碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

国会10万人行動に参加 2015.08.30

2015年08月31日 | 日々雑感


国会10万人行動に、夫婦で参加してきました。


地下鉄の駅から、続々と人が現れる。

向かうのは国会議事堂だ。

歩く途中の何ヶ所かで、演説やシュプレヒコールの声が起きている。

人の流れは整然と、だが徐々に動きが鈍る。前がつかえてくる。


正門前(上の写真)。

人がいっぱいで、身動きができない。

そういえば、正門前も、また来る途中も、目につくのは中高年や熟年ばかりであることが、ちょっと気になった。

いわゆる若者たちは、どこにいるんだろう。

小雨が降り出す中、法政大教授の山口二郎さんや、ノンフィクション作家の鎌田慧さんなどの話を聞く。

あらためて、ここ何年かの不穏な政策の流れと、安保法案のことを再認識した。


正直言って、大人数で、一斉に、同じ言葉を復唱するといったことは苦手だ。

でも、そんなことは言っていられない。

まさに、たくさんの人と一緒に、「法案反対!」「法案廃棄!」と声に出した。

この法案、やはりダメなものは、ダメです。


主催者側の発表、12万人。

警察側発表、3万人。

12万分の2ですが、行ってよかったと思っています。























【気まぐれ写真館】 出発10分前のB777(新千歳空港) 2015.08.29

2015年08月30日 | 気まぐれ写真館

やっぱり、千歳の「柳ばし」で・・・ 2015.08.29

2015年08月30日 | 日々雑感

店先の秋明菊(しゅうめいぎく)


HTB北海道テレビ「イチオシ!モーニング」 2015.08.29

2015年08月30日 | テレビ・ラジオ・メディア


MCの愛里さんと依田アナ、藤尾さん、福田アナ


野球解説の岩本さん


ファイターズガールの畠山さん、安念さん


今週の「木村愛里さん」


【気まぐれ写真館】 秋風吹く、朝の札幌 2015.08.29

2015年08月30日 | 気まぐれ写真館

HTB北海道テレビ「イチオシ!」 2015.08.28

2015年08月29日 | テレビ・ラジオ・メディア

東京から見学に来た学生たち




MCの国井アナとヒロさん


国井アナがマジックを披露!


オクラホマ藤尾さん


書評本: ナチスドイツ末期を描く、戦争ミステリー『ゲルマニア』ほか

2015年08月28日 | 書評した本たち



何だか、急に涼しくなってきました。

夏の終わりかもしれません。

つい最近まで「暑いなあ」と言っていたのに、それが終わりとなると、ちょっと寂しく感じる。

人間なんて勝手なものですね(笑)。


「週刊新潮」の書評欄に書いたのは、以下の本です。

ハラルト・ギルバース:著、酒寄進一:訳 『ゲルマニア』
集英社文庫 1188円

本邦初訳であるこの小説の主な舞台は、1944年初夏のベルリン。ノルマンディー上陸作戦決行の6月6日まで、後1ヶ月という日曜日から物語は始まる。

かつての敏腕刑事、オッペンハイマーはナチス親衛隊に連行される。ユダヤ人である彼は命の危険を感じたが、秘密裡に命じられたのは娼婦を狙った連続猟奇殺人の捜査だった。少ない手掛かり。微妙な立場。広がる一方の戦禍。だが、オッペンハイマーは緊迫した状況の中で、徐々に真相へと近づいていく。

本書はドイツ推理作家協会賞新人賞受賞作。戦争ミステリーの佳作であり、戦時下の市民がどのように生きていたかを鮮やかに描いている点でも画期的だ。


コロナ・ブックス編集部:編 『作家の珈琲』
平凡社 1728円

いわば“作家たちが愛したもの”シリーズの最新刊だ。喫茶店で『ひょっこりひょうたん島』の台本を書き続けた井上ひさし。山口瞳とロージナ茶房。常盤新平が通った明石屋。植草甚一が常備茶と呼んだ緑缶のMJBコーヒー。読後は喫茶店へ走るか、自分で淹れるか。


荒川洋治 『文学の空気のあるところ』
中央公論新社 2160円

現代詩作家による講演録だ。高見順、詩人の山之口獏、さらに知る人ぞ知る小説家である結城信一や石上玄一郎が語られる。洒脱な語り口の底流にあるのは、人間の核となる部分にこそ突き刺さる、文学に対する畏敬の念だ。“昭和の本棚”の豊かさを再認識する。


写真:岡崎勝久、文:常井健一 
『保守の肖像~自民党総裁六十年史』 

小学館 1404円

自民党初代写真室長のカメラが写し取った、21人の総裁たち。岸信介から安倍晋三まで、内側からだからこ そ捉えることが出来た素顔がここにある。興味深いのは、1989年の宇野宗佑から、風貌も存在感も明らかに変わってくることだ。写真のチカラ、恐るべし。

(新潮書評 2015.08.27号)


「探偵の探偵」北川景子がハマリ役

2015年08月27日 | 「日刊ゲンダイ」連載中の番組時評



日刊ゲンダイに連載しているコラム「TV見るべきものは!!」。

今回は、ドラマ「探偵の探偵」を取り上げました。


フジテレビ系「探偵の探偵」
主演の北川景子は「HERO」よりもハマリ役

原作は松岡圭祐の同名小説。まず、「探偵の悪事を暴く探偵」という設定がユニークだ。確かに、世の探偵すべてがホームズやポアロのような人物とは限らない。悪徳探偵や犯罪に手を染める探偵がいてもおかしくない。

主人公の紗崎玲奈(北川景子)は、スマ・リサーチ社が運営する探偵スクールを卒業して入社した。配属されたのが、まさに探偵を探偵する「対探偵課」だ。

仕事に打ち込むのには理由があった。かつて高校生だった妹(芳根京子)が惨殺され、その事件の背後に、大物探偵・阿比留(ユースケ・サンタマリアが怪演)の存在があったのだ。警察からも信頼される阿比留への復讐こそが、この物語の主軸である。

玲奈は、ほとんど笑顔を見せない。いつも厳しい顔をしている。全身に怒りのオーラをまとい、他人を寄せつけない。また、身の危険を顧みることもない。

そんなヒロインを、北川はキレのいいアクションを披露しながら見事に演じている。「HERO」でキムタクをサポートするのもいいが、こちらのほうがハマリ役だ。

先週の回では、警察内部にありながら、阿比留への疑念を抱いていた刑事・窪塚(三浦貴大)が殉職した。この三浦もそうだが、探偵社の社長を演じる井浦新や助手の川口春奈など、脇役たちの好演も北川とこのドラマを支えている。終盤に向かって楽しみな一本だ。

(日刊ゲンダイ 2015.08.26)

ゼミ合宿2015(伊豆)3日目 おつかれさま!

2015年08月27日 | 大学

【気まぐれ写真館】 夏の終わり近く(伊豆)

2015年08月26日 | 気まぐれ写真館

ゼミ合宿2015(伊豆)2日目 3年生発表会②

2015年08月26日 | 大学













ゼミ合宿2015(伊豆)2日目 3年生発表会①

2015年08月26日 | 大学











【気まぐれ写真館】 夏の終わり近く(伊豆)

2015年08月26日 | 気まぐれ写真館

ゼミ合宿2015(伊豆)1日目 2年生発表会②

2015年08月25日 | 大学


















ゼミ合宿2015(伊豆)1日目 2年生発表会①

2015年08月25日 | 大学