Mr.Dashのぶろぐ館

奈良・大阪・日本アルプスの山々が大好きな、Mr.Dashのブログです。

「大峰奥駆道七十五靡」森沢義信著を読みました。これはスゴイ本だ。

2006年10月31日 | 山に関する本やマンガ
「大峰奥駆道七十五靡」森沢義信著、ナカニシヤ出版2800円を読んだ。ハードカバー300ページの力作なので、この一週間、会社の行き帰りに読むのが重くてたいへんだった。しかし、今まで読んできた大峰修験道関係の本の中で、最もよく取材され、最もしっかり踏査されただろうと思える充実した内容だった。正直言って、知らない事のオンパレードだった。 著者の住所を見て、電車で二駅のところであることも分かった。こんな . . . 本文を読む
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「リーダーは何をしていたか」本多勝一 再読記

2006年10月29日 | 山に関する本やマンガ
9月に新田次郎の「八甲田山死の彷徨」を読んで、パーティを仕切るリーダーと、会社人としての自分に照らし合わせた。共感して、しみじみ、身にしみたことは、当プログでも書いた。 、本多勝一著:「リーダーは何をしていたか」を読んだとき以来の衝撃だった。それで、何年か前に読んだこの本のことを思い出して、もう一度、読み直してみることにした。本棚の奥からゴソゴソと取り出す。 正しい日本語、筋道の通った論旨。改 . . . 本文を読む
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2006年10月21日~22日 裏六甲・百丈岩でクライミング練習(2)

2006年10月26日 | クライミングの記録
22日、朝早くからコーチ役のS川さんがゴソゴソ起きた。Mr.Dashは、明らかな二日酔で体が動かない。他のテントからも、ぼちぼち何人かが起き出しようなので、無理に起きて河原に腰掛けた。思い思いに朝食をとる。最後まで起きてこなかったオカリナI島くんも、つらそうにようやくテントから這い出てきた。さぁ、”朝練”の始まりだ。 まずはゲレンデに出る前に、河原のちょっとした岩で、器具を使わないアプザイレン( . . . 本文を読む
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2006年10月21日~22日 裏六甲・百丈岩でクライミング練習(1)

2006年10月25日 | クライミングの記録
ウチの弱小山岳部では、やっとこさ今年、初級沢登りを何本か経験した。数人は、セカンド以降のザイルにぶら下がることにも慣れた。技術もないのにトップを行くMr.Dashも、いつ墜死するかという恐怖感が、たまに快感になってきてアブナイ。 こんな中、沢のシーズンが終わり、いよいよ岩に繰り出すことになった。場所は定番、裏六甲・百丈岩だ。 往年の名人、といっては失礼だが、山岳部の大先輩、S川さんが福山から、 . . . 本文を読む
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10月15日(日)大阪南部のマイナー峰・経塚山、鍋谷ノ峰、小堂峰へ

2006年10月25日 | 山登りの記録
デジカメを忘れ、フィルムカメラでしか撮影できなかったので、現像が上がるまで、ここに写真を掲示できないのが残念だが、とはいえ、さしたる絶景もなかったので、まあいいか。仕方ないのでGPSデータを載せよう。 じつは今まで、経塚山(825m)、鍋谷ノ峰(744m)、小堂峰(789m)の3ピークは登り残していた。なぜか。ほぼ全面、植林に覆われ、展望がないこと。これに尽きる。鍋谷ノ峰なんて、一般的な登山道が . . . 本文を読む
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10月8日(日)~9日(月)強風、でも展望良好の南ア・仙丈ケ岳(3)

2006年10月12日 | 山登りの記録
油断すると吹き飛ばされそうな強風の中、ピークに到達。時折、一陣の霧が通り抜けるが、おおむね視界は良好。三角点の向こうの景色に一瞬、息を飲む。圧倒的な迫力の北岳の左横後方に、富士山が寄り添っているではないか(写真)。嬉しさのあまり一瞬寒さを忘れる。いや、本当に一瞬で、またサブサブに戻ったが。そのうち間ノ岳も見えてきて、本邦1位、2位、4位の山が並ぶ豪華絢爛の展望ショーとなった。 そういえば、ウチの . . . 本文を読む
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10月8日(日)~9日(月)強風、でも展望良好の南ア・仙丈ケ岳(2)

2006年10月11日 | 山登りの記録
遭難事故が続いた週末だっただけに、岳友たちはそれなりに我々のことが心配だったようだ。昨日、ブログを更新していたことで、ホッと胸をなでおろした人もいるとか。 じつはY井カメラマンに至っては、現地でたまたまケータイのアンテナが立ったから即座にmixiに書き込んでいた。ネットを更新したからといって、帰宅しているとは限らない世の中になったんやね。 . . . 本文を読む
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10月8日(日)~9日(月)強風、でも展望良好の南ア・仙丈ケ岳(1)

