僕らはみんな生きている♪

生きているから顔がある。花や葉っぱ、酒の肴と独り呑み、ぼっち飯料理、なんちゃって小説みたいなもの…

洞窟

2007年01月31日 | SF小説ハートマン
暗くて深い穴の中のようだ。寒くはないが湿度はかなり高い。かび臭い匂いも感じる。ピチャピチャと水のしたたる音が聞こえる。
でもどうしてこんな所に寝ているんだろう。

急に熱が出て全身がだるくなった。食事はまだ途中だったけれど、お父さんにおんぶされて店を出た。タクシーはなかなかつかまらなくて、ママはイライラしてあちこち見回していた。そのまま僕は眠ってしまったようだ。

起き上がろうと意識すると、体の下が硬い岩だと言うことに気付いた。枯れた草のような物が敷いてあるが、ごつごつ当たる岩を和らげてくれるようなものではなかった。
暗さに目が慣れてくると、少しずつ回りが見えてきた。

洞窟のようだ。軽トラックの荷台くらいの大きなサイコロ状の岩が積み木のように積み上がっている。でもとても不自然な積み方だ。教室ほどの空間がドーム状にできているが、こんな積み方では普通なら崩れてしまうだろうう。2階の天井くらいの所にわずかな隙間があり光が差し込んでいる。お日様の光なのか人工のものなのかは分からない。

頭が痛い。体のあちこちに擦り傷ができている。目をこすると手にぬるっとした感覚があった。見ると汚れた血がべっとりと付いている。こめかみあたりから出血しているようだ。
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もうダメ

2007年01月30日 | いろいろな顔たち
これ以上食べられないよ。


つうか、空き缶専用なんだけど…


こーら困った。


(近くに専門学校があります。そいつらの仕業だと思います)
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キレのよい子

2007年01月29日 | 何でも掲示板
少し前になりますが、スーパーマーケットに買い物に行った時のことです。
郊外にある最近のスーパーはすごい規模です。正にスーパー。野球場くらいの大きさがあるかも知れません。

当然の事ながら子どもスペースが作ってあります。子どもはそこで遊ばせておいて、ゆっくりとお買い物をお楽しみ下さい、というわけです。少し離れたところにはテレビゲーム機が置いてあり、自由に遊べます。

数人の子が群れています。何やら興奮状態です。側に行ってのぞき込むと、そんな大人などお構いなしにギャラリーが叫んでいます。

「そこ、やっちまえ!」
「早く殺せ!もっと殺せ!」
「あ~ぁ、やられちゃった。」
「1個減っちゃったじゃん。命あと何個?」

幼稚園の年長から小学校低学年くらいの子ども達です。

愛・地球博とかやってる場合じゃないです。
いじめを認めるかどうしようか、なんて考えてる場合じゃないです。

タバコのパッケージには、健康を害すると警告文が書かれていますが、テレビゲームにも付けるべきだと思います。

「注意:あなたの子どもがキレる子になります。」

もちろん頭のキレる子ではありません。抑制のきかない感情のキレです。
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GINZA

2007年01月28日 | ウォッチング
久しぶりに銀座に行きました。
おのぼりさんです。

すげぇー。
えれぇところだ、ここがギンザってとこかえ
せっかくだから腕時計でも買うべか
昔アメ横で思い切って2800円で買ったロレックスってのが
もう古くなったかんなぁ~

これ、いいんでねぇかい
ブルガリっつぅんかよ、おら舶来ならタイメックスのほぅが好きだけんどよ

あれ?値段違うんでないかい?
ここは問屋なんかい?

「あのぅすんませんですが…」
「いらっしゃいませ。」
「そこの時計、1個だとおいくらくれぇになるんだべか。」
「え?どれでございましょう。」
「ほれ、そこのそれ。おら商売人と違うで、一ケースでなくてばら売りでお願いできねぇだろか。」
「お客様、これは単品のお値段でございますが。」

「え゛、んじゃ値段一桁間違ってねぇか?」
「申し訳ございません。もう一度お確かめ願えますか?」
「あっ、間違ぇた。2桁違いダァ。」
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試験が終わって…②

2007年01月27日 | SF小説ハートマン
「どうしたの宇宙(ひろし)もういらないの?」
「何だかもういい。」
「それじゃぁ宇宙の分はお父さんがもらっちゃうぞ、やっぱりこのピザ美味い。」

「そんな所に横になったらお行儀悪いでしょう?みんなが終わるまできちんとしましょう。」
「うーん。」

「パフェでももらおうか、今日だけおごっちゃうわよ。さっきメニューでみたスペシャルマンゴーパフェ。」
「ううん、いらない。ママ食べれば?」

「宇宙、ちょっと…」

ママが急に怒った顔になって僕のおでこと首に手を当てた。
「パパ、ちょっと見て。宇宙、熱があるわ。」
「どれどれ、おう、こりゃかなりあるかな。熱いぞ。」

「ママ、パパって言った。」
「うんそうよね。でも面接の時は言わなかったから大丈夫よ。とりあえずこれで冷やしましょう。」
ママは僕のおでこにおしぼりを当ててくれた。冷たくてとっても気持ちが良かった。

