Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

2021年7月16日(金) [丹生]柏尾谷をじゃぶじゃぶ歩いてきた!

2021年07月19日 | リバーウオーク
■メイン写真
まるで車が走れそうな幅。赤い岩のナメ床が印象的な柏尾谷


■今回のコース
天津彦根神社→(遊歩道)→(柏尾谷入渓)→二股→4m滝→5m滝→尾根道分岐→6m段瀑→7m滝→
5m斜瀑→長い斜瀑→柏尾谷池→舗装道出合→尾根道出合(ゴルフジョウ104電柱)→尾根道分岐→
天津彦根神社


この日もプライベートで沢歩きを楽しんだ。丹生山系の柏尾谷だ。かねてより沢登り未満の
癒し沢として目をつけていたところ。流れのすぐ脇には遊歩道、登山道が並走する。

上流の方では登山道が一部崩壊していたり、流れと登山道が一体になる場所では却って
登山靴の方が滑りやすくて危ない。そういうところを沢靴で遠慮なくジャブジャブ行く、
暑い夏向けのルートだ。
ヒルがいないのと、箕谷駅から公共交通機関が使える手軽さがいい。

かつては中ほどに「柏尾谷リバーパーク」というキャンプ場があり、周辺を立入禁止とする
看板もあったが、今は撤去されている。キャンプ場の施設の名残もわずかしかない。



登山口である天津彦根神社。



まず行場に下りてみた。ここから入渓してもいいのだが、横に登山道がなく、深い釜を持つ滝が
続くので「沢登り」の領域になる。それはまた別の機会に譲る。



遊歩道をキャンプ場跡へと向かう。前日までの雨で遊歩道はまだ湿っており、サワガニの
姿も見られた。



遊歩道は3度、柏尾谷本流を横切る。この先で入渓した。
かつてはボーイスカウトも沢歩きをしている、お手ごろの流れだ。



遊歩道が2回目に本流を横切るところ。この先が、美しい赤ナメ帯となる。



長いナメが終わり、沢の二股を過ぎると、流れに少し変化が現れる。
まずは4mほどの小滝。遊歩道は右だが、ここは左を高巻いた。



すぐ先に5mほどの滝。ここは右の遊歩道に出て巻いた。



ふたたびナメ。気持ちいい。
次の二股の間の尾根には、今回、下山道として使った尾根道が分かれる。
ここは本流をさらに進む。遊歩道は終わり、崩壊し始めている登山道が並行する。



左に炭焼き窯の跡。



釜が深い小滝が続く。



流れのわりに深い釜が多いのがこの沢の特徴。かといって泳ぎが必要なほどではない。



釜をへつって、あとは斜瀑をたやすく登る。



7m斜瀑も階段状なので簡単。



右の枝谷に15mほどの滝が見えた。この沢で最大の落差ではなかろうか。



この先は水量も減り、凡流になって、もう面白みはないのかなと思ったら、再び
いい感じの斜瀑が続くようになる。



最後は舗装流れに倒木が邪魔するようになるので、遡行終了。右の登山道に逃げる。
ものの数分で柏尾谷池に出た。
この沢の水源である。上流に池がある沢は水質がイマイチなのが多いが、ここは
綺麗なほうだ。
ちなみに柏尾谷池には「牛柱」の伝説が残る。

舗装道に出て、兵庫カンツリー倶楽部の脇を通って、柏尾谷に戻る尾根道をさがす。
かつては取付き点は明瞭だったが、最近、アカマツが荒っぽく伐採されて、登山道への
入口がふさがれてしまった。電柱「ゴルフジョウ104電柱」のところから、テープを
見つけて、放置されたアカマツを乗り越えて登山道に入る。登山道は歩きやすい。



途中、東ノ峰(城山)が見える。なかなかの岩稜だ。
このピークには、室町時代序盤の金屋経氏が築いた柏尾城跡がある。



ぐんぐん下って、柏尾谷の二股に戻る。あとは遊歩道をラクラク戻るのみ。

下山後、「六甲の恵み からとの湯(鹿之子温泉)」に寄った。
有馬温泉のような赤い湯は、地下700mから汲み上げる弱アルカリ性単純弱放射能温泉。
ラドン、鉄分などが豊富な泉質だ。
温泉から出たら、ゴーッという音が。何だろうと思ったら急に強烈な土砂降りだった。
ゲリラ豪雨、恐るべし。

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