大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

70で北岳を楽しむ[2]

2012年05月20日 | 南アルプス
さて3日目は下山だ。朝一番で頂上をピストンして大パノラマを満喫しよう。なにせ北岳以外の山が全部見えてる感じがする素晴らしさだ。

右俣には寄らず真っ直ぐに降りよう。両手両足を使えば老人でも大丈夫な道だ。

大きな段差は後ろから降りれば楽だぞ。樹林帯は滑落する危険が無いのが一番だ。掴んだ木が折れると即転倒だからちゃんと確かめて掴む事。

この樹林帯は御池小屋からだから、小屋で中休止してエネルギー補給してから降りだそう。

山の中でのんびりしたければ広河原山荘で泊まっても良いだろう。娘と一度泊まったが結構美味しい食事だった。

俺は当然その日にバスに乗って帰るに決まってる。

さてザックの中身だが、必要最低限にしないと重くなる。問題は一人か連れがいるかだが、さすがに俺も単独はやれないだろう。できれば体育会系の次男坊に同行してもらおう。そうすればツェルト替わりのフライやガスを持ってもらえる。

水、ヘッドランプ、衣類、行動食、テルモス、コップ、ラーメン程度だからデイパックで充分。

こりゃあ5キロ以内で収まるんでないか。

これなら70でも北岳の眺望と花を満喫できるだろう。
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70で北岳を楽しむ[1]

2012年05月20日 | 南アルプス
もし俺が70まで生きていて山歩きする元気があったとしたら、一体どんなコース取りをすれば良かろうか?

絶対に確実な事は軽い荷物しか背負えないのとロングウォークが無理だという二点。

それに微妙なバランスが取れないようになっている筈だ。

さあ、こんな老人が北岳で安全に遊べるルートがあるのか?

まあ、山遊び自体がリスクのある活動なんだから、可能な限りリスクを抑えるコース取りだ。

大樺沢ルートか樹林帯の直上で行くかだが、当然樹林帯コースだろう。沢沿いのルートは濡れた石を踏んだり、小さなアップダウンもある。

これで御池小屋まで上がって泊まるので初日は終了。午前中に広河原まで入れば大丈夫だろう。

二日目は肩の小屋までだがそのまま直上するのは味気なさすぎだからちょっと捻る。

二俣へトラバースしてから右俣コースから登ろう。そうすれば花を充分楽しめる。花を見に行くんだからなあ。ここはのんびり歩かないと辛い。疲れる前に休み、水分と糖分、塩分を摂ろう。

小太郎尾根分岐に着けば甲斐駒、仙丈、鳳凰三山が目の前だ。

後は稜線の楽しいがちょっぴり辛い道を肩の小屋まで。これで二日目終了。

続きは次回。
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