ふせちゃんのブログ

布施隆宏 公式ブログ。 鉄道写真 風景写真 ジオラマ制作など 趣味の世界を紹介します。

パンタスパーク 組込み 2

2024-03-01 00:00:01 | 鉄道模型 車両改造など
 数年前に購入しておいた TOMIX HOゲージ電気機関車 EF81パンタスパーク を装着しようと思います。
 国内メーカーのHOゲージ鉄道模型は ユーザー取り付けパーツが ウンザリするほどあり、なかなか組み立てる気分になれないのです。




 早速の難問です。 車両番号票の文字シールを プラ板に接着する構造になっていました。
 文字シールの上に透明シートがあり、それで位置決めするのですが、透明シートの粘着が強すぎて、文字が分離できません。
 苦労して文字シールをプラ板に並べましたが、軽く触れるだけで文字がズレてしまいます。
 透明ラッカースプレーを吹いて固着させました。




 通販で新品として購入したはずですが、透明プラ材が割れていました。 輸送中に破損する様なパーツでもないです。
 本体とかん合する部品なので、強引に本体を組み込もうと 押し込んだのかも知れません。
 接着剤で固定して、次に進みます。




 商品には2体の人形が付属されていました(写真・左)。 肌色一色だったので、有り合わせの青い塗料で服を塗りました。
 購入したまま放置していた KATO 乗務員セット の人形があるのを思い出し、乗せてみました(写真・右)。
 車両の外からはほとんど見えないのですが、KATOの機関士に乗務してもらいます。




 エクシンテック株式会社パンタスパーク です。 同社は現在 営業をしていない様なので、市場に出回っている分しか入手出来ません。
 鉄道模型は、車両関連もストラクチャーも、有る時に買っておかなければなりません。
 「使うか使わないか分からない」。 なら、「買い」です。

 今回選んだ製品は、走行中に断続的に光るタイプで、片方向に走る時だけ発光し、逆方向に走る時には発光しません。
 2つのパンタグラフを光らせるには、同型のLEDを基板にハンダ付けする事になります。
 なお、この製品はNゲージ用として売られているため、銅板がハンダ付けされています。




 パンタグラフのガイシの脇に1.5mmの穴をあけ、LEDを通しています。 試験点灯。
 目で見た時と写真では、写り方が違います。 人の目には残像現象があるので 大きく光っている様に見えます。 この写真は3秒露出の間に 数回発光させて写しています。

 実際の鉄道では、パンタグラフのスパークは、1個使用の時しか発光しないらしいです。 2個使用の時はアースが取れているので、スパークしないと聞いています。

 直流電気機関車の本線運転時は2個パンタで走行しますが、本線から機関区に回送する際は 複数のセクションを通過する都合で、片パン運転になります。 その際は派手にスパークします。




 TOMIX製の HOゲージの電気機関車には、屋根に端子があります。 走行テストや車輪の清掃の時に使います。
 その端子にニクロム線をハンダ付けする予定でしたが、銅線をU字形に曲げて押し込んだところ、導通が取れたので このままにします。
 下回りと上回りを分離する時のため ニクロム線を長くしておくか、外せる様にしておくのが良いです。




 手すりやワイパー、屋上パーツなどの小部品をいっぱい取り付け、やっと走れる姿になりました。 日本形のHO車両は苦手です。。。

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Nゲージレイアウト 制作動画

2024-02-23 13:10:00 | テレビ・YouTube
国鉄足尾線を題材としたNゲージレイアウトの制作動画が公開されています

 55Massy さまのレイアウト制作動画です。 足尾線の通洞(つうどう)駅付近。 足尾銅山の選鉱所や 近隣の建造物が詳細に再現されています。


Nゲージレイアウト「キハ20と足尾線 鉱山街風景」



Nゲージレイアウト「足尾線のC12」



A3サイズレイアウト 完成までを10分で見る 【 総集編 】

 制作動画の 第1話から第12話までを駆け足で紹介した総集編です。 第1話から視聴するには、下記の動画から。


Nゲージ A3サイズ レイアウトを作る 【 その1:構想設計 】

 築堤や川、ホッパー、シックナー、鉱山住宅など、あらゆる物が手作りされています。 路地裏の風景など、足尾町独特の要素がギッシリ詰め込まれ、あるある感満載です (^_^) P