「気持ちいいか。よし、少しそうやって横になってなさい。これ食べちゃうから。」
「何言ってるの、帰りますよ。パパ、タクシーどこかで拾えないかしら?」
「そうかぁ、じゃ行くか。」
お父さんは横目でピザを見て、ビールをぐいって飲み干して立ち上がった。僕も立とうとしたらおしぼりが滑り落ちた。拾おうとしたら腕が肩から震えていた。

「宇宙、震えてるじゃない。寒いの?」
「うん、ちょっと寒くなってきた。」
顔はほてっているのに体はどんどん寒くなってくる。ママがジャンパーを後ろから掛けて、その上からママのコートも掛けてくれた。少し温かい。

「ママ、ご飯食べたら吉田先生の所行くって…」
「そうだったわね。でもこれじゃちょっと無理よ。後で電話しとくわ。パパ、おんぶしてやって。」
「よしきた。久しぶりだな、おんぶ。」
お父さんの背中はあったかくて、お父さんの匂いがした。ぎゅっとしがみつくとママがコートを着せ直してくれた。今度はママの匂いがした。
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お願いします…②

2007年01月26日 | 何でも掲示板
何か人にやってもらう時、教えてもらう時は、
側で待っているのが当たり前というか礼儀ではないでしょうか。

ていうかさぁ
どんなふうにやるのか見たくないのかなぁ…
やってくれるのを見ていれば、次の時は自分でできるかも知れないのに。

「○○ちゃんを見習いなさい。」
と良く口にしますが、見て習うことの大切さが忘れられているようです。
せっかくの学習チャンスを自分から逃しているでしょう。

俗に、はしっこい子、要領のいい子は見ているだけでほとんどできるようになってしまいます。

うちは一人っ子だから無理、競争心がないんだから、と諦めないで
「ほら、やってあげるからちょっと見ててね。」
と言って、見せる。
やってることを見せるんです。

やって貰うときは見ているものだって習慣を付けるのがいいと思います。

(と言っても、最近は世の中見習いたくないことばかりですけれど…)

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やっほ~

2007年01月25日 | いろいろな顔たち


愛し合ってるか~い

酔っぱらってるか~い

ってか?
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竜宮城へ

2007年01月24日 | いろいろな顔たち
私の背中に乗ってください
どこへ、ですって?もちろんアソコですよ
そりゃぁもういいところです

鯛や平目ですよ
ご馳走ですか?もちろんです
毎日ですとも
お酒ですか?当然でしょう

乙姫様ですか?
はい、若いですよ、しかも美しい方です
それだけじゃないです
すごいですよ
何がって、ちょっとここじゃぁ言えませんけどね
もう何てったって乙姫様っていうくらいですから

そんなことありませんよ
お金なんていらないところですから
ずっと好きなだけです
延長料金?何言ってんですか

いつでも帰れますけどね、言って下されば
私は飲まないんで大丈夫ですよ
でも止めたおいた方がいいですよ
帰っちゃった人でいい話聞かないですから

そうですか?お決めになった?
はい、お一人様ごあんな~い
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NEW石けん

2007年01月23日 | 石けん作り
久しぶりに新しい石けんを作りました。

ピンククレイでマーブルにしてみました。

前に作ったのはクレイを入れすぎて
ココアケーキになってしまったので
少し控えめにしてみました。

優しい感じで結構いいかも~
って思います。4月になったら使います。
お楽しみなり~。

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お願いします。

2007年01月22日 | 何でも掲示板
例…①

「これやって」
子どもがお母さんに頼んでいます。どうやら巾着袋のヒモが結べないようです。
「どれ?貸してごらん。」
お母さんは丁寧に結び直してくれました。
「はい、できたわよ。ほらぁ何やってるのぅ、いらないの?そんな所で遊んでるんじゃないのぉ、早くしまって、もう行くわよ。」
子どもは、もっと遊んでいたいけど仕方がないとあきらめて母親の元へ戻ってきました。


例…②

教室で折り紙が流行っています。一人の子どもが私の所へやってきました。
「せんせい、分かんない。」
「う~ん、ここは難しいところだね。よし、ここに指を入れて上から押しつぶして…あれ?どこ行くの?」
「おしっこ行ってきます。」


①と②の子ども  これって何か変じゃないですか?
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試験が終わって