2006年10月10日 | 山登りの記録
北アルプスで遭難事故が相次いだこの3連休、Mr.Dash一行は、南アルプスにいた。雪こそ降らなかったが、稜線は強烈な風が吹いていた。西側斜面は霧氷が発達して、まるで冬山のよう。紅葉真っ盛りの東側斜面は秋山そのもの。稜線では、好対照の風景が一度に楽しめた。 【メンバー】 Mr.Dash、ともちゃん、Y井カメラマン、N平クン . . . 本文を読む
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CEATEC JAPAN 2006に行ってきました

2006年10月06日 | その他、書きたかったコト
エレクトロニクス最大のショー、CEATEC JAPAN 2006に行ってきた。 幕張は大雨で、部分的に屋根があとはいえ、駅から会場まで歩くだけでびしょ濡れになった。 シャープの液晶テレビAQUOSが大量に展示されていて、そこに雪山をボードで滑っていくコンテンツが流れた。コンパニオンのおねえちゃんは美しいし、AQUOSは確かにいい画質なんだが、それ以上に、映し出された山肌の感じや、稜線の傾斜にどう . . . 本文を読む
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10月1日(日)京都清滝・毘沙門谷へ、手軽な沢登り(2)

2006年10月04日 | 沢登りの記録
そういえば15mを高巻いていたら、ちょうど指をかけたいと思った木に、ケモノのウンコが乗っていて焦った。次に登る人は注意しよう(笑)。 続く5mは、流れの右を、へつり気味に登る。これは簡単。登山道が左から迫ってくる。細い流れに似合わない、深い淵の奥に斜瀑。さらに向こうにクライマックスの毘沙門大滝(写真)が見えた。この斜瀑の淵、我々はおとなしく左岸を巻いたが、なんと、ともちゃん、淵を泳ぎ始めたではな . . . 本文を読む
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10月1日(日)京都清滝・毘沙門谷へ、手軽な沢登り(1)

2006年10月04日 | 沢登りの記録
午後から間違いなく雨が降るという予報であったが、どうせ沢登り。午前中にイヤというほど濡れるはず。そういうことで、多少、増水しても大丈夫そうな京都清滝・毘沙門谷へ。 【メンバー】 Mr.Dash、ともちゃん、Y井カメラマン、ノッポさんW邉君。 . . . 本文を読む
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9/24番外情報・坪内林道への降り口

2006年10月03日 | 山登りの記録
坪内林道への降り口は、今、こうなっている(写真)。林道が完成したら、登山道とのジャンクションもきっちり安全な形にしてくれるのだろうか。変な事故が起きなければいいが・・・ . . . 本文を読む
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9月24日(日)大峰主稜1泊2日縦走・狼平→天川川合(4)

2006年10月03日 | 山登りの記録
狼平の吊り橋を渡り、高崎横手分岐へ。小腹がへって、ここでおやつを食べる。やがてブナ、カエデが美しすぎる樹林帯にさしかかる。ナメリ谷分岐のあたりの広い美林で、昼食。なんか食ってばかりだ。ふーっと深呼吸をすると、身体の芯から 浄化されるようだ。いや食い物が消化されてるのか。 長い坂を降りる途中、幹がくるりんと一周した奇妙な形の木を発見。ともちゃんが、すかさず撮影(写真)。どうやったらこんな形になるの . . . 本文を読む
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9月24日(日)大峰主稜1泊2日縦走・楊子ヶ宿小屋→八経ヶ岳→狼平(3)

2006年10月03日 | 山登りの記録
朝5時起床。十分すぎるほど寝た。普段の倍近い睡眠時間だ。明け方、小屋の近くで獣(シカだろう)の物音がしていたそうだが、全然気がつかなかった。朝食を済ませる。表はすっかり晴れ渡っていて、今日はいい写真が撮れそうだ。台高山脈から登る朝日をカメラに収める。ご夫婦に別れを告げ、6時20分出発。 天気がいいと、気分がよくなり、歩みも力強くなる。しばらく背の低いササと疎林の尾根を逍遥。舟ノタワを過ぎ、振り返 . . . 本文を読む
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9月23日(土)大峰主稜1泊2日縦走・釈迦ヶ岳→楊子ヶ宿小屋(2)

2006年10月02日 | 山登りの記録
釈迦ヶ岳13:00。宇宙人I村さん、女子プロY口さんは、ここで往路を引き返す。下降途中に、決して沢筋に迷い込まないように助言する。二人は相談しながら17:10、無事下山したという。I村さんは、意外!?にも笹薮の下のつまづきやすい場所をY口さんに教えながら、懸命に下山したという。いやいや、見直しましたヨ。 Mr.Dashと、ともちゃんは、釈迦ヶ岳のピークから急なヤセ尾根を下る。霧で高度感は少なくな . . . 本文を読む
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