 下記に、レイアウト平面図を載せておきます。





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ジオラマ作りの原点

2024-02-16 17:00:01 | 鉄道模型 ジオラマ制作
  バンダイ 1/48機甲師団シリーズ

 私のジオラマ作りの原点は 小学生の時に手にしたプラモデルにあります。 クリスマスのプレゼント交換で、バンダイの戦車のプラモデルを O君から受け取ったのが始まりです。

 プラモデルの紙箱のフタの内側には、その商品を主題にしたジオラマ写真が貼り付いていました。 その写真がとてもカッコ良く、サンダース軍曹の コンバット のテレビを毎週欠かさず見ていた私は、その情景を再現させないではいられない衝動に駆られました。

 その頃はまだ ジオラマという言葉は普及しておらず、『 箱庭 』と呼ばれていました。
 写真は、50年前のミニカタログです。 今ではこれだけが手元に残っています。




 ドイツ軍の戦車・軍用車のはか、アメリカ軍やイギリス軍の戦車もラインナップされていました。 レンガのバリケード、見張り台、ドラム缶、樽なども大切なアイテムです。
 ドイツ軍の兵隊だけでも 100人以上を集めました。




 アメリカ軍の戦車の生産がM4型の改良版だけなのに対し、ドイツ軍の戦車は多種多様で、その面白さにどんどん買い集めていきました。
 特に好きだったのは 3号突撃砲G型 で、アーマースカートに迷彩塗装をしたり、金網をかぶせてカモフラージュさせたりと、追加工の面白さも知る事になりました。




 製品には動力モーターは入っていませんが、エンジン、ミッション、砲塔などが再現されており、作例写真のように カットモデルも作ってみました。




 厚紙の箱に粘土や砂を敷き、車両や人物、バリケードなどを並べて 戦闘シーンの箱庭を作る事に楽しさを覚え、現在の鉄道模型のジオラマ作りへと移って行くのでした。。。


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ロウバイの里

2024-02-15 00:00:01 | 風景写真 ・ フォトテク
 複数の山歩きルートや駐車場が整備されている牛伏山。 先日の降雪が車道に解け残った場所があり、コチコチに凍っていました。
 登山道も滑りやすくなっています。




 ふもと寄りの開けた所に ロウバイの咲く広場があります。 まだ若木が多いので、成長が楽しみです。




 ゆるい西風が吹くたび 甘い香りが頬をなでます。




 スマホのカメラではなく、単体のカメラを片手に 時間を気にせず過ごすことが、とても贅沢に思えるのでした。
 「山歩きだからと言って、必ずしも山頂に立たなくてもよい」と、意識を変えると、今まで気付かなかったものが見えてくるのです。




 2月中旬ともなると、杉の枝はこの有り様。 花粉症で悩まれている方には、写真を見るだけでクシャミが出てしまうのかも。。。


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山岳ジオラマ 秋編・2

2024-02-07 17:30:01 | 鉄道模型 HOジオラマ
 分割式レイアウト・秋編セクション の制作記事、続編です。 スタイロフォームを主材料にした地面作りが ぢわぢわ進んでいます。




 NOCH ( ノッホ )岩板 を分割して、あちこちにはめ込んでみようと思います。




 平な部分は植樹地域になりますので、トイレットペーパーで整地して、水彩絵の具で土色に染めています。




 川の表現も地面と同様、トイレットペーパーを木工用ボンド水溶液で貼りました。 そして、乾燥前に水彩絵の具で緑青に染めました。
 トイレットペーパーのシワシワが、川底の微妙な地形と陰影を表現してくれるはず。




 川岸の所々に砂地や浅瀬を作ります。 線路用のバラストや小石を KATOバラスト糊 で接着しました。




 ウッドランドシーニックスリアリスティックウォーター に緑色の水彩絵の具を少量溶かして、2回に分けて流し込みました。
 寒い場所に保管しておいたリアリスティックウォーターは粘度が高いので、きれいに流れません。 空調の効いた部屋で温めてから使います。

