電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

冠雪の朝日連峰とコレルリ「合奏協奏曲集」

2005年12月09日 22時43分18秒 | Weblog
夏であれば、早朝出勤時にもすでに太陽が昇っており、快適な郊外通勤が楽しめるが、冬期間は朝まだ暗い。ようやく明けかかる頃に自宅を出て、途中で朝日に輝く山々を見ながら車を走らせる。写真は、つい先日の晴天時に撮影した早朝の朝日連峰。

ここ数日、コレルリの合奏協奏曲集を聞きながら通勤している。もともと「クリスマス協奏曲」がねらいで聞き始めたのだが、今のところ、エンドレスで再生しているので、いつのまにか最初の曲に戻っている。だが、再生の途中で一つ一つの曲が区別でき、全体をつかめるようになるにはもう少し時間がかかりそうだ。楽しみではある。

ところで、コレルリの合奏協奏曲集、ヘンな言い方だが偉い数学のプロフェッサーの講義みたいだ。見た目は厳しくいかめしいが、語っている数学の理論は実に美しい、といった感じ。毎日、往復の通勤時に聞いていると、少しずつ少しずつなじんでくる。それとともに、作曲者や演奏家が工夫した美しさが感じ取れるようになる。
イタリア合奏団の演奏、デンオンのデジタル録音で、クレスト1000シリーズのありがたい2枚組。
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