ボンクラ中年の暴走日記

とあるオタク気質な中年男の日記

仮面ライダードライブ 「第42話 女神の真実はどこにあるのか」

2015-08-16 10:11:24 | 仮面ライダーシリーズ
特状課はメディックが羽鳥美鈴を病院に運び、その結果何人もの女性が倒れ、意識不明になった事に対し、最初はロイミュードが人間を使った実験だと思い込んでいた。だが進ノ介はメディックが予想していなかったアクシデントだったと指摘。なぜそう思うというチェイスに対し進ノ介はメディックが美鈴を病院に運んだのは彼女を目覚めさせるためで、無差別に誰かを傷つけようとする悪意はなかったと返す。ベルトさんは美鈴の覚醒と最終進化、何の関係があるのかと疑問に思う。

グローバルフリーズ直後、まだ人間の姿を持たなかったメディック(009)は美鈴の消えかけている意識と共鳴し、009は美鈴の心・・・自分より愛する者を助けたいという強烈な意志を知り混乱、もっとこの感情を調べねばならず、美鈴を純真な愛によって生み出された力で治療、命を救う。メディック(衣装が白)はその後、多くのロイミュードを治療、その力には同時に治癒した相手の感情をメディックに刻み込む副作用があり、治した数だけ人間から得た感情・・・恨み、妬み、憎しみなどドス黒い感情が刻み込まれた。その結果、仲間をも切り捨てる冷酷な悪魔となった。メディックは治療によって感情が上書きされたために完全に愛の感情が消えたと言う。だが進ノ介はその感情は消えていないと言う。

進ノ介:「だから美鈴さんを目覚めさせようとした。彼女が心を取り戻せばお前も同じ心を取り戻せると信じて。」

メディック:「でも、彼女は目覚めませんでしたわ。」

進ノ介:「その謎を解く鍵は・・・見つけるよ。ショウが誰なのか。」

ベルトさんとチェイスはメディックと超進化を招くために反対する。

進ノ介:「メディックのためだけじゃない。美鈴さんや意識不明になった被害者達を救うためだ。」

そこにロイミュードの体を手に入れた蛮野が現れゴルドドライブに変身。進ノ介とチェイスは変身し、ゴルドドライブに挑むが歯が立たない。共に来いというゴルドに対しメディックは信用しない。ゴルドはベース感情の初期化と増幅はたやすく、超進化に導くと言う。ゴルド、ブレン、メディックは退却。

剛にとって親父である蛮野は倒さなければならない相手なのだろうか・・・。だが剛はすでに覚悟を決めていた。

進ノ介は美鈴が在籍しているアモローソバレエカンパニーに美鈴のことを聞きこみに行った時一也を嫌っていたことを知る。そして究から一也は1千万円の借金を抱え、美鈴が失踪した1年前、バレエカンパニーの運用資金を横領していたという情報を得る。

一也が美鈴に手をかけようとしたその時、進ノ介と霧子、追田が現れ一也を現行犯逮捕。一也の横領を告発しようとしたために美鈴を殺害しようとしたのだ。

メディックはゴルドによって初期化。真実の愛をハートのために完遂した時に超進化できるはずだとゴルドはメディックに伝える。

美鈴の前にメディックが現れる。剛とチェイスは変身しメディックに挑む。だがメディックには超進化の気配が感じられなかった。美鈴の前にメディックが連れていた犬が現れる。その犬こそが美鈴が心から愛する“ショウ”なのだ。ショウも美鈴の事故に巻き込まれていたがメディックが治癒していたのだ。

メディック:「幸せな時間、真っ直ぐな心、真実、愛・・・思い出した。ずっと忘れていた大切な記憶。私が獲得した感情ベースの中心はただひたすら主人の愛を信じて尽くすあの犬の心。それがハート様に対する私の愛だった。感じる、今、私は・・・超進化した。」

メディックは超進化したもののすぐに元に戻ってしまう。ゴルドはメディックが超進化に至った時その心は消え、操り人形となるよう細工していたのだ。ハートはゴルドに怒りを燃やすがゴルドに操られたメディックがハートを攻撃。メディックをハートが食い止める。

ハート:「これはオレが望む戦い方ではない。」

ゴルド、ハート、メディックは退却。

美鈴は回復。倒れた女性達は皆犬好きで美鈴の心とシンクロしたのだ。チェイスは霧子への恋心が強くなっているようだった。

ゴルド:「ハート、私も超進化態だ。メディックを加えて4人。約束の数は揃った。そこで提案だ。私が君達のリーダーとなり、再びグローバルフリーズを!」

ハート:「数は揃っていない。今、ここにいるのは3人だけだ。」

ブレンはハートの命で蛮野の計略を妨害するために雲隠れしていた。ブレンの頬には一筋の涙が通っていた。

ブレン:「なぜだ・・・メディックなんかに哀れみを・・・」

チェイスは霧子に愛の告白をしようとしているのか・・・?



メディックの過去がコピー元の美鈴を通して明らかになりましたが、元々は愛がベース感情だったのが他のロイミュードを治すうちに感情が上書きされ続けていくうちにドス黒くなったのは機械生命体であるロイミュードならではでしょうか。蛮野はメディックを初期化したものの、自分の意のままになるよう細工しており、ハートも今は静観しているものの、憎むべき相手なのでいつか反撃に出るんでしょうね。その時は一時的にドライブ達と共闘するのでしょうか。

チェイスには恋心、ブレンには哀れみと、それぞれの感情は今後物語にどのように作用するのか楽しみです。