碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

言葉の備忘録298 私は・・・

2022年10月31日 | 言葉の備忘録

石垣島のご当地キャラクター「ゲンキ君」巾着袋

 

 

 

私は今日まで生きてきた。

今、私は生きている。

明日もなんとか生きるであろう。

人間の尊厳とは、

そういうことなのではないでしょうか。

 

 

 

五木寛之『人生百年時代の歩き方』

 

 

 


【新刊書評】2022年7月後期の書評から 

2022年10月30日 | 書評した本たち

 

 

【新刊書評2022】

週刊新潮に寄稿した

2022年7月後期の書評から

 

石井 徹

『「少年マガジン」編集部で伝説のマンガ最強の教科書~感情を揺さぶる表現は、こう描け!』

幻冬舎 1870円

テレビドラマはもちろん、映画でも漫画を原作とした作品が目立つ。では創作物の元になる漫画はいかに創られているのか。編集者という補助線を引くことで、その秘密が見えてくる。著者は「マガジン」グループの伝説的編集者。自身の方法論を開陳すると共に、分析するのは『ONE PIECE』『進撃の巨人』『鬼滅の刃』などだ。読者の喜怒哀楽を揺り動かす作品のキーワードは「強い感動」である。(2022.06.20発行)

 

杉本 竜『近代日本の競馬』

創元社 2750円

競馬は身近な娯楽だ。馬券を買うも買わぬもよし。テレビ中継で走る馬を眺めるだけでも心躍るものがある。そんな競馬のはじまりは明治日本の欧化政策。戦前唯一の「公認賭博」であり、知的推理を伴う大衆娯楽でもあった。これまで「軍馬育成」の観点から論じられることが多かったが、本書は「競馬」自体の歴史的再検証を行っている。いわば競馬を通して見た、近代日本社会の新たな姿だ。(2022.06.20発行)

 

上野昻志『黄昏映画館~わが日本映画誌』

国書刊行会 7700円

蓮實重彦、山根貞男、山田宏一といえば、日本の映画批評におけるビッグネームだ。そんな彼らが、かつて編集者として担当していた書き手が、今年81歳になる上野昻志である。何冊もの評論集を著してきた上野だが、本書は実に25年ぶり。しかも50年分の仕事を収めた980頁の大著だ。加藤泰、鈴木清順、大島渚から、相米慎二、長谷川和彦、北野武まで、同時代を生きた監督たちの実相が見えてくる。(2022.06.25発行)

 

夢枕 獏『仰天・俳句噺』

文藝春秋 1760円

近年、著者が取り組んできたものが二つあった。一つは俳句で、「ゴジラも踏みどころなし花の山」は名句だ。そしてもう一つが「がん治療」である。ステージⅢのリンパがんと診断され、多くの連載も休んだ。しかし病床でも続けたのが作句だった。本書は辛い自分をも笑い飛ばす破天荒な闘病記であり、支えとなった俳句に対する感謝のエッセイ集である。夢枕獏の武器は、やはり「言葉の力」だ。(2022.06.30発行)

 

大竹昭子:著、アネケ・ヒーマン&クミ・ヒロイ:写真

『いつもだれかが見ている』

亜紀書房 1870円

14枚の写真がある。いずれもポートレートだ。ただし被写体の年齢も性別も国籍も撮影場所も異なっている。何かを凝視する三つ編みの少女。ピアノの鍵盤に手を置くアジア系の女性。まるで日常の瞬間を切り取ったような写真だからこそ、見る側の想像力が刺激される。14の物語は、不思議なほど読み終わった実感が希薄だ。また掌編であるのに長い時間を過ごしたような感覚が残るのも大竹マジックか。(2022.07.04発行)

 

