大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

宝山から金剛山は◎

2014年10月20日 | 中央線沿線

山行日:2014.10.19(日) 6名


登山口がメチャクチャ分かり難かったが、予想以上の楽しさだった。

その予想以上とは自然林の多さで、途中ピストンした鉢岡山以外は全く植林が無かったのだから素晴らしい。

宝山から入り金剛山から下山のコースで歩いたが、この宝山の登山口が難物だった。

藤野駅を出て甲州街道を左に歩き、日連大橋の標識から右手に下って橋を渡る。

藤野小学校手前の道を左に入り、次に右上に広い道が上がってるが、そのまま下の狭い道を直進する。

広い道に合流したら直進して右手に日連神社が出てくる。

この神社の先を右折して道なりに上がって行くと小さな沢(溝?)と右の家の間に踏み跡があるから、これを上流へ辿る。

結構歩いて心配になる頃右手に登山口が出てくる。

さっきの家の横に「登山口へ」の道標が欲しいが、個人宅横ではなかなか難しかろう。

登山口まで1時間以上もかかったが、登り出したら一本道で迷いようがない。


登山口とは書いていない標識がちょっと変


最初は急な登りだ

最初はちょっと急だが、その後は普通の登りで宝山に着き、次いで日連山・鉢岡山・金剛山と四つ踏破した。
この内で鉢岡山と金剛山が「藤野町15名山」の由で、Y氏によるとこのルートを日連アルプスとか言う者もいるらしい。

金剛山への道途中に寄った峯山からの眺望が一番だったが、条件が良ければ南アルプスの農鳥岳が見えるらしい。




宝山山頂・三等三角点だった


日連山山頂


可愛い峠だ


つまらなかった鉢岡山山頂


鉢岡山と峠の間の気持ち良い水平道


途中寄った峯山


眺め抜群・奥に権現山左に扇山


金剛山山頂


落雷で裂けた杉の木


降り着いた鳥居


鉢岡山は植林で面白くないから、次回は金剛山から宝山か逆ルートで遊ぼう。
紅葉する11月半ばから下旬が狙い目かな。

因みに「藤野町15名山」とは

茅丸・生藤山・陣馬山・明王峠・石老山・吉野矢の音・石砂山・峰山・鷹取山・鉢岡山・名倉金剛山・日連金剛山・岩戸山・京塚山・小渕山

だそうだ。

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長沢背稜からタワ尾根

2014年10月20日 | 奥多摩

二日目(18日) 一杯水避難小屋から長沢背稜でタワ尾根


朝は4時から同宿人が動き出したが、こっちも目は覚めてたしどうってこと無かったがちと早過ぎかな。
星が綺麗だというので出てみたら本当に凄かった。
アルプスの星に負けない星空で、オリオンや冬の大三角・昴など星が多すぎて良く判別できないほどだった。

昨夜の残り飯に鮭茶漬けの元と湯を入れて食べ、ゆっくりして6時15分に小屋を出た。
因みに昨夜の飯は秋刀魚缶を飯にぶっ掛けた秋刀魚丼とカレー。

天目山に登って伐採して見晴らしが良いと言うのを確認しようと思ってたんだが、直登する道が分らず縦走路を歩いてしまった。
次回タワ尾根からの下山時にでも寄ってみる事にする。

長沢背稜は本当の巻き道だから脚に易しいし、左手が見晴らし良いから
メチャクチャ楽しい道なのに殆ど人に遭わないのがまた良い。

今回もタワ尾根に入るまで一人も出遭わなかったし、タワ尾根では中年男女一組と遭遇しただけだった。

紅葉は楓が色付いており楽しめたが、全体的には1週間は早かったみたいだ。
この道は楓がやたらと多くて、真赤に染まれば凄い事になりそうなんだが黄色い葉の縁が茶色になってるのが多かったからそのまま落ちるかも。
霜が降りると駄目になるみたいで赤の綺麗なのはなかなか見られないらしい。


雰囲気抜群の縦走路


時折出てきた楓の赤

途中酉谷山避難小屋の上(9:00着9:30発)で軽く食べたが、わざわざ降りるのも面倒で水場の確認もしなかった。
一杯水があれだけ出ていたんだから恐らく出ていたろう。

タワ尾根入り口には10:40に到着して、中休止して11:00から降りだした。
直ぐに出てきたモノレールは前より綺麗になってるように見えたが気のせいか?

