天装戦隊ゴセイジャー 「ｅｐｉｃ１２ ミラクル・ゴセイヘッダー大集合 」

モンス・ドレイクが流星のデレプタと共に地球に攻めてきた。

アラタ達５人はゴセイジャーにチェンジし、立ち向かう。レッドの前にデレプタが、他の４人にはドレイクが立ちはだかる。ドレイクとデレプタの猛攻に５人は全く歯が立たない。間の悪いことに５人は天装術が使えなくなってしまう。５人は突進するも、マスターヘッドの起こした竜巻により撤収させられる。

５人はまだ戦えると言うが、データスからマスターヘッドは竜巻によって力を使い果たし、連絡が取れなくなってしまい、見守っているだけのマスターヘッドが何かあるはずだと言う。そしてデータスはマスターヘッドから最後に送られてきたメッセージを再生。それによると、私は５つの尖った波動を感じた。今のままでは変身すらできないだろうと言う。

空が割れ、ドレイクとデレプタが引力落としの儀式を始めると言う。デレプタはドレイクの胸に斧を突き立てたその時、ドレイクの体内の暗黒惑星の力が月を引き寄せ始めた。

５人は地球とひとつであり、地球と共に戦うことを確認する。そして再びゴセイジャーとなり、ドレイクとデレプタに立ち向かう。５人の力は一段と増している。そしてドレイクの引力落としの儀式を阻止した。

デレプタが巨大化。ゴセイグレートとデータスハイパーで立ち向かう。だがデレプタの猛攻に２体のロボットは苦戦。その時、レッドは新たなカードを手にする。そしてスカイック、ランディック、シーイックブラザーとゴセイグレート、データスハイパーが合体、ハイパーゴセイグレートとなった。デレプタにハイパーヘッダーストライクが炸裂。デレプタを倒した。

アラタ達５人は地球の偉大さを再確認していた。


アラタ達は連戦で自信を付け始めていましたが、実はそれはただの自惚れでそれによって窮地に陥ってしまい、その壁を乗り越えて肝心なことを思い出し、一段と強くなっていくというのは王道パターンですね。

そして今回はゴセイグレート、スカイック、ランディック、シーイックの各ブラザーとデータスハイパーが合体し、ハイパーゴセイグレートが登場しました。

仮面ライダーＷ 「第３３話 Ｙの悲劇／きのうを探す女」

「昨日を探して欲しいんです。」

探偵事務所に依頼してきた女性不破夕子はそう言う。きのうとは夕子の飼猫の名前である。翔太郎はその猫を探すことに。夕子は、困ったことがあったら鳴海探偵事務所に行けと言われたと言う。

照井達は西山不動産社長を事情徴集。警察によるとその会社の社員・平林武史は昨日急に道に飛び出し、車に跳ねられた。ドライバーはまるで何かに引っ張られていたようだったと言っている。平林は全治３ヶ月である。別の社員・野田賢一は車のスピードを上げ一直線で民家に突っ込む。その２人には共通の８の字型のアザがあった。西山はかなり強引な地上げをしており、あまりいい評判を聞かない。西山自身は昨日の午後３時は自宅のプールで泳いでいたという。午後３時になると、西山は突然屋上から飛び降りようとした。その瞬間、照井が西山の脚を押さえる。西山にも８の字型のアザがあった。

翔太郎達はきのうを探している途中に風都ホールにたどり着く。夕子は翌日行われる冴子の講演会のポスターを目にする。夕子がポスターの隅に描かれたふうとくんを指した時、翔太郎は霧彦のことを思い出していた。夕子と二手に分かれてきのうを探している途中に翔太郎はドーパントを発見。

冴子の講演会を狙うという脅迫状が届くが、井坂と冴子は全く動じていない。若菜は親父・琉兵衛が何故あの光景を私だけに見せたのか、と疑問を抱いていた。

翔太郎とフィリップはＷに変身、ドーパントに立ち向かう。そしてヒートメタルに変身。ホールの中で戦闘。Ｗはドーパントの攻撃を受けるが、翔太郎は効いていないと言う。もう一度サイクロンジョーカーに変身。マキシマムドライブを放つがドーパントの姿を見失う。

翔太郎の前に夕子がきのうを抱えて姿を現す。そして夕子は明日が楽しみだと言う。

照井によると被害者西山とその部下・平林と野田は昏睡状態である。

冴子の講演会が始まった。夕子はさぁ、始めましょうか・・・左翔太郎君・・・と言うとイエスタデイドーパントに変身。午後３時になると、翔太郎は昨日と同じ言動を取り始める。
フィリップは検索を開始。メモリの名はイエスタデイで、他人の記憶を操作でき、イエスタデイの刻印が発動すると自分の意志はなくなり、２４時間前の記憶通り行動するとフィリップが言う。平林は事件前日犬の散歩をしており、野田は高速道路をドライブしていた。

翔太郎はホールにたどり着いていた。昨日の戦いでイエスタデイの攻撃によって翔太郎に８の字の刻印が打ち込まれていたのだ。刻印の発動から２４時間経つと記憶のリロードが終わり、昏睡状態になるのだ。そして２人はＷに変身。さらにヒートジョーカーに変身し、講演会中のホールに乗り込む。その光景をみた冴子はそういうことかと納得する。そこに照井があらわれアクセルに変身。冴子にジョーカーエクストリームが炸裂しそうになった瞬間アクセルがＷを食い止める。アクセルはバイクフォームに変身、Ｗを外に連れ出す。そこにエクストリームメモリが飛来、Ｗがサイクロンジョーカーエクストリームに変身すると同時に刻印が消え、翔太郎は元に戻る。

サイクロンジョーカーエクストリームはプリズムビッカーを手にし、ドーパントに立ち向かう。フィリップが君の正体は分かっていると言うとイエスタデイは変身を解除。夕子に戻る。夕子は実は霧彦の妹・ユキエなのだ。フィリップは復讐のために冴子を狙うのかと言うが、ユキエはミュージアムの幹部になると言う。そしてＷとアクセルを攻撃。Ｗがドーパントに斬りかかった瞬間、ドーパントは変身解除、ユキエに戻っていた・・・。


今回の依頼人・夕子の正体は、霧彦の妹・ユキエでした。ユキエが変身するイエスタデイドーパントは翔太郎の記憶を操作し、冴子の講演会場を襲撃させましたが、霧彦の復讐のためかと思いきやその力を冴子に示し、霧彦の二の舞にならぬようミュージアムの幹部になりたいだけだったというのには意表を突かれました。ミュージアムによって抹殺された兄・霧彦の仇を討つというベタな展開をきたいしていただけに。

ユキエを演じたのは平田薫氏で、「魔法戦隊マジレンジャー」（２００５年２月～２００６年２月）でマジレッド＝小津魁の彼女・山崎さんを演じていました。