木村草太

『増補版 自衛隊と憲法~危機の時代の憲法議論のために』

晶文社 1760円

終息の道が見えない、ロシアのウクライナ侵攻。安倍元総理の暗殺。参院選での与党大勝。岸田政権は当然のように改憲へと邁進している。敵基地攻撃能力や防衛能力、さらに核保有・核共有の話題も出て来た。そんな状況に流されないために、自衛隊と憲法について「知るべきこと」が凝縮されているのが本書だ。特に9条改正に関して検討すべきポイントが見えてくる。本質的な議論はここからだ。(2022.07.15発行)

 


【新刊書評】2022年7月前期の書評から 

2022年10月29日 | 書評した本たち

 

 

【新刊書評2022】

週刊新潮に寄稿した

2022年7月前期の書評から

 

 

山本昌知、想田和弘『人薬(ひとぐすり)~精神科医と映画監督の対話』

藤原書店 2200円

1936年生まれの山本は、精神科閉鎖病棟の鍵を掛けずに治療を行う精神科医。山本と患者にカメラを向け、観察映画『精神』などを監督したのが、70年生まれの想田だ。そんな2人の対話から、精神医療の新たな地平が見えてくる。「病気ではなく人を看る」山本にとって、「人」が何よりの「薬」であり、それが「人薬」だ。人間には、時と場所をともにしてくれる存在がいかに大切かが語られる。(2022.06.10発行)

 

西部邁、福田和也、木村岳雄(監修)『論語清談』

草思社 1760円

本書に収められた鼎談が行われたのは2000年だ。18年に自裁を遂げた西部邁も健在だった。たとえば「巧言令色、鮮(すく)なし仁」における「仁」を、西部は「最も巧みな言葉そして最も恰好のいい姿」と解釈する。また『論語』自体も「秩序をめぐる、よい意味でのフィクション」と見なす。日本人の真面目過ぎる受容の仕方から離れ、自分の足元を見つめ直そうとする時、『論語』は今も有効だ。(2022.06.24発行)

 

西村賢太『誰もいない文学館』

本の雑誌社 1980円

著者は今年2月に急逝したが、こうして新刊が読めることを喜びたい。この書評集には、著者が大切に読んできた本が並んでいる。ただし藤澤清造『根津権現裏』や尾崎一雄『子供漫談』などはともかく、読書好きにも馴染みの薄い、マニアックな作家と作品が少なくない。いわば私小説ならぬ〝私書評集〟であり、本書の価値もそこにある。書物が人生を左右することを示した作家からの贈り物だ。(2022.06.25発行)

 

瀬古浩爾『定年後に見たい映画130本』

平凡社新書 1056円

著者は若い頃、一種の強迫観念からくる義務として名画や名作を見ていたそうだ。そして今は、もっぱら「おもしろさ一番」で選ぶ。本書に並ぶ作品がそれだ。『摩天楼を夢みて』などの人間ドラマ。『アンタッチャブル』や『ボディガード』といったアクション&ミステリー映画。また『レッド・オクトーバーを追え!』をはじめとする戦争映画もある。読後、どれから見ようかと迷うこと必至だ。(2022.06.15発行)

 

塩澤幸登『昭和芸能史 [昭和32年~昭和40年篇]~戦後の芸能界は如何にして発展したか』

河出書房新社 3300円

一昨年に刊行された「昭和20年夏~昭和31年篇」の続編だ。1年ごとの編年体で、戦後の芸能界が多角的に描かれていく。しかも映画、音楽、放送だけでなく、出版界の動向まで目配りされている。登場するのは美空ひばり、石原裕次郎、吉永小百合、さらに黒澤明や三島由紀夫など。本書には、著者が雑誌編集者として人や事象と直接関わってきた体験が織り込まれており、類書と一線を画している。(2022.06.25発行)

 

藤子不二雄Ⓐ『トキワ荘青春日記+漫画道』

光文社 2475円

今年4月に亡くなった著者が富山から上京したのは昭和29年。その後の7年間をトキワ荘で過ごした。本書は当時の日記であり、共同生活の記録だ。著者に「将来のこと、自信ありますか?」と赤塚不二夫が訊く。「だれも持ってないよ」と答えると、「いや、石森(章太郎)は持ってるよ!」。やがて人気漫画家となっていく若者たち。夜明け前の赤裸々な日々が、独自の観察眼で活写されている。(2022.06.28発行)


週刊新潮に『脚本力(きゃくほんりき)』の書評

2022年10月28日 | 本・新聞・雑誌・活字

 

 

発売中の「週刊新潮」に、

『脚本力(きゃくほんりき)』の書評が

掲載されました。

 

評者は、サイエンスライターの佐藤健太郎さん。

ありがとうございます!

