電網郊外散歩道

本と音楽を片手に、電網郊外を散歩する風情で身辺の出来事を記録。退職後は果樹園農業と野菜作りにも取り組んでいます。

モーツァルト「フルートとハープのための協奏曲」を聞く

2005年12月29日 19時44分04秒 | -協奏曲
母屋と蔵の雪おろしをしても、その雪の後かたづけが大変。除雪機も新雪には威力を発揮するが、どさっと落ちて来た雪の塊には弱く、スコップでくずし散らしてから除雪機で吹きとばす。人力の苦労を考えると楽なものだが、それでもけっこうな労力だ。
さくらんぼの収穫などの農作業は、携帯音楽プレイヤーを楽しみに作業ができるが、除雪機のオペレーションは常に危険を伴うので、紐状の引っかかるものは禁物である。首がしまってからでは遅い。したがって、ひたすらエンジンの爆音を聞きながらの作業になる。肉体労働を終えて部屋に戻り、コーヒーで一服するとき、モーツァルトの軽やかな音楽が好ましい。それも、できるだけギャラントな「フルートとハープのための協奏曲」などの音楽だ。軽やかであればあるほどうれしい。深刻な音楽はごめんこうむりたい。

演奏は、アンドラーシュ・アドリヤン(Fl)、スザンナ・ミルドニアン(Hrp)、ハンス・シュタットルマイヤー指揮ミュンヘン室内管弦楽団。デンオンの My Classic Gallery 中の一枚。もう1曲、協奏交響曲変ホ長調K.364がフィルアップされている。
こちらも地味だがとても素敵な音楽。耳に残る爆音が静まり、心が穏やかになります。
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