仮面ライダーオーズ／ＯＯＯ 「第８話 サボりと無欲と休憩中」

アンクはウヴァにコアメダルをワザと飛ばし、カザリによろしく言っておけとウヴァに伝え、その場を去る。

桃子は武の当選した宝くじを川に投げ捨てる。

カザリはメズールにウヴァのコアメダルを隠し持っていることを見破られ、ウヴァとカザリはコアメダルを交換する。

武は若いうちにカメラマンとして成功したが、いつからか写真を撮らなくなってしまい、商売道具のカメラを売ってその金で遊んでいる。前は貪欲でギラギラしていたが、一度贅沢した途端にダメ男となってしまったのだ。それを桃子から聞いた映司は夏休みが終わり、学校に行きたくなくなるということに例えると、桃子は微妙だと言い、武は欲がなくなったと言う。映司は人の欲はそう簡単に無くならないと桃子に言う。

アンクはセルメダルがもっとあればと映司に連絡しようとするも、時々食えないと言う。

ベンダー隊長・後藤は鴻上にオーズ＝映司にコアメダルを集中させることに納得いかないと言うが、鴻上は非常に興味深く、オーズは８００年前にグリードを封印したすさまじい存在であり、コアメダルの力を自在に使え、コンボで発動するとてつもないパワーを受け止め、自分のモノとする、映司はその通りの戦いをしていると言う。後藤は今のところはそうでも、ふざけているのか真面目なのか分からない一般人よりも私が、と言いかけると鴻上はわけの分からない一般人にペースを乱されるのはやめたまえ、君らしくないと言う。

知世子は映司をクスクシエで共に働かせたいと思うも、映司が煮えきらず、比奈のことを気にしているらしいと知世子は比奈に言う。

映司は武に今は世界を旅することを休憩中だと言うと、武はオレもそんなところで人生をサボりたいと言う。映司は今度は揚げまんじゅうを例えにだすが、武にも微妙だなと言い、欲がなくなり、一度なくすとダメだと言う。映司は奥さんも同じことを言っていて、やっぱり夫婦だと言い、今でも揚げまんじゅうが好きで初めて食べた時の感動はわすれられなく、人の欲はそう簡単になくならないと言う。

映司は鴻上のもとを尋ねる。

武と桃子は偶然出会う。

ヤミーの気配を察知したアンクはヤミーのもとに向かおうとする。そこに映司が現れ、鴻上を尋ねた時に前借りしたセルメダルをアンクに渡し、ヤミーのもとに向かう。映司はオーズに変身、ヤミーに立ち向かう。

オーズはタカキリバに変身するも歯が立たず、ラキリバに変身、ヤミーを倒した。

武は再び写真を撮ることになった。夫婦は気付けたのは映司のおかげだと言う。

比奈はアンクのことで気にしている映司に、アンクの体は兄であり、一緒にいた方が安心だからクスクシエで一緒に働いてくれと言う。映司は了承する。


武がブラブラするようになったのが、写真家として成功し、撮り尽くして欲がなくなってしまったためでしたが、映司の人の欲はなくならず、初めての感動は忘れられないという言葉に感化され再び武は写真を撮るようになった・・・というあたり、何か映司って妙に人を説得するのに長けてるんだなぁと思いますね。

一見欲とは無縁そうな映司でも、明日のパンツと小銭さえあればいいという規模が小さいとはいえ、欲を持っており、人間の欲は無くならないというのには説得力がありますね。

それにしても、手だけのアンクを見た小学生がツチノコだと言っていましたが、今時の小学生がツチノコを知っているのだろうか。