徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

組織ぐるみの犯罪

2005-06-29 16:02:47 | その他
 日本道路公団の発注工事に関わる談合の疑いで、29日、東京高検が日本道路公団本社の強制捜査に乗り出した。横河ブリッジなどのメーカー各社が談合を繰り返し、それに日本道路公団が組織的に関与していた疑いが持たれている。
 こうした大きな組織の犯罪の時、よく「一部長が独断でやったことで、会社としては関わっていない。」というような言い逃れをするケースが多い。いつも「何をバカなことを…」と思うのだが、直接犯罪に手を染めたのがたった一人でも、会社の利益のために、会社の肩書きを要件として行なわれた犯罪は、私は基本的に「組織ぐるみの犯罪」だと思う。会社ではよく「報・連・相」などと言っているが、会社の存亡に関わるようなことを上司に何の相談もせず、独断で行なうバカなサラリーマンなどまずいない。

政府は拉致問題を風化させるつもりか

2005-06-24 23:24:26 | その他
 北朝鮮による拉致被害者の家族会が、衆院議員会館前で、北朝鮮への経済制裁を求める座り込みを始めたそうだ。無理もない。連日のように起こるショッキングな事件・事故に、後ろの方へ追いやられ、ともすれば我々も忘れがちになってしまう。政府は「北朝鮮から誠意ある回答を求め、対応がない場合は厳しい対応を取らざるを得ない」などと言っているが、要するに何の手立てもないと暗に言っているのだろう。いつまでこの状況を続けるつもりなのか。全く情けない。来月再開されるかもしれないという6ヶ国協議の中で包括的に解決したいというが、それは違うだろうと言いたい。拉致はれっきとした犯罪なのだから、6ヶ国協議とは関係なく、加害者に対し被害者として要求すべきことは要求し続け、然るべき対応がなければ断固とした措置をとるべきだ。

あれ、どうなったの?

2005-06-22 09:45:32 | その他
 「あれっていったいどうなったの?」と思うニュースがいくつかある。その一つ、ガードレールに付着した金属片は、国土交通省の調査委員会によると、ほとんどが接触した車の部品だったらしい。当初、インターネットで呼びかけた組織的なイタズラなどと推理してみせた有名な元刑事など、何を根拠にそんなデタラメな話をしたんだろう。
 それからミンダナオの元日本兵の話はどうなったんだろう。一時は日本大使館の職員と面会寸前までいき、日本の報道機関のフィーバーぶりも凄かったが、あの騒動はいったい何だったのか。やはり金目当てのガセネタだったのか、それとも本人たちに出るに出られない事情があるのか。いずれにせよすっきりしない。

安全神話の崩壊

2005-06-16 17:37:17 | その他
 日航機が前脚タイヤ2本が外れるという前代未聞のトラブルを起こした。このところ日航やJR西日本を始め、交通機関などの事故やトラブルが後を絶たない。
 もう20年近くも前になるが、私が某社の労働安全衛生部門にいた頃、それまでの会社の基本理念であった「安全第一(Safety First)」から「安全・品質・生産性は三位一体」という理念に転換した。バブルの崩壊やグローバル化の進行など、企業を取り巻く環境が大きく変わろうとしていた時期で、日本の多くの企業が同じような環境にあった。今にして思えば、あれが日本の安全神話の崩壊の始まりだったのだろうか。

女性のタバコ

2005-06-13 16:26:08 | その他
 先日、熊本市内を車で走行中、対向車線側に、なかなか右折できずに停車している車を発見。「さぞお困りでしょう…」と、ライトで合図して直進のこちらが停車した。するとその車、何の会釈もなしに右折して走り去ったが、なんと運転していたのはくわえタバコのおばさん。「停まってやるんじゃなかった。」と不愉快な気持になったが、それにつけても最近、喫煙しながら運転する女性がやたらと目立つ。統計をとったわけではないが、私の感覚では、明らかに男性よりも女性の方が喫煙しながらの運転が多い。いったいこれはどういう現象なんだろう。最近、運転中に限らず、歩行中の女性の喫煙も目立つようになっている。喫煙すること自体を否定するわけではないが、車の中などで喫煙する多くの女性が、眼が合うとなぜか、後ろめたいような、バツの悪そうな表情を見せるのが気になってしかたがない。

若貴騒動

2005-06-09 09:13:13 | その他
 サッカーを始め、明るい話題の多いスポーツ界の中で、相撲界の若貴騒動はどうしたもんだろう。これじゃ亡くなった二子山親方も浮かばれない。「感動したッ!」の小泉さんも「幻滅したッ!」って言えばいいのに。
 ところで歴代の横綱の中には、問題行動を起こす人が時々出るが、これは一体どういうことなのか。横綱というのはただ強いだけではなく、人格的にも卓抜した人が選ばれるのではなかったのか。前田山から朝青龍まで戦後30人の横綱がいるが、本場所休場中に野球観戦に行って引退に追い込まれた前田山はまだ可愛げがあるが、年寄株を担保に借金して廃業した54代の輪島、師匠とトラブルを起こして全盛期に廃業した60代の双羽黒、そして65代、66代の若貴。今全盛期の68代朝青龍だって問題行動が多く、しょっちゅう新聞ダネとなっている。そもそも横綱審議会なる組織は何を審議しているんだろう。しょせんはタニマチの茶飲み会なのか。横審ならぬ横弁ならきっと言うだろう。「もー、やめてーッ!」。

解説者はもっと客観的に

2005-06-04 11:43:37 | その他
 日本サッカーが勝った。ともかく良かった。TV中継を見ていて感じたのだが、試合後半になって急激に動きの落ちたバーレーンチームを見て、某解説者が「体調の悪いバーレーンに助けられた・・・」というような趣旨のコメントをしていた。プロともあろうものが何を見ているんだろうと思った。第一、バーレーンが体調が悪いなどという根拠なんかどこにもない。無理もないとは思うが日本チームの方にばかり眼が行っているから肝心なところを見落としているのだ。あれは日本チームのハードコンタクトとスピード、そして何よりもホームの大観衆の前で点を取られてはいけないと身を挺してのディフェンスの繰り返しで消耗し、ヘロヘロになったのだ。プロの解説者は当然、豊富な試合経験があるはずだ。自チームを上回るスピード・技・闘志を持った相手に引きずりまわされた時、どんな状態になるかわかりそうなものだ。

今夜はW杯アジア地区予選の山場

2005-06-03 12:47:00 | その他
 日本にとってW杯予選は今夜が山場だ。正に日本サッカーの真価が問われると思う。そういう意味では8年前のフランス大会アジア地区予選におけるイラン戦以来のギリギリの戦いだ。試合直前になって小野伸二の怪我リタイアは想定外だったが、スポーツにはこんなことはつきもので、それを悲観しても始まらないと割り切るしかないだろう。ところでマスコミではフォーメーションについて、1トップだ、いや2トップだ。はたまた3バックだ、いや4バックだと論議が喧しいが、私はそんなことは余り関係ないと思う。チームスポーツとはいえ、1対1の局面では絶対に負けないという心身のタフさと、数少ないチャンスを確実にゲットできる確かな個人技が、特にこんなギリギリの戦いでは明暗を分けると思う。大和魂を見せてくれ~!