 

 

 

巨匠の世界構築力に迫る

『脚本力』

倉本聰、聞き手・碓井広義

幻冬舎新書 1034円

 

評者:佐藤健太郎(サイエンスライター)

 

筆者は一応物書きの端くれではあるが、テレビドラマの脚本家の頭の中というのはいったいどうなっているのか、全く想像さえつかない。

俳優たちの魅力を余すところなく引き出しつつ、視聴者を飽きさせないような長大なストーリーを組み上げ、しかも各話にきちんと山場を作る。

場合によっては途中での筋書の変更といった芸当さえやってのけるのだから、彼らの能力は神秘的とすら感じる。

『脚本力(りき)』は、「北の国から」などで知られる脚本家・倉本聰の創作の秘密に、碓井広義が聞き手として迫った一冊だ。

驚くべきは、創作の過程を示すために、わざわざ新作の脚本が一本書き下ろされていることだ。

そしてこれが、現代社会の諸断面を取り込んだ抜群に面白いストーリーに仕上がっているのだから、八七歳の巨匠の力に呆れ返る他ない。また、それを伝える本書の構成も実に見事だ。

面白いのは、ストーリーの構築やドラマの構成などではなく、人物の造形に最も時間をかけている点だ。

主要登場人物の処女・童貞喪失の時期、過去に住んでいた街の地図まで作り込むというから、創作とはこういうことなのかと感じ入ってしまう。

テレビ局もドラマに制作費をかけられなくなっている現在、残念ながらこうした脚本の技術も受け継がれにくい状況なのかもしれない。

本書中の脚本もあえて未完とし、後は若い才能に書き継いでほしいとしているのは、後継者の出現を望む気持ちの現れだろうか。

(週刊新潮 2022.11.03号)

 

 

 

 


【気まぐれ写真館】 海老名SAで

2022年10月27日 | 気まぐれ写真館

富士山が、かなり近くに見えます。

NEXCO中日本キャラクター「みちまるくん」ファミリー

座間基地へ向かう米軍機

 


「ザ・トラベルナース」 テレ朝の新たな鉱脈になりそうだ

2022年10月27日 | 「日刊ゲンダイ」連載中の番組時評

 

 

木曜ドラマ

「ザ・トラベルナース」

テレ朝の新たな鉱脈になりそうだ

 

岡田将生主演「ザ・トラベルナース」(テレビ朝日系)が始まった。

トラベルナースとは有期契約で仕事をするフリーランスの看護師のこと。アメリカで普及した働き方で、主人公の那須田歩(岡田)もシカゴの病院から日本に戻ってきた。

物語の舞台は、利益第一主義の院長・天乃(松平健)が君臨する、天乃総合メディカルセンター。「神の手」と呼ばれる外科部長、神崎(柳葉敏郎)が稼ぎ頭となっている。

このドラマで注目すべきは、那須田と同時に赴任してきたベテランのトラベルナース、九鬼静(中井貴一)を置いたことだろう。もう一人の主人公と言っていい。

アメリカでは範囲が限られているとはいえ、資格を持つ看護師による医療行為が可能だ。日本ではそれができないことにイラ立つ那須田。加えて看護師を見下す医者の態度も許せない。

そんな那須田に、九鬼は「医者に盾つくのはバカナース」と言い放ち、看護師としての巧みな言動で医者たちを自在に操っていく。

また同僚である女性看護師たちが、「ナースは尊敬されない」「医者の指示がなければ何もできない」と不満をもらす。すると九鬼がやんわりと自説を語った。

「医者は病気しか治せませんが、ナースは人に寄り添い、人を治すことができる」

制作陣は脚本の中園ミホをはじめ「ドクターX」のチーム。新たな鉱脈の発見となりそうだ。

(日刊ゲンダイ「テレビ 見るべきものは!!」2022.10.26)


新垣結衣さん、難役にも挑戦!