このモノレールが大きく右カーブして降っていく所から悪場が始まる。
直進するが大岩が連続して巻くので面倒かつ時間を食う。

何だか道が付け替えてあるみたいで昔歩いたのと感じが違った。
三角点を確認して歩き出したが、あのウトウの彫り物の板が目に付かなかった。
下しか見ていなかったからでここにあったらしい。

その内ロープで通せんぼして右に行けという指示板が出てきた。
降り出したらやたらと急で、地図で確認したら真南に下りている。
昔逆に歩いた時のこんなに急な登りではなかった気がして登り返し、
東側の尾根を下りだしたがこれも変でまた登り返した。
引き返そうと歩き出したらウトウの頭手前で遭った中年男女が降りてきた。
道はさっき降りた方だと言うのでまた降りだしたんだが、先入観がミスの元だったんだ。
地形図を見たら尾根は真南に降りていて道の正しさは一目瞭然だった。


ウトウの頭から少し南下して等高線の密度濃い所が問題の場所・正しさは明白

その後は紅葉にはまだ早い薄黄色の尾根をミズナラの巨樹まで降りてビックリ。
巨樹のあの恐竜の頭みたいな大枝が折れて幹に大穴が開いていたんだ。
これだけ痛んでしまうとあまり永くは保たないかもだな。
ダメージが大き過ぎて樹医の手当ても不可能だろう。


ミズナラの惨状

その後のハイライトの一石山神社への激下りと言うか嫌らしいジグザグの下りをこなして降り着いたが、本当に危険なトラバースで、鍾乳洞側に降りた方が安全なんだがなあ。
小川谷林道は通行禁止とかでそのルートが駄目なんだが、自己責任でそっちを通った方が安全だろう。


やっと降り着いてホット一息

バス停には15:40に着いたが、40分近く待たなくてはならず、汗を拭き着替えてバスに乗った。
ここでもトレランが10人以上おり、山屋よりも多いんだからブームその物。


タワ尾根と長沢背稜、それにヨコスズ尾根稜線と気持ちの良い歩きができるが、一石山神社からの登下山は剣呑だなあ。

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ヨコスズ尾根から一杯水避難小屋

2014年10月20日 | 奥多摩
ヨコスズ尾根から一杯水避難小屋に寝て、
翌日長沢背稜からタワ尾根を降りる一泊二日をやった。

山行日:2014.10.17ー18 (単独)

初日(17)の東日原から一杯水避難小屋までの記録。

一度、滝入ノ峰先まで稜線歩きをやってみようと考えてたのを実行した。

採石場を右に見た後尾根に乗り、その後右に巻き出す地点から稜線歩きを開始。

稜線だと当然ながら木に遮られてもそこそこ眺望が良いし、
植林を見なくて歩くから気持ち良い。

紅葉はまだ早かったがチラホラ赤くなった楓があったし、薄黄色もあってまあまあ。







雰囲気の良い尾根道3枚


急な瘤が二ヶ所ほどあったがそれ程危険な所は無かったし、立木を上手く使えば楽だ。

滝入ノ峰には立派な三等三角点があった。



手書きの山名板 


立派な三角点


水道局の石の標柱がずっと出てくるからこれを目印に歩けば良かろう。
二五二とか漢数字が書かれてる。


外す恐れなどない単純な尾根だが。

滝入ノ峰からちょっとで登山道に合流するが、それからも雰囲気が良い。


登山道との合流点(上手から見てる・右から降りてきた)

時々コシアブラの葉っぱが落ちているが、木を探し出せなかった。

どうせ大木になっていて手など届かないだろうな。

辿り着いた小屋のベンチにザックを置き水場へ。

水はザーザーと勢い良く流れていたが、台風が二つも来た後なんだから当然。


勢い良く流れる水

汲んでたらアラフォー?の男性がやってきて同宿らしい。

小屋は初めて入ったが、棚も無いしマット・毛布も無い、すこぶるシンプルな造りだった。

当然ながらトイレは懐かしいドッポン式だ。
紙を持ち帰らなくて済むのは助かるが、どうやって下ろすのだろうか?

それと他の小屋とのギャップがあり過ぎる理由を考えてみた。

結論は下から近い場所にあるから、綺麗な小屋にすると住み付くのが出てくるからだろう。

昔、ここを塒に強盗をやった野郎がいたくらいだから。

夜は同宿人が口数少なく8時には灯りを消したが、相変わらずウトウトしかしなかった。
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