大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

鷹ノ巣山耐寒訓練

2011年12月26日 | 奥多摩

安達太良山で知り合った山岳(やまたけ)氏と一緒にやった。

さすがに3連休の最終日だから山屋もそんなには乗っていない。
奥多摩駅には40名程度の登山客が降りた。
東日原では一桁の登山客が降りただけで静かな山だ。

稲村岩までのへつり道も道幅が思ったよりあり、アイゼンも
必要無かった。
我々二人の他には日帰り支度の中年女性と途中で追い越された
青年の4人だけで、下山者は3人Pと2人Pと単独1の6人。
ピストンのさっきの中年女性を入れて合計7人。
さすがに下山ではアイゼンが必要な所が多かった。
我々登りでは無くても何とかなった。

  

稲村岩が迫力ある 登る山岳氏 ヒルメシクイノタワ


2人Pが峰谷からというので水場の様子を聞いたら、しっかり
出ていたとの事で二人とも安心。
各自1.5Lしか持ってきていなかったから。

小屋に着いてすぐに水を汲みに行った。
それ程太い流れでは無かったが、充分使える量は流れていた。

   

水場 山頂標識 富士は雲の中 大岳山と御前山


さて問題の寒さだが、夜中の12時に外はマイナス8度で
朝の6時も同様だった。
山岳氏によると室温がマイナス3度だったらしいから、小屋の
中は5度高かったわけだ。
さすがに小屋はテントと違って随分と暖かいなあ。

お互いにあのNASA材料のシートをシュラフの上から掛けて
寝たが、俺は頭まで被った為結露したので途中で除けた。
山岳氏も外したが夜中に寒くなり再度掛けたら効果あったらしい。
シュラフカバーの上から掛ければ充分役に立つのが解った。

翌朝は残念ながら南アルプスは雲で全く見えなかったが、近場の
富士やら丹沢やら大菩薩などの他綺麗に見えた。
見えないと思っていたスカイツリーも木々の間からクッキリ
見えたが、これも葉が落ちている間だけだろう。

    

富士二題 大菩薩方面 奥に丹沢

富士は左下に見える新興宗教のだと思われる白い塔を入れたくないので
こんな構図になってしまった。


気持ちの良い長い石尾根を降りて、旅館の風呂で汗を流して
電車に乗った。

 

気持ちの良い道 どでかい霜柱(北面の巻き道)

2010年10月秋山の記事はここをクリック。

山岳氏の丁寧な記録はここをクリック。

 

コメント (2)
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