大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

大キレット・ルート写真

2013年09月21日 | 北アルプス
幾らでも見た事があるだろうが写真を載せてみる。

南岳小屋後ろから急下降して行き、鞍部というか釣り尾根というかに
降りてから気持ちの良い岩稜歩きが続く。

水俣乗越から槍寄りの狭さよりは随分と広く、
ペンキマーク以外でも歩き易い所を歩けば問題なかろう。
と言っても皆が歩いた所が岩が安定しているから、
大人しくペンキマークを拾う事。

この広い岩稜帯の先のピークが長谷川ピークというらしいが、
これを降りた所がA沢のコル。

この長谷川ピークの後に出て来たのが下だが、スリングがあってよく解からないまま
進行方向右を降りたんだが、写真の女性のようにスリングを持って回り込むのが正解みたいだ。
写真は通り過ぎてから写しているので、ペンキマークが見えるが、歩いて来たらスリングしか
目に入らないからちと分り難い。
通り過ぎてから女性が来たので、やり方を教えてみたらすんなり降りたので正解かな。
スリングの強度が心配だが。



この後の登りから核心部という訳なんだが、それ程危険な所は無かった。
ちょと背が低いと辛いかなあというのが下の大岩だった。



歩く時系列で載せておくが南岳方面の写真もある。

    

ザレも鉄梯子も何処にでもありそうな物で問題なかろう。
石を落とさないように極力注意すべきで、ストックなど問題外。
写真には持っているオヤジが写っているがヘルメットまで被っている。

    

三枚目が南岳方面。最後は長谷川ピークを核心部登りから撮影。
A沢のコルは小広いが、上からの落石があるかもしれないから
サッサと取り付いた方が安全だろう。

いよいよ核心部に突入。
一枚目は長谷川ピークから撮った物。
二枚目は登る途中から見下ろしたA沢のコルだ。
最後は北穂小屋への登り。韓国人グループの通過で
待たされている白い帽子の女性が気の毒だった。
ロープで繋がれて降るオバサンが二人いて呆れてしまった。

    

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「飛騨泣き」あった?

2013年09月21日 | 北アルプス

全く拍子抜けする「大キレット」だった。

「飛騨泣き」やら「長谷川ピーク」やら、やたらと怖そうな事が書いてあるが、全くそんな所が無く、一体何処がそれらだったのか先行グループのガイドに聞く始末。

結局危ない所にはピンや足置きなどを設置したため、鎖と合わせて頗る安全なルートに変貌してしまったらしい。

これでは一般ルートに分類するべきで、実際にそうなっているのかも。

そうでなければこれほどにこのルートを歩く人間が増える訳がない。

このルートにスリルを求めて行くのは駄目だが、槍と北穂の連絡通路と思えば十分だろう。

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涸沢はテント1000張り?

2013年09月21日 | 北アルプス

新島々での上高地行きの登山者の列。


いやあ、聞きしに勝る人の波だよ。

昨晩轟沈した徳沢ロッヂからの道で、対向する登山者の群れが途切れなく続く。

梓川沿いを歩いていたら、弾き飛ばされての滑落の恐怖で慌てて山側に移った。

デカザックの連中がやたらと多く、これじゃあ涸沢のテント場は1000張はいきそう。

この頃は一人一テントが主流みたいでテント場が埋まってしまうんだ。

仲間四人で一テントだと随分とスペースが節約できるし、背負う荷物も軽くなるのに。

そんな事より一人でノンビリしたいという事なんだ。

山道具屋も次々に買わせる商品を出して頭が良い。

今やたらとザックにヘルメットをぶら下げた若いのが多いが、本当に必要な山なのかどうか怪しいもんだ。

大キレットの報告は次回以降。

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