徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

衆議院選挙

2005-08-30 18:16:39 | その他
 衆議院選挙が告示された。今回は選択が難しい。「郵政改革」は必要と思っているが、郵政だけで判断するつもりはない。かと言って自民以外の政党も今いち信頼できないところが悩ましい。わが熊本1区は幸か不幸か、落下傘候補やアクの強いキャラの候補もいないので、今ひとつ盛り上がりに欠けるのが気がかりだ。戦後の歴史の中でも大変重要な選挙であることは間違いないと思うので、あと10日じっくり考えて決めたい。

駒大苫小牧事件

2005-08-23 14:11:15 | その他
 駒大苫小牧高の暴力事件にはあきれた、というか情けなかった。何が情けないかと言うと告発した父兄にである。私は高校時代、水球で全国制覇を目指していたが、先輩たちに「精神注入棒」と称するデッキブラシの柄で叩かれることは日常茶飯事だった。ビンタやゲンコも喰らった。しかし、それを暴力とかシゴキだとか思ったことは一度もないし、父兄たちもそれを知っていたが、当たり前のことと思っていた。中には「もっと厳しく叩き込んでください。」という親すらいたほどだ。
 昔と今は違うと言う人もいるかもしれない。しかし、少なくとも全国制覇を目指すくらいの部活動となると、今でもそのくらいは当たり前なのだ。野球に限らず、サッカー、バレー、ラグビーその他、同じような厳しい指導が行なわれている。そうでなければ全国レベルで勝ち残ってはいけない。自分の子どもをそんな目に遭わせたくないというならサッサとやめさせることだ。
 今回の事件によって、高校スポーツの指導者が軟弱にならないことを願うばかりだ。

良い映画の条件

2005-08-22 15:20:25 | 映画
 今、NHKのBS2で「男はつらいよ」シリーズ48作を順次放映している。昨年、地元のRKKも開局50周年記念プログラムとして全48作を放映した。劇場公開も含めると、おそらく全作観ていると思う。
 しかしこのシリーズは何度観ても面白い。毎回同じようなシーン、同じようなセリフがあるにもかかわらず、全然飽きないどころか、そんなシーンやセリフを待っている感すらある。いわば歌舞伎の演目のようだ。特に我々昭和の年代にとっては妙に落ち着ける空間のような気もする。
 映画というものが誕生して以来、天文学的な数の映画が作られていると思うが、このように繰り返し繰り返し観たいと思う映画はどのくらいあるだろうか。映画評論家などが、小難しい理屈を並べ立てて映画を評価しているが、良い映画というのは、要するに繰り返し観たいと思うかどうかで決まるのではないだろうか。

盆明けのブルー

2005-08-16 10:43:28 | その他
 お盆休みには息子たちや孫がやって来た。楽しい時間はあっという間に過ぎ、嵐のように去って行った。何とも言えない盆明けのこのブルーな気分。まだ息子たちが小さかった頃、夏休みになるとみんなで実家へ帰ってきたものだが、死んだ親父もきっとこんな気分だったに違いない。

御巣鷹山の悲劇から20年

2005-08-12 10:08:48 | その他
 御巣鷹山の悲劇から今日でちょうど20年だ。身内や知り合いが遭難したわけではないが、あの日の衝撃は今でも鮮明に憶えている。当時、栃木県の黒磯に在勤中で夏休みになると必ず、子供を祖父母がいる熊本まで飛行機で帰していた。たしか「ジュニアパイロット」と言っていた。この時も数日前に長男と次男を帰したばかりだったのでひと事とは思えず、ゾッとしたことを思い出す。
 最近また航空機のトラブルが続発している。これはけっして偶然ではなく、航空業界の構造的な問題から必然的に起こっているのだという専門家も多い。航空会社とそれを指導監督する行政機関はどんなことがあろうと、乗客を犠牲にする惨劇を二度と繰り返してはならない。

解散?いいんじゃないの

2005-08-08 22:18:41 | その他
 やはり衆議院が解散した。否定的な意見が多いが、郵政改革について、いま一度国民の信を問うというならば、それも悪くないかなと思う。今回の騒動を見ていて、ざまは無い自民党についてはさておき、民主党に対しても不信感を抱いた。民主党にも郵政民営化を支持する議員はいたはずだ。自民党から政権を奪取する千載一遇のチャンスと見て、一致して反対に回ったのだろうが、かりに政権を取った時のことを考えてほしい。今度は自分たちが郵政改革に取り組まなければならない。はたしてどんな改革案を出してくれるのだろうか。私は今回の改革案と大同小異とにらんでいるが、お手並みを拝見しよう。

明徳義塾事件

2005-08-04 23:33:03 | その他
 「いつか何かやるだろうと思っていたが、とうとうやってしまったか・・・」これが、夏の甲子園出場直前に不祥事で辞退した明徳義塾に対する私の率直な感想だ。生徒の暴力事件や飲酒事件などは他校でもよくある話で、それ自体は驚かないが、それを隠蔽しようとした学校の体質が問題だ。
 この学校の名前を聞くと、どうしても松井秀喜(現ヤンキース)の5連続敬遠を思い出してしまうが、教育の一環であるべき高校野球の場で、勝つためには手段を選ばない監督(ひいては学校)の姿勢は、今回の事件と繋がっていると思わざるを得ない。

難しい勤怠管理

2005-08-01 22:27:26 | その他
 マクドナルドが、アルバイトの勤務時間と社員の時間外勤務について、30分未満の部分を切り捨てて賃金計算していたことを、労働基準監督署から賃金不払いとして改善を求められたことは、産業界に少なからぬ波紋を呼びそうだ。おそらく大小を問わず、多くの企業が同じ処理をしていると思われるからだ。昨年11月にビックカメラがサービス残業で強制捜査を受けたが、今回は「見せしめ」の第二弾だろう。別に企業の肩をもつわけではないが、「タイムレコーダ、ガチャンと押せば、どうにか格好がつく」仕事ばかりではない。いろんな業態、いろんな勤務形態がある。勤怠管理は難しい。冷房の効いたお役所で9to5のお仕事をしているお役人にどの程度理解できているのだろう。