人間に捉えられてドキドキだったでしょうね。
ヒヨドリの体の温かさ、心臓の鼓動が手に伝わってきました。
最近は野鳥と遊ぶことに遠ざかってしまいました。
また遊びたいと思っています。 これからもよろしくお願いします。
デジスコ実習生