ボンクラ中年の暴走日記

とあるオタク気質な中年男の日記

仮面ライダードライブ 「第15話 その想いが届くのはいつか」

2015-01-25 10:43:54 | 仮面ライダーシリーズ
マッハは自身がプロトドライブだとわかったチェイサーを倒すために後を追うが逃げられてしまう。

進之介達はプロトドライブが霧子の命の恩人で大切な存在だと知っていたためにチェイサーの正体を知っていても霧子を気遣っていた。霧子はチェイサーが元に戻ることはあるのかとベルトさんに聞くが、剛はロイミュードは人間の敵であることは変わらないためにあり得ないと言った。霧子はそれでも希望があると信じる。剛は聞く耳を持たない霧子に苛立ちを見せる。

リラは進之介と霧子を突き放す。

進之介は刑務所に落ちていた戦車を意味するタロットカードを拾う。

剛はリラの事務所の社長・村正と共にリラを探す。

リラは霧子に怪物の正体は命の恩人・占い師二階堂弘樹であると言った。リラの仕事が順調になった一年前に二階堂は姿を消し、リラは仕事に熱中するあまり二階堂が愛想を尽かしたのではないかと思っていたが戻って私を守っていてくれていてもう一度二階堂に会いたいと言う。そこに村正が現れリラを連れ戻す。その時ロイミュードが現れ村正を襲う。剛がマッハに変身し応戦、トドメを刺そうとするがリラに押さえられロイミュードを逃がしてしまう。

霧子は二階堂を探しだし、
「怪物でも人間と通じ合える心があることを証明します」
と言う。剛はチェイスと今回のロイミュードと重ねているだけだと切り捨てる。

ブレンはチェイスを処刑しようとするが、メディックがリセットすると言う。

二階堂の占い部屋は当時のままで、リラは毎日のように来ていた。部屋の管理人は二階堂が村正にリラと別れるように言われているのを目撃していた。

進之介はリラの前の住居に向かいタロットカードと日記を発見。進之介の中で全てが繋がった。

進之介達はリラと二階堂と初めて会った場所に行く。進之介はリラに日記を見せる。リラは二階堂から別れ話を切り出され、二階堂を誤って死なせてしまった過去の真実、犯した罪を忘れており、二階堂が生きているという願望が怪物を生み出したと進之介は言う。ロイミュード096はリラの影の記憶をインストールしていた。進之介と剛は変身しロイミュードに立ち向かう。そして096を倒した瞬間チェイサーが現れドライブとマッハに襲いかかる。霧子はチェイサーに呼び掛けるがチェイサーには届かない。ドライブとマッハはチェイサーとブレンに苦戦するが辛うじて退ける。

「奴のことはあきらめろ。ロイミュードが人間と心を通じ合わせることはない。」
と剛は霧子に言う。


霧子:「このタロット、怪物が残した3枚とは別に一枚、欠けたカードがあります。そのカードは弘樹さんが持っていたんだと思います。それが彼の本当の想いだから。欠けていたカードは゛ワールド“、意味は?」
リラ:「永遠の愛」
霧子:「どうして諦めたんです!?どうして最後まで信じてあげられなかったんです!?一番大切な人を」
リラ:「そんなのあなたの勝手な想像じゃない!ごめんなさい弘樹・・・」
進之介:「剛、霧子は変わらないよ。」



霧子はチェイスが自身の命の恩人であるとわかり、記憶を取り戻そうとしますが、剛はロイミュードは人類の敵でありわかり合えるわけもなく倒すべき相手だという考えを持っており、頑として譲りませんが剛には剛なりの事情があるかと思われます。

リラと霧子は恩人というキーワードで共感を覚えたものの、リラからもそれは勝手な想像と突き放されてしまい、霧子にとっては酷で今回は救いのない終わり方となってしまいましたが、霧子の人間と人外の心を通わせるという考えはいつの日か実を結ぶということになるのでしょうか。

話は変わり以下は余談ですが、リラを演じた末永遥氏と二階堂を演じた三上真史氏は「轟轟戦隊ボウケンジャー」(2006~2007年)のピンクとブルーでした。