2022年10月26日 | メディアでのコメント・論評

 

 

新垣結衣 

事務所独立後、最初の仕事に

”特殊な性癖”の女性役を選んだ理由

 

エキストラが30人ほど待つなか、ロケバスから日傘を差してゆっくりと降りてきたのは、女優の新垣結衣(34)だ。10月初旬の昼過ぎ、横浜市内のとある住宅地で映画『正欲』のロケが行われていた。表情筋のストレッチなのか、新垣はカメラが回る直前、頬をぷくっと膨らませる。

「『正欲』は『桐島、部活やめるってよ』『何者』などで知られる朝井リョウが、デビュー10周年の節目に書いた話題作。生きる原動力が”当たり前”とは違う人々を描きます。新垣さんが演じるのは、”特殊な性癖”を隠して生きるショッピングモールの従業員です」(スポーツ紙記者)

本作は、彼女が所属事務所からフリーになって最初に選んだ仕事とみられ、”ガッキー”のイメージにはない異色の役柄で話題を呼んだ。

メディア文化評論家の碓井広義氏は次のように語る。

「ファンの新垣さんに対するイメージは『逃げ恥』の明るくて親しみやすいヒロイン・みくりです。だから、『鎌倉殿』の八重の落ちついた演技に対し、どこか物足りなく感じる人も多かったと思います。みくりがそれだけ彼女にハマり役だったということでしょう。女優として次のステップに進むため、意識的に今回の難役に挑戦したのではないでしょうか」

これまで何度も不仲説が浮上していた夫・星野源(41)との仲も最近は順調な様子。彼も新垣の新たな挑戦を支えてくれるに違いない。

(『FRIDAY』2022年10月28日・11月4日号)


TOKIUMのCM「トキウム防衛隊」 怪獣より強敵?

2022年10月25日 | 「日経MJ」連載中のCMコラム

 

 

怪獣より強敵? 請求書の山

TOKIUM/TOKIUMインボイス 

トキウム防衛隊「発足・出動」篇

 

人々の命と幸せを守る、最強チームが結成された。TOKIUMインボイスの新CM、トキウム防衛隊「発足」篇である。

ピッカピカの指令室。胸のバッジが輝く真新しい制服やヘルメット。「テンション上がる!」と隊長(永山瑛太さん)も張り切っている。

一方、隊員たち(東京03と愛来さん)は溜まった請求書の処理で忙しそう。

そこに怪獣出現。「全員出動だ!」と隊長は叫ぶが、「それどころじゃないの!」と隊員たちは動いてくれない。このギャップが何ともおかしい。

また「出動」篇では、指令室を飛び出そうとする隊長がドアを開くと、そこには請求書の山。紙はかさ張るため、保管場所が満杯なのだ。

モニターにはゴジラに似た怪獣の姿が映し出されるが、どうやら怪獣退治より先にペーパーレス化のほうが急務みたいだ。

『ウルトラマン』の科学特捜隊や、『ウルトラセブン』のウルトラ警備隊を想起させる、トキウム防衛隊。

怪獣との対決はまだだが、「請求書受領サービス」を訴求する任務はしっかり果たしている。

(日経MJ「CM裏表」2022.10.24)

 

 


日曜劇場「アトムの童」 同時代性と巧みな人物造形

2022年10月24日 | 「毎日新聞」連載中のテレビ評

 

 

日曜劇場「アトムの童」 

同時代性と巧みな人物造形

 

日曜劇場「アトムの童(こ)」(TBS系)がスタートした。天才ゲーム開発者の安積那由他(あづみなゆた)(山崎賢人)が、興津晃彦(オダギリジョー)の率いる巨大IT企業に挑む物語だ。

