大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

海の日から北岳

2013年07月12日 | 南アルプス
三連休はパスだが、最終日からなら空いているだろう。
近くて交通費も安いし、満足度の高い大好きな北岳へ行く事にした。

ここも随分とご無沙汰で、頂上に立つのはいつ以来だろうか?
ブログで調べたら何と2002年のキタダケソウ以来だよ。
11年ぶりなのか、ちょっとご無沙汰し過ぎだな。

今回は幕営して小屋の食事というのをテストしに行く。
21日の週から白馬から朝日への縦走をこのやり方でやる予定だが、
一昨日の極楽平から檜尾避難小屋までの歩きで自信喪失で、確認の
為にも歩くつもり。

広河原山荘と上の北岳山荘でテントを張って食事だけする。
俺みたいな軟弱オジンにはぴったりのシステムだな。
一人用テント(3KG)・ヘッドランプ・シュラフ・エアマット・
下着の替え・雨具・冬用下着一式これだけに切り詰めたら、
行動中の水・お湯と非常食・行動食を入れて8キロ位で収まるのでないか?

とにかく軽量化を徹底しないと長丁場の歩きは無理。
昼も弁当を頼んでお湯も貰おう。
万一の為にメタは持って行く事にする。

お目当てはちょっと早いと思うが、タカネマンテマが見られれば最高。
それ程の花では無いが見た事がないから一度は見てみたい。

二俣周辺で結構な花があるだろうから十分に楽しめるだろう。
久し振りにミヤマハナシノブに会えるかな。

トラバース道ではキンロバイの黄色だな。
これは四年前の塩見から広河原の時に見ている。

11年振りとはなあ、道も広がっているだろうし、
小屋も少しは変わっているかも。






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三連休の山はパス

2013年07月12日 | 山計画
一年で一番混むのに加えて、東北以南は梅雨は明けたし、
北海道も晴れマークでは何処も超満員必至!

そんな南北アルプス・八ヶ岳などを始めとして、
近場の山々も高尾山を筆頭にもう大変な混みようだろう。

下山後の日帰り温泉など芋の子洗い同然で、綺麗になるどころの話じゃないぜ。

こんな時はノンビリ今後の山の計画を見直したり、秋から冬の山の計画でも立てるに限る。

俺の場合はウォークマンの電池交換に出したら、
基板におかしな点もあり一万以上の見積もりだったから返却させたが、
やっぱり電池交換だけを他に頼みに行かなければならない。

先日の中央アルプス行きで借りたカミさんのがやたら電池が長持ちしてビックリ。
新しく買ったらまた取り込まなくちゃならないし、ソニーの思う壺みたいで気が進まぬ。

それと田舎の海での素潜り用に、度付きゴーグルが三千円くらいで入手できそうだから買おう。
あまりに安く、少し心配だが。

これが無いととても効率が悪いし、有害生物に触れたりして危険極まりない。

去年夏で暑さで釣りどころじゃないのは経験済みだから、素潜りをやらないと面白くない。

まあこの三連休しか遊べない人は、少しでも人の少ない山を探すんだな。
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檜尾登山道で下山

2013年07月12日 | 八ヶ岳・中央アルプス他
千畳敷は下から残雪多いのが分かっていたが、歩くのには支障無かった。

極楽平へは右手への登り始めと最後のツメに大量の残雪があるが、溶けた縁を歩けば大丈夫だ。
ただし、くれぐれも岩を歩いて植生に負荷をかけない事。

   
ロープウェイ車窓からの景色(滝が迫力あった)

    
千畳敷の残雪(後ろ2枚は極楽平への最初の雪の様子)

  
ツメの残雪・結構な斜度と高度感(写真じゃ大した事なさそうに見える) ショウジョウバカマだけ目立った

俺は下は縁の雪の上を歩いたし、ツメにはステップがあったから使った。
高度感があるので岩の上を歩いた方が安全。

小屋まで雪の上を二回歩いたがアイゼン不要。
稜線上は雪は無かろうと持って行かなかったがラッキーだった。
途中に二ヶ所雪の上を歩く。
小屋手前の雪は右を迂回する。

  
ちょっとした岩場の下に残雪 岩場(昔は何も無かったが) その後にフラットな残雪
ここは崩壊するのではないかとビビッた。


しかし、極楽平から小屋までコースタイムの倍かかったのにはガックリ。
テントも持たず、シュラフも夏用の軽い物なのにこれじゃあ先が思いやられる。

ガスと風で汗どころか寒くて手袋が欲しい位で身体が冷えていたからか?
軽度の低体温症になっていたのかも知れない?
ただの体力不足なら今後の歩き方を考え直さないと拙い。

結構花は咲いていて、お目当てのコマウスユキソウを筆頭に、
極楽平への登りのショウジョウバカマ、おなじみのイワツメクサやハクサンイチゲ、
ミヤマシオガマ、ミヤマキンバイ、ミヤマダイコンソウ、シナノキンバイ、ハハコヨモギ、キスミレなど。

    

    

   


もう一つのお目当てのチョウノスケソウは檜尾岳先の
船窪あたりだから残念ながら今回は断念した。

    
二枚目のギザギザの先のピークが檜尾岳(遠かった!) ロープが無くて何処を
歩けば良いか分からない(道が広がる) ストックにはゴムキャップ必着!道が壊れる

翌朝もガスで見通し悪いは、空木の登りがとても耐えられないと思って
檜尾尾根で下山したが、これがなかなか気持ち良い道で意外だった。

危険箇所や判り辛い所も無く、見事なダケカンバ帯やシラビソ?の
針葉樹林帯が当然ながらあり、途中に久々にハクサンチドリの群落も見た。

ハクサンイチゲ・シナノキンバイ・キスミレ・ゴゼンタチバナ・
マイヅルソウ・ミヤマカラマツなども出てきた。

小屋は六年前より綺麗になっており、緊急用のシュラフと銀マットも置いてあった。
俺は夏用シュラフだったので備え付けの中に入れて寝た。
ノートを見たら夏山で寝たのは二人目だった。

ガスで展望も駄目で下山途中に南アルプスがちらっと見えたくらいだった。
登山口近くになって出てきた沢で体を拭いてさっぱりしたが、
二番目か三番目に左手から流れるのを使った。
歩く途中でバスが拾ってくれたから、近くの涼しい日陰で待って居れば良い。


途中出てきた花達

    

    



気持ちの良い樹林(ダケカンバとブナが好きだ)

    
コブ持ちのダケカンバ どうも右端は鹿の食害地みたいだ(花が一つも無い) 



途中にこんなのが出て来るから便利。左は距離で右のEL2580が標高

地図で自分の位置がほぼ正確に把握できるから助かる。
まだこんな所なのかよ!とガックリもするが、便利には違いない。

    
ここからが案外かかった(笹が増えてくる)


見るからに毒キノコだが


   
空木岳頂上も見えない ロープウェイ駅が見える 道が見えた! やっと降り着いた地味な登山口



皆途中で降りてしまい、駅まで乗ったのは俺一人だった。
これじゃあ駒ヶ根駅が無人になるのも仕方がないと納得。
今年4月からだそうで、飯田線はほぼ全線無人駅だろうが、JR東海もドライだぜ。

駅前のスーパーで鶏の唐揚げとビール・おにぎりで軽く打ち上げた。
その後の上諏訪駅の足湯は温泉組合の工事で休みだったし、
あの小淵沢の弁当も終業でゲットできずと散々だった。

昼間の普通列車はまばらも良いとこで18切符も辛い。
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