大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

袴田さん釈放!

2014年03月28日 | 政治・経済・社会
事の起こりは第一審の地裁で死刑判決を出した事だ。

4人を殺し焼いた凶暴な犯罪の犯人とされた証拠品の衣類が、
でっち上げの可能性が高いと判断したが、それなら第一審で
見抜けなかった裁判官達の失態はどうするんだ!

元々はでっち上げた警察官どもが原因だが、
それに乗った検察と判事が作り上げた絵図だったんだ。

素人が見ても異常な犯行形態で、只の金目当てなんかじゃないのは明白で、
かつ4人を殺し放火などしてるんだから怨恨か金のトラブルと考えるだろう。
そんな事が何度も裁判やりながら考え付かなかった弁護士・判事・検察は
代表3人が袴田さんに土下座すべきだろう。

それと今回初めて「証拠開示」と言う事を知って唖然とした。

検察が出す犯行の証拠品を被告・弁護側が要求しても見せないとは。
原則見せるべきだろうがそれをやらず、判事が必要と認めた時だけ開示とは、???。

こんな不可思議な事をやるから「日本の司法は中世のまま」と笑われるんだ。

この捏造した警察官は直ぐに分るんだから即弁護士が尋問すべきだろう。
身内の警察が調べても真相が分る筈がない。

そもそも死刑を執行しなかったのは歴代の法相が、「推定無罪」につき
絶対に執行の判は押すなと引き継いだからだろうよ。
無罪と分っている人間を死刑にできる人間はさすがにいなかったが、
それなら何故すぐに再審をするよう命じる人間がいなかったんだ!

その為に袴田さんにとっては地獄の苦しみをあたえ続けられたんだ。

毎朝毎朝、執行の恐怖に怯えながら起きなければならなかったなんて想像の外。

47年と7ケ月。

30歳からの人生の盛りを獄中に置かれ、かつ死の恐怖を味わわされ続けたのが
警察官の捏造の証拠品だったなんて。

これを機会に「証拠開示」と自白の証拠不採用を徹底して、冤罪を根絶するしかなかろう。


コメント (2)
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