これは、1月12日 の 営業車から降り立ったところです。
新年の挨拶へ1月5日、高野町へ上がりたかったのですが・・・
○○さん、谷に転げ落ちたかったら来てください。
運転テクニック自信あります?
ノーブレーキで来これます?
四駆でないと厳しいですよ。
と次々に、恐ろしい言葉が・・・
そして行きたいと思っていることを案じて、
それから毎日のように
「今日も無理です」
「また温かくなったらでいいですよ」
とお電話で状況をいただくほど。
仕方なく、機会をうかがっておりまして
ようやく12日、少し寒気もゆるみましたので2駆のスタッドレスで年始訪問。
嬉しいのなんのって!
雪化粧の奥の院入り口。
わぁ~綺麗!
この景色、子供にみせてやりたいなぁ・・・
そして、15日非常に強い寒気が入ってきました。
頭の中には12日に見た雪景色。
「高野町へ行きたい!!」
手袋!そうや、お兄ちゃんのスキーの手袋がある!
長靴履かそう!
あ、お兄ちゃんの長靴が無い。サイズが・・
よっしゃ買いに行こう!いずれ必要な時もあるだろう。
さぁ、行くぞ!!!!!
主人の車は、冬の金剛登山のために1月1日にスタッドレスに履き替えておりました。
一応4WDへ切り替えが効くため上がれます。
上がれ、上がれどんどん上がれ。
花坂を越えたら、除雪されたであろう路面に3cm程度は積雪が。
何度か途中でチェーンを巻く車が路側で停車中。
どんどん雪が深くなり・・・
大門をすぎ、いざ奥の院へ
おぉぉぉ!雪やぁ!!
メインの参道は、この凍てつく寒さのなかでもしっかり雪かきをしておられるので普通に歩くことができます。
しかし・・脇へそれるとその積雪量はすごいものです。
ごらんください。
身長約165cmの息子と、96cmの娘が立ち並んでいます。
すでに膝丈まである長靴が雪に埋まって見えません。
その後、さらに重みで雪が沈み息子の背は、娘の背より低くなりました。
はい、聖地です。墓所です。
なのに、申し訳ござません。すっかり雪遊び気分です。
娘は、サクサクズボっと入る雪の感触が楽しくこうやって穴をたくさん開けていました。
お不動さんへ水をかけるための柄杓
撮影のために氷を折らないでくださいと書いてるのに気付かず、折ろうとしてシッカリ注意された息子。
左端の方にある氷柱は、上からポタポタ落ちる雫が凍ってできたものです。
中央に見える水の流れも、実は凍っています。
本当に綺麗な雪景色を見ることが出来ました。
娘は、生まれてはじめての雪。
どうしてこんなに雪があるのに、雪だるまができないのか??
何度も雪を丸めますが、パサっとほどけてしまうのです。
そう、雪だるまが出来ないほどの寒さを実感。
お天気がよくなり、この日の帰りに大門で表示される気温はマイナス6.7度でした。
朝夕の冷え込みはどれほど厳しいことでしょうか。
途中、雪の中を歩く僧侶の頭の寒そうなこと・・・
秋の紅葉の高野町も美しいですが、この雪と僧侶と寺院の美しさも素晴らしいものです。
美しい町、高野町へどうぞお出かけください。
南海電鉄が「天空」という素敵な観光列車も出しています。
町の中を走るバスも、通常の南海デザインと天空と揃った緑の美しいバスと二種類走っています。
いたるところに立つ「こうやくん」も可愛いらしい。
(イメージソングを、キダ・タロー氏が作られております)
京都や奈良もいいですが、意外と穴場スポットの和歌山県
魅力にあふれる町がたくさんありますよ!