大雪の空

46歳から始めて嵌ってしまった山歩きの記録と野球などの雑記帳。時々帰郷中の島暮らしの日常。

北岳遭難が解らない

2015年01月09日 | 山その他
何でバラバラになったんだろうか?

最初は単独の男女がたまたま同じ日に遭難したのかと思った。

パーティー登山なら当然だし、吹雪でなら尚更お互い視認できる距離で歩くだろうし、
ロープで繋いで歩くのではと思う。

吹雪の中では離れての行動は無理で、先行者のザックに掴まって歩くしか無いのでは?

何故はぐれたのか、山頂からの下山途中だったのか、それとも登頂前だったのかなど、
肝心の情報が無いのは相変わらずだ。

せめて見つかった場所くらいはっきり知りたいがそれも分からない。

標高2700mの斜面で発見なんて、役にも立たない情報を良く書けるもんだと呆れる。

新聞記者ももうちょっと突っ込みを入れてもらいたいもんだ。

それにしても亡くなった女性が二度目の遭難だったとは驚いた。

前回は冬の穂高で300m滑落したが助かったらしい。

強運も二度は続かなかったかと言うより、二度も同じ冬山で滑落するというのがなあ。

俺だったら一度で懲りて、冬山など二度とやらないだろうに大した度胸だ。

とにかく俺としては生き延びた男性に、何故離れてしまったかだけは聞いてみたい。
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御坂黒岳で転倒しまくり

2015年01月09日 | 近場の山
目の前ズドーンの富士
(展望地直ぐ下の地点から)



出発直後から何だかなあだった。


何とデジカメを忘れる大ポカ!
弁当の用意で忙しく、すっかり頭から抜けたらしい。
結果的には持って行っても意味なかったが。

おまけに双眼鏡も先日の弘法山歩きで使ったデイパックに入っていてガックリ。

こんなトホホが頻発するのがなあ。

それにしてもそうとに冷え込んでたみたいだ。

冬用の下着の上に裏地がフリースのズボンでも、
暑さを感じないどころか少しヒンヤリする位だった。
黒岳は雪が付きアイスバーン状態だろうから、
六本爪の軽アイゼンを持ったがドンピシャだった。

手袋は雪用のだしフリースの耳当て帽子だが、ネックウォーマーは忘れた。

下着とダウンベストが首まであるし、タオルを巻けば十分防寒できる。

しかし6:30八王子発松本行きの車両が、とうとう普通の電車になった。

ただ内部はボックスシートで昔通りなのが救い。



登山口にあったが今はどうなんだろう


途中の雰囲気ある石像

御坂峠に近づいたら雪が出てきたが、
それまでも霜柱がグシャじゃなくバリバリと音を立ててたから冷え切ってたんだ。

アイゼンを付けたが久し振りで手間取る手間取る。


大した雪でないがパリパリに凍ってる

朝飯まだだったから富士の見える所で食べたが、
あのサーモスのはまあまあ温かかった。

しかし峠に着いたのが12時だったのにはガックリ。

3時間もかかったのは拙かったし、
雪道を考えたら頂上まで道標の1時間10分の倍はかかると思ったが案の定だった。


昔は無かった道標


小屋(廃業)先の御坂天神

パリパリの雪道だからしっかり踏み込まないと駄目で、
ヨイショヨイショだし、呼吸器も調子悪くヒューヒュー言ってる。

朝吸い忘れてしまったがこれが最大の失敗だった。
ザックに何時も予備を一本入れて置くようにしないと駄目だな。

このコースは詰めで岩っぽいプチ悪場が出てくるんだがなかなか出てこず、
新道峠からの下山予定を直接広瀬へ降りると女房へメール。

頂上が予想通りの14:23で、弁当の残りを食べて下山開始が15:00。


頂上の三角点・積雪10cm位?

眺望は甲斐駒から南が見えて、聖・赤石・悪沢もデカかったが逆光気味でイマイチ。

目の前の富士はガラケーでもそこそこ見られるが、
南アルプスはデジカメでも駄目だったろう。

下山は当然アイゼンを外したが、
柔らかくなった表面下が凍っているのと落ち葉で滑る滑る。

三度も大転倒をやらかして左手首を痛めてしまうし、
最後はトラロープに掴まって転げ落ちる感じでやっと降り着く有り様。

暗くなる直前の5時ちょっと過ぎだったが、何だか調子悪く足が上がらない。

バス停にたどり着いたら17:12は出た後で、18:12の最終はこの時期運休。

仕方ないから幹線まで歩き出したが、
途中のバス停の時刻標を見たら17:33があり直ぐに来た。

散々の山だったが、途中女房から13日から仕事とメールもこの手首がなあ。
刈り込みや木の上の作業ができないぞ。

幸い痛みだけだから手首を極力動かさなければ、4日間あるから何とかなりそうだが。
熱海玄岳どころじゃないや。
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