徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

組織ぐるみの犯罪

2005-06-29 16:02:47 | その他
 日本道路公団の発注工事に関わる談合の疑いで、29日、東京高検が日本道路公団本社の強制捜査に乗り出した。横河ブリッジなどのメーカー各社が談合を繰り返し、それに日本道路公団が組織的に関与していた疑いが持たれている。
 こうした大きな組織の犯罪の時、よく「一部長が独断でやったことで、会社としては関わっていない。」というような言い逃れをするケースが多い。いつも「何をバカなことを…」と思うのだが、直接犯罪に手を染めたのがたった一人でも、会社の利益のために、会社の肩書きを要件として行なわれた犯罪は、私は基本的に「組織ぐるみの犯罪」だと思う。会社ではよく「報・連・相」などと言っているが、会社の存亡に関わるようなことを上司に何の相談もせず、独断で行なうバカなサラリーマンなどまずいない。