2007年01月21日 | SF小説ハートマン
「ママ、どうだった?」
「宇宙(ひろし)はどうだったの?うまくできた?」

「ママはね、面接上手だったぞぅ。うん、さすがママだ。先生もにこにこしてて感じ良かったなぁ。」
「お父さんもなかなか立派でしたよ。あの質問の時はびっくりしたけど、上手に答えてくれたんでホッとしたわ。」
「いやぁアレには驚いたね。アレは想定外だった。」

「ねぇねぇ、ママはパパって言わなかったの?」
「そうよ、ママを信用しなさい。」

「僕はみんなできたと思うよ。ひとつだけできなかったのがあったけど。」
「え?できなかったの?それどんな問題だった?」
「積み木でね、お手本より2個多い物に○をつけるんだ。でも沢山あって全部数えないうちに『止めましょう』って言われちゃった。」
「あとはどう?」
「うん、大丈夫。コップをくっつけて紐で結ぶのもできたし、体操の時は先生に『よーし上手』って言われた。」
「それからどんな事したの?」
「えーっとね…」

「ふたりともお腹すいてないか?お父さん喉もカラカラだ。」
「あらもう1時よ。何処かでお昼食べて帰りましょうか。」
「ビザがいい!」
「ピザか、よしそれじゃぁ駅の向こう側だけど、あそこのイタリアンに行こう。」
「いつか行ったことあるわよね。あそこのピザ、何だっけ、えーっと、エビとルッコラのビザ美味しかったわ。」
「確かポイントカードあったよな?」
「今は持ってないわ、でもいいじゃない無くても。」
「行こう、行こう。」

僕はママの手を引っ張ってずんずん歩いた。でも少し疲れた気がした。
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もうじき豆まき

2007年01月20日 | いろいろな顔たち
たいへんだぁ~


今年も又
福の神のコスプレで何とかしなきゃぁ
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試験の朝…②

2007年01月19日 | SF小説ハートマン
「よし、じゃぁ行くか。」
お父さんが言った。

「受験票、集合時間表、ハンカチ、ティッシュ、上履き、ブラシ、着替え、携帯のスイッチ、…」
用意していたチェックノートを僕が読み上げる。ママは確認して、ハイよし、とかOKとか応える。

「いい天気でよかったな。おととしは確か大雨だったぞ。」
「そうらしいわね。本当に良かったわ。今日は朝から気持ちいい天気よね。」

「宇宙は早起きして偉いな。体操の練習もやったのか。」
「うん、別に練習じゃないけどね。ラジオ体操もやっちゃった。」
「そんな格好で寒くないのか?」
「あらパパ知らなかったの?宇宙は夏からずっと半袖よ。」
「僕全然寒くないよ、ジャンパー着なくても平気。」
「そうか、一年中半袖なら安上がりでいいな。」

「学校まではあったかくして行こうね。向こうに着いたら半袖で頑張ってね。」
「大丈夫だよ。でもママ、またパパって言ったよ。大丈夫なの?」
「あら、ホントね。お父さんお父さんお父さん…どうしましょう。」
「大丈夫、大丈夫。もしも面接で言っちゃったって、そんなことで落ちたりしないよ。」
「そうよね。」
ママは困ってるみたいなことを言ってるけど、顔は笑っている。

「ねえお父さん。南極って寒いんだよね。」
「南極か?あぁ、すごく寒いぞ。半袖じゃぁ死んじゃうかも知れない。」
「すごく寒いのに息が白くならないんだって、本当?」
「うーん、お父さんもそんなこと聞いたことがあるなぁ。本当かどうか見たことは無いけど。」
「あらそうなの?お父さん、それってどうしてなの?」
「あっママ偉い!お父さんって言った。」
ママは片目をつむって僕にピースをした。

「多分それはね、南極は空気がとっても澄んでいてきれいなので吐く息の水蒸気がくっつく核が無いんだ、とかいう理由らしいよ。」
「ふーん。」
僕とママは同時に返事をしたけれど、お父さんの説明が分かった訳ではなかった。
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健康診断…②

2007年01月18日 | いろいろな顔たち
10秒間見つめてください。













これが顔に見えちゃった人は
はっきり言って
病気です。











田中邦衛をイメージしちゃった人は
もう戻れない重病なり~。










考えちゃった人は…
注意してください、感染してますヨ。
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ばらばらじけん

2007年01月17日 | ウォッチング
「おい、おめぇヘソないじゃないか」
「・・・・・」
「おめぇ足もねぇじゃねぇか」
「・・・・・」
「ねぇじゃねぇかって変じゃね?」
「・・・・・」
「笑うんじゃねぇ」
「・・・・・」
「おめぇ色が褪せちゃってるじゃねぇか」
「・・・・・」
「分かったからもう休めよ」
「・・・・・」
「雨降ってきたぜ」
「・・・・・」
「付き合ってくれてありがとよ」
「・・・・・」
「おまえいいやつだな」
「・・・・・」
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