6年前、那由他が「ジョン・ドゥ(名無しの権兵衛)」の名で発表したゲームは大人気となったが、その一作だけでゲームの世界から姿を消し現在は自動車整備工場で働いている。

一方、銀行員・富永海(岸井ゆきの)の実家である老舗メーカー「アトム玩具」は、時代に取り残され経営危機に陥っていた。

海の父・繁雄(風間杜夫)が病に倒れたため、海は継承を決意、ゲーム制作に乗り出そうとする。第1話では那由他と海の出会いと、ゲーム開発が始まるまでが描かれた。

まず注目したいのはゲーム業界を舞台にしたことだ。「半沢直樹」の金融界や「ドラゴン桜」の教育界も興味深かったが、ひと味違う“同時代性”を感じさせると言っていい。不況下でも活気がある業界なので、「創造」と「ビジネス」を織り込めそうだ。

日曜劇場の主人公として20代の人物が設定されるのは、2020年の竹内涼真主演「テセウスの船」から10作ぶりとなる。長年の日曜劇場ファンだけでなく、より幅広い層を取り込もうという狙いだろう。

山崎が連ドラの主演を務めるのは18年の「グッド・ドクター」(フジテレビ系)以来だが、那由他の自制心によるクールさと内面のナイーブさの表現など、俳優として各段に進化している。演技力に定評のある岸井との相乗効果も期待が大きい。

また、オダギリジョーの起用が成功している。興津役の予定だった香川照之からのスライドらしいが、元々オダギリだったのではないかと思わせるほどだ。インターネットビジネスの覇者という「役柄」と、次世代のヒール(悪役)という「役割」の両方が見事にハマっているからだ。

脚本は「この恋あたためますか」(TBS系)などを手掛けた神森万里江のオリジナル。それぞれの経歴を感じさせる人物造形とセリフが光る。たとえば火事でアトム玩具の社屋を失った繁雄が言う。

「おもちゃなんかなくたって、世の中は困らねえ。でも、あればわくわくするし、笑顔になる。俺たちはそういうものに人生を懸けてきたんだからよ。下向いて立ち止まっちゃダメだろう」

繁雄だけでなく、那由他にも通じる「ものづくり」のプライド。ドラマの制作陣にとっては、このセリフの中の「おもちゃ」が、「テレビ」や「ドラマ」に置き換えられていてもおかしくない。

(毎日新聞「週刊テレビ評」2022.10.22)

 


【気まぐれ写真館】 2022年10月23日の夕景

2022年10月23日 | 気まぐれ写真館


【気まぐれ写真館】 「神田須田町」散歩(3) 竹むら

2022年10月23日 | 気まぐれ写真館

静かな甘味処「竹むら」

名物の「あわぜんざい」です。

 

少し歩けば、万世橋

♪窓の下には神田川

 


【気まぐれ写真館】 「神田須田町」散歩(2) 藪蕎麦、いせ源

2022年10月23日 | 気まぐれ写真館

店員さんの「注文伝達」が独特の「かんだやぶそば」

あんこう鍋で知られる「いせ源」

 


【気まぐれ写真館】 「神田須田町」散歩(1) まつや

2022年10月23日 | 気まぐれ写真館

かつての「神田連雀町(れんじゃくちょう)」は、

現在の神田須田町。

老舗のお店が残っています。

まずは、池波正太郎さんも通った「神田まつや」。

 


言葉の備忘録297 ひとつの・・・

2022年10月22日 | 言葉の備忘録

小田原「済生堂薬局小西本店」の巾着袋

 

 

 

ひとつの物事に徹すると、

心が自由になる。

 

 

桝野俊明 『禅と食』

 

 


「10月21日」は、感謝と合掌の日

2022年10月21日 | 日々雑感

 

 

母が他界したのは、

昨年の10月21日でした。

 

長いような

短かいような1年。

 

庭の薔薇が、

また咲きました。

 

合掌。