 気泡が出来た場合は、ティッシュペーパーの角で軽く触れるだけで 簡単に取り除けます。 川の手前部分はマスキングテープを貼っておけば、水漏れしません。

 石積みアーチ橋の歩路と手すりは取り除き、スッキリさせました。




 リアリスティックウォーターだけでは水面がツルツルなので、ウッドランドシーニックスウォーターエフェクト を、硬い筆を上下に動かして水面を波立たせました。

 波の表現は所々、真綿をちぎって貼り付けています。
 乾燥後、毛の短い筆を使って 乾き気味の白いプラ塗料をポンポン叩いて載せました。 川がどちらに流れているか、これで決まります。



 水面がリアリスティックウォーター等のままだと、付着したホコリが掃除しにくいです。 クリアラッカーを表面に塗っておけば、濡れたティッシュペーパーで サッと一拭きです。

  つづく。。。


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山岳ジオラマ 秋編・1

2024-01-15 21:27:00 | 鉄道模型 HOジオラマ
 分割式レイアウト・秋編セクション の制作を開始しました。 910×450mmの棚板をベースに、HOゲージとHOe(9mmナロー)の線路を敷設します。




 ボルマー社石積みアーチ橋キット を入手しました。 黄土色の石は 砂と土が固まって出来たものなので、橋梁の材料として使われる事はありません。 お金持ちの家の塀として見かけるくらいです。 なので、塗り替えます。
 線路はKATO製ですが、両サイドを少し削っています。




 セクションレイアウトなので、この隣りには 冬枯れの風景がつながります。 そちらのジオラマの線路が土盛りしてありますので、それに合わせて凹凸を付けます。




 9mmナローの線路はすごい手抜きで、KATOの曲線鉄橋をそのまま使います。 レールだけサビ色に塗る予定です。
 線路をゆがんだ状態で設置しない様、ボードに五線譜のような線を引き、左右対称に橋脚の位置を決めました。




 橋脚は市販品がありますが、橋台は自分で作ることになります。 橋と橋の間の地上部分も、スチレンボードで作っておきました。
 石積み橋はグレーでスプレーし、薄い黒でスミ入れ。 表面に流れた塗料をティッシュで拭き、ついでに、部分的に地の色を薄く出しました。
 目地にティッシュの端切れが貼り付いて残ることがありますが、薄い黒か緑色に染めて、コケを表現できます。 最後に、乾いた白をこすり付けて ハイライトにしました。




 スタイロフォームで地面を作っていきます。 数種類の厚さのものが売られていますが、25mmか30mm位の物が使い易いです。




 川の外側の地形も、スタイロフォームで作っていきます。




 薄いベニヤ板を糸鋸で地形の形に切り出し、ニスをスプレーしました。 それに合わせてスタイロフォームで地面を作っていきます。
 トイレットペーパーをちぎって木工用ボンド水溶液で張ったり、石膏などで仕上げます。




 ターナー色彩株式会社グレインペイント で、地面や岩、雪景色のザラツキ感を表現出来ます。 メーカーはグレインペイントの生産を終了してしまったので、模型店か問屋さんに少量残っているだけかも知れません。




 スタイロフォームをカッターナイフで削り、岩感を出してみました。 今のところ 違和感の無い仕上がりです。
 グレーでスプレー。 まだ、仮組みです。。。


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山岳ジオラマ 春編・3

2023-12-30 00:00:01 | 鉄道模型 HOジオラマ
 桜の木を植え、フィギュアを立てました。 今回のフィギュアは ウッドランドシーニックス製 です。 いつもの ノッホ製ファイザー製 とは趣が違うので、混用は避けます。




 桜の木は100本ほど使っています。 主に KATO製 ですが、きたろく も取り寄せました。
 AMAZONなどで安く販売している物もありますが、それらの花はスポンジで出来ています。 スポンジは歳月の経過と共に黄色く変色してしまいますので、お勧めできません。




