徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

立ち泳ぎ

2006-07-31 00:06:03 | その他
 季節柄、水難事故が多発している。今日も全国で15人が死亡、5人が行方不明だそうだ。水難事故のニュースを聞くたびに思うのだが、被災者の人たちがもし立ち泳ぎができたら、かなりの数助かっていたのではないか。
 立ち泳ぎとは、水球やシンクロ選手の基本で、一般的には両足を交互に巻くように動かす「巻き足」が使われる。日本古来の踏水術も同じ技術だ。この技は比較的短期間で習得できるし、小学校などで水泳の必須スキルとして教えたらどうか。クロールだとか平泳ぎだとか言う前にまず、命を守るための水泳を教えるべきだ。私は水球をやったおかげで今でも、巻き足と腕のパドリングで2時間でも3時間でも浮いていられる。


ゆあちゃん

2006-07-26 09:20:46 | その他
 姪の春菜が子供のゆあちゃんを連れてきた。ちょうど百日目だそうだ。既に体重は8キロくらいで顔や手足はお肉が余った感じ。こちらの語りかけにもニコッと笑ったり、だいぶ反応するようになった。何かしゃべりたそうに口を動かしている。子供ってホントに天使だな~。


南びわ湖駅問題

2006-07-25 10:03:25 | その他
 滋賀県に住んでいたのはもう12年も前になるが、最近の新幹線新駅「南びわ湖駅」の“もったいない”運動は大いに関心がある。建設凍結を唱えた嘉田由紀子氏が大方の予想を覆して県知事に当選したが、これはいかに多くの滋賀県民が「こんなもん、いらね~」と思っているかの表れだ。私が住んでいた頃から、滋賀県に新幹線新駅と空港は必要なのかという議論があった。新駅予定地に近い草津にはよく在来線を使って映画やショッピングに行ったものだが、ちょっと足を延ばせば京都にも行けるし、ここに新幹線を停めなければならないという必要性が未だにわからない。いったいどのくらいの利用者がいると想定しているのだろうか。
 しかし、県議会議員の大多数が建設推進派だという。彼らはいったい誰の代表なのだろうか。前途は多難だが嘉田新知事の頑張りを蔭ながら応援したい。


マスコミ報道の変?

2006-07-22 14:12:39 | その他
 「極楽とんぼ」山本圭一の淫行事件の報道を聞いていてなんかおかしいと思ったのは多分私だけではないだろう。名前の後に「さん」づけなのだ。そりゃあ、理屈を言ったら、書類送検された後だか、起訴された後だか知らないが、法的に立場が確定した後でなければ呼び捨てにはできないという放送基準はわかる。しかし、世間の常識からみておかしいだろう。念のため、辞書で「さん」を調べてみたら次のような記述があった。
 さん(接尾)〔「さま(様)」の転〕(1)人名・職名などに付けて敬意を表す。(後略)。
 本人も淫行を認めているのに、敬意を表わすのかい!おい!
 いっそのこと敬称は全部やめたらどうだろう。報道では敬称は使わないというルールを決めればそれでいいんじゃないだろうか。それに、元課長だとか元工員だとか、あの変な肩書きで呼ぶのもやめてほしい。

サッカーだけじゃないセリエA

2006-07-16 22:09:36 | 水球
 イタリアサッカーのトップリーグ、セリエAの不正疑惑事件はイタリア国内のみならず、世界中のサッカー界を震撼させている。有力チームがセリエBに降格させられるなどの厳しいペナルティが課せられるようだ。降格させられる各チームには、先のワールドカップで活躍した各国の代表選手が数多く所属しているが、降格に伴い、大量に移籍するのは確実とみられている。
 ところで、イタリアのセリエAというのは何もサッカーだけではない。女子バレーの高橋など、これまで数名の日本人が移籍したことでバレーボールのセリエAは日本でも知られるようになったが、実は水球(Water Polo)にもセリエAがあり、世界最高峰のプロリーグといわれている。世界各国のトップクラスの選手が集まってきている構造はサッカーやバレーと同じだ。ヨーロッパでは水球は人気スポーツの一つで、中でもイタリアは伝統的に強い。われわれの現役時代、すなわち40年くらい前も、ハンガリーや旧ソ連、旧ユーゴスラビアとともにトップ4と呼ばれていた。そのイタリアのセリエAで活躍している日本人選手がいる。ベルガモに所属する青柳君だ。彼はチームのポイントゲッターで今やなくてはならぬ存在だそうだ。そういう意味ではサッカーの中田を超える存在の日本人といっていい。


みわのマガジンデビュー

2006-07-15 18:26:52 | その他
 10月から、福岡県筑後地区および佐賀県鳥栖市の幼稚園・保育園で配られるフリーマガジン「SORA-IRO」創刊号の表紙を、孫娘みわが飾ることになった。といっても息子の知り合いが発行するマガジンなのでノーギャラだ。でも、これがきっかけでいろんなメディアからお声がかかればと願うじじバカであります。
  

墓参り

2006-07-14 22:47:39 | その他
 お盆を控えて母と二人で墓参りに行った。日差しが尋常ではない。墓のまわりの雑草を取り始めたら、ものの一分もたたないうちに汗が滴り落ちてくる。毎年この時期は墓参りに来ているが、こんなに強い日差しは記憶がない。これじゃあ、墓の下のご先祖様も辛かろう、と思いながらお参りもそこそこに引き上げ、家に着くや否やシャワーを浴びて、まさに生き返った心地。ご先祖様申しわけない。


