仮面ライダーウィザード 「第１９話 今日の命、明日の命」

ビーストは及川を誘拐してしまう。

コヨミは輪島に魔宝石を渡す。

攻介は及川にあんたの中にいるファントムが欲しいと言うが、及川は理解できず自宅に帰る。攻介もついて行く。及川は妻の絵に話しかけていた。かつて及川は妻と話しながら絵を描くのが日課だった。だが、妻は病弱で他界、それから及川は絵が描けなくなってしまった。今となっては妻の絵と話すことだけが及川の生きる希望なのだ。
晴人は凛子から及川は有名な絵描きだと聞く。晴人達が及川の自宅に来る。晴人はゲートのことを攻介に説明。攻介はメドゥーサに騙されていたことを知る。攻介は晴人にファントムの魔力を食わないと明日をもしれない体だと言うと、晴人は
「ゲートの命は今危ないんだ。明日の命より、まずは今日の命だ。」
と言う。

凛子は攻介に
「晴人君は呑気でいいと言ってたけど、それは間違いよ。晴人君はゲートを守るために自分の命をかけてる。ゲートが絶望してファントムを生み出すところを晴人君は見てるから。この悲劇を止められるのは魔法使いだけ。だから自分が戦うしかないって。」
と言う。

攻介はメドゥーサと晴人に言われたことに対して揺れていた。

及川の妻の絵を面影堂に運ぶ準備をしている時に晴人は絵の裏に一通の手紙を見つける。

新たな指輪が完成した。

晴人達の前にファントムが現れ、晴人はウィザードに変身して立ち向かう。面影堂に向かう及川達はグールに取り囲まれ、妻の絵はファントムに壊されてしまう。そこに攻介が現れ、ウィザードに
「明日の命より今日の命だったな。とりあえず明日のことを今日は考えないことにした。今日は今日をちゃんと生きる。明日のことはそれからだ。」
と言ってビーストに変身、ウィザードと共にファントムに立ち向かう。ウィザードはコヨミから新たな指輪を受け取る。

ドンドドッドッドッゴーン！ドンドッドゴーン！

ウィザードはランドドラゴンスタイルに変身。コヨミに魔宝石を渡した男がそれを目撃。
「４つのエレメントを全て進化した。もう戻れないよね。さぁてどうなるのかな。」
と言う。

ウィザードはファントムを倒した。

ビーストは及川のアンダーワールドに入り、キマイラと共にアンダーワールドのファントムを倒した。

晴人はまだ希望はなくなっていないと及川に妻からの手紙を渡す。文面には


あなたへ

あなたがこれを読む頃、私はそばにいないんでしょうね。
でも悲しまないで。
私のことを振り返るより、新しい絵をいっぱい描いて。
私達の家があなたの絵で埋まるくらい。

これが私の希望です。

由貴子


とあった。晴人は
「奥さんは今もあんたの絵を楽しみにしており、その希望を叶えることがあんたにとっても希望なんじゃないか。」
と言う。

ファントムを倒せば普通の人間に戻れるために、瞬平は晴人が攻介のアンダーワールドに入り、攻介のファントムを倒せばいいと言う。晴人は攻介のアンダーワールドに入ろうとするが、キマイラは強いために返り討ちにしたら後味が悪いと断る。そして次はどっちが先にファントムを倒すかとなおも晴人をライバル視する。



攻介は晴人からゲートについて説明を受けたことで晴人に感化されて誤解が解けましたが、次の回でこの展開は意外と早かったですね。そしてウィザードとビーストの共闘もありました。共闘しても互いを食い合うこともないので今後も共闘はありそうですね。もっとも攻介は相変わらず晴人をライバル視していますが。

ランドドラゴンスタイルが登場し、４大エレメントが進化したことで謎の男がもう戻れないと言っていましたが、今後の展開に影響を及ぼしそうでウィザードがどうなるのか気になりますね。