 9mmナローの線路に 簡易的な乗降場を作る事にしました。
 薄いベニヤ板とプラ板をベースに、柱をマッチ棒、床板には 1×3mmのヒノキ材を使いました。 裏から見ると貧相ですが・・・




 ・・・上から見れば、それなりに仕上がっています。




 黒い塗料を薄めて浸み込ませ、ホームの完成です。 長方形の穴から顔を出しているのは、ディスプレイ専用線路の電源スイッチです。
 ハイキングや登山客用の乗降場になります。




 全体のバランスを見ながら、草を増やしていきます。 岩のすき間にボンド水溶液を流し込み、草をこすり付けました。 岩の立体感が強調された気がします。




 背景板は 妙義山 です。 さくらの里 から見上げた金洞山を写しています。
 看板屋さんに発注し、600×900mmのスチレンボードに写真を貼ってもらいました。




 蒸気機関車を置いて記念撮影です。




 何げに、この角度から見た風景が お気に入りになりました。 緑色の鉄橋には、ウエザリングも施しました。




 完成したジオラマは、あしおトロッコ館(古河足尾歴史館内)2Fに展示予定です。 同館は12月から3月は冬季休館中です。

 2024年の開館は 4月20日(土)からの予定です。。。


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山岳ジオラマ 春編・2

2023-12-20 17:00:01 | 鉄道模型 HOジオラマ
 スタイロフォームで下地を作り、石膏やトイレットペーパーで地面を作って行きます。
 ジオラマ作りでは、普段はあまり石膏は使わないです。 植林作業で地面に穴を開けようとすると割れてしまうからです。
 今回は場所によって使い分けます。




 岩の地形を作るため、シリコンモールドを使ってみました。
 ホームセンターで売られている石膏は極めて速乾性なため、こねている内に固まりだしてしまいます。 モールドに流し込む前に固まってしまい、使いにくいです。
 TOMIX製の シーナリープラスター はゆっくり固まっていくので、扱いやすいです。 ただの水ではなく、木工用ボンド水溶液を使えば、割れも抑えられるのではないかと思います。




 スタイロフォームで岩場を追加していきます。




 スタイロフォームをカッターナイフで整地。 グレー系の塗料を数種類使って着色しました。




 平な部分に草を撒きました。




 そして、植樹作業。 大地に緑が広がっていくのは心地よいです。




 ディスプレイ専用の線路用に、3位置スイッチを設置します。 左に見えているのは9mmナロー本線用のフィーダーです。
 ハンダ付けは相変わらずヘタクソです。




 ディスプレイ専用の線路に車両を置いて、試験点灯。 走行用ではなく、ヘッドライトやテールライト用の電源です。。。


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山岳ジオラマ 春編・1

2023-12-13 17:00:01 | 鉄道模型 HOジオラマ
 HOゲージ鉄道模型 山岳ジオラマ・春編 の製作を開始しました。
 15mm厚の棚板材をベースとした 910×550mmの セクションジオラマ です。




 9mmナロー用の鉄橋のキットを 通販で取り寄せました。 Nゲージ用として売っていたものです。




 余部鉄橋にも似た馬の背型で、線路まで220mmの高さがあります。




 こちらは HO線路用のアーチ型鉄橋で、金属製です。 メタリック赤に塗りました。




 中心距離で100mmしか間隔が無いので、お互いの特徴を打ち消し合う配置になってしまいました。




 ディスプレイ専用の高架橋も準備しました。 KATOのNゲージ ワーレントラス橋を利用しました。




 作業のやりにくい場所に設置するため、地面を仕上げておきます。 車両のお立ち台として使用します。




 スタイロフォームで地面を作っていきます。 高低差のあるジオラマになります。。。


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わ鉄 イルミネーション

2023-12-09 01:24:31 | わたらせ渓谷鉄道
 わたらせ渓谷鉄道の 各駅のイルミネーションが始まっています。
 来年2月29日(木)まで。




 写真は、飾り付け作業中の 試験点灯の様子。




 わたらせ渓谷鐵道 ホームページ  第20回わたらせ渓谷鐵道各駅イルミネーション


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