大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

丹沢・表尾根で打ち上げだ!

2011年12月27日 | 丹沢

いよいよ今年も押し迫った。

カレンダー無関係のオヤジもさすがに
巷に流れたクリスマスソングやら
スーパーに流れる正月の歌を聴くと年の終わりを実感する。

それで明日で今年の山を〆る訳だが
山は去年から予定の丹沢・表尾根にする。

もう随分歩いていないからどれだけ崩壊が進んだか確認したいし、
尊仏山荘のヒゲさんの顔も超久し振りに拝んでみたい。

当然丹沢Bキップでヤビツから入るが、大人しく馬鹿尾根を
降りるとするかな。
小丸まで歩くのもカッタるいし、凍結しているだろうから。
アイゼンなど持ちたくないからなあ。

この頃は天気がイマイチですっきりした南アルプスを見ていないが
こればっかりは運任せだよなあ。

馬鹿尾根も海が正面に見えるのが唯一の慰めではある。
薄金色に照り返す海を眺めるとなんだか嬉しくなってしまうよなあ。

来年の初山は山おばさんのブログで見た「大雷神」を祀る祠
見に行ってみよう。
なかなか面白そうなルートだったから。

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冬山を快適に遊ぶには

2011年12月27日 | 山技術
ここでの冬山とは文字通り冬の山遊びで、
雪山では無いからそのつもりで。

例えば今回の鷹ノ巣山みたいな遊びを
快適にやるための二三の方法だ。

さて最大のポイントは“重ねる”という事。

衣類とシュラフを重ねて寒さから逃れる、
これが出来ないと辛いだけ。

衣類は分かるだろうから、シュラフについて書いてみよう。

3シーズンと夏、シュラフカバーを使う。
夏用の中に3シーズンを入れ、カバーを被せる訳だ。

もう一つは今回使ったシートだ。
これは薄いレジャーシートでもいいと思う。
これをマットの下から回して、足元を折り込めば完璧。

だからマットは半身では無く全身のを使う。
床からの冷却を防ぐのが重要なんだ。

それと小屋では靴下は厚手の物を履くこと。
床の冷たさは半端じゃないから。
殆どの小屋にはサンダルがあるから大丈夫だ。
万全を期したいなら自分で持参する事。
トイレや星を見るのにいちいち靴など履いていられない。

食事は零下では固形物は直ぐに冷めてしまうから汁物が良い。
荷を背負えるなら鍋料理がベスト。
すき焼きは材料が多いからモツ鍋が簡単でいいと思う。
市販のモツ鍋のスープとモツ、ニラとキャベツでOKだろう。
最後にうどんを入れて締める。

大事な水の事を忘れていた。
水場が凍結して使えない可能性が高いから最低2Lは
担ぎ上げる。
凍結していなければラッキーだが凍結していたら最悪。
溜まり水をレトルト品の温めには使えるだろうが。
2Lで二日を凌ぐとなると当然ラーメンは駄目。

パック詰めのご飯とカレーや丼物を一緒に煮れば
500CCの水で一食OK。

当然このお湯は捨てずに湯たんぽに使い、
翌日の煮るのにまた使い、捨てずに持って降りる。
非常時の最後の飲み水にするし、歯磨きやら手を洗うのにも
使えるだろう。

歩きでは500で充分だから最低2Lで凌げるだろう。

小屋でも零下3度以下になると凍結防止が必要で、
これにはレジ袋を二重三重にして入れておけば大丈夫だろう。
シュラフの中に入れておく手もあるがちと煩わしい。

今回多分零下3度程度だったと思うが少しシャーベット状に
なっていた位だったから、レジ袋で充分だと思うんだがなあ。

コースの選び方では分かってるだろうが、北から登って南へ降りる。
北の寒い中を歩けば汗をかかずに済むが南面を登ると汗をかく。
一番の理由は凍った道の下りを避ける為だが。
アイゼンを持って行きたくなければこのコース取りが絶対条件。

以上で寒い冬の避難小屋を使った山歩きを快適にやれるだろう。

朝や夕方の景色や夜の満天の星を楽しめるし、下山は日溜まり歩きでルンルンだ。

これに下山後の温泉とくれば最高の冬の遊びの完成だ。
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