ジダンの頭突き騒動

2006-07-13 17:13:17 | その他
 ジダンの頭突き退場でワールドカップは幕を閉じたが、その余波は収まりそうにもない。FIFAが調査に乗り出すらしいが、場合によってはジダンのMVP剥奪もあり得るという。ジダン自身がフランスのTVに出演して事件について語ったが、あくまでもジダン側だけの話であり、真相はまだ藪の中だ。ジダンによれば「母や姉のことを侮辱されたから…」と言うが、おそらくマテラッツィは直接的に言ったわけではなく、英語でいうところの「Son of a Bitch」の類のことを言ったのではないか。マテラッツィという男はセリエAでもラフプレーや口汚い野次で知られた札付きの男だそうだ。ただ、マテラッツィが侮辱の言葉を発した誘因となるジダンの言葉が何だったのか。ジダンは執拗にシャツを掴むマテラッツィに対して「そんなにシャツがほしければ後でくれてやる…」と言ったというが、はたしてそれだけだったのか。また、ジダンはセリエAのユベントス時代にマテラッツィの評判は知っていたはずであり、ひょっとしたらゲームでも何度かマッチアップしていたのではないか。今回の事件に至る伏線はなかったのか、これも気になるところだ。
 いずれにせよ、イタリア一の乱暴男と切れやすいフランス男がたまたまマッチアップしてしまった、このことが何よりも不幸だったと言わざるを得ない。


スポーツとアーティストの実力

2006-07-13 00:08:46 | その他
 メジャーリーグのオールスター戦が行なわれた。朝からの放送で試合まで観る余裕はなかったが、オープンセレモニーだけを観た。アメリカ国歌をカントリー歌手のキャリー・アンダーウッドがアカペラで歌ったが、これが実にうまい。カントリー界ではアイドル的な存在だそうだが、歌唱力の確かさを証明してみせた。こういうイベントの時、欧米と日本の人気歌手の実力の差をまざまざと見せつけられる。
 先日のワールドカップでも、開会式と決勝戦のセレモニーで、イル・ディーボとトニ・ブラクストンが大会の公式ソング「The Time of Our Lives」を歌ったが、7万人を超える観衆を圧倒するような迫力のある歌声だった。日本でも、NHKを始め、放送各局が大会のテーマソングを作って、放送のたびに流していたが、どれもこれも薄っぺらな印象しかない。ひょっとしてこの差は、サッカーそのものの彼我の差にも通ずることなのではないか、ふとそんな気がした。


キャリー・アンダーウッド


イル・ディーボ


トニ・ブラクストン

カンナヴァーロ

2006-07-10 07:48:36 | その他
 最後の夜更かし観戦も終わった。結局、試合っぷりはあまり好きでないイタリアが予想どおり勝った。試合開始直後にフランスにPKを与え、その後コーナーキックからの同点ヘディングシュートを決め、あげくにジダンともめて退場に追い込むというマテラッツィが一人でかき回したようなゲームだった。
 それにしてもイタリアのキャプテン、カンナヴァーロの存在感て凄いな~。中田のパルマ時代の同僚だったから以前からよく知ってはいたが、今度の大会であらためてその凄さを知った。176cmというから日本の宮本とほぼ同じ、センターバックとしては小柄な方である。日本のディフェンダーの最大の弱点は背が低いこととよく言われるが、カンナヴァーロの存在は日本人にも勇気を与えてくれる。
 今大会はどちらかというとやはり守りの強いチームが優勢だったようだ。大会前は、キックしたボールが変化しやすい試合球が使われるため、攻撃優位のような予想もあったが、そうはならなかったようだ。これからの世界のサッカーの趨勢が守備偏重に逆戻りしなければよいが…


八十の手習い

2006-07-07 17:36:59 | その他
 S先生はおん歳80歳。今年の初め、パソコンを習いたいとおっしゃるので月に2回ほど、お宅にお邪魔してご指導をしている。もちろん若者に比べればスキルの上達は遅いが、最近では1ページ1200文字くらいの文章を、1週間くらいかけて正確に入力できるようになられた。感心するのはほとんど入力ミスがないことだ。パソコンを習おうと思われた動機は、過去にご自身がいろんな方面で発表された論文を見直し、再編集してデジタル保存しておくことだ。今日の学校教育の現状を憂う先生の、次代へのメッセージが込められている。また、先生は絵画もたしなまれるが、これまで描きためた作品も合わせてデジタル保存したいそうだ。
 人間誰しも自ら生きた証しを残したいという願望はあるが、自分自身におきかえてみると、はたして80歳でそんな気力と知力が残っているだろうか。


中田の引退

2006-07-04 11:30:44 | その他
 中田英寿が引退を発表した。あ~やっぱり…と思った。世の中は、驚きと「なぜ?」という反応が大方のようだが、彼のこれまでの言動を振り返ると、最もありうべき選択肢であり、ごく自然な決断だと思う。5月9日にも書き込んだが、現実問題として、彼がセリエAやプレミアリーグなど世界のトップリーグで活躍し続けるのはかなり厳しい。次のワールドカップ南アフリカ大会まで、Jリーグに戻ってでもパフォーマンスを維持するという選択肢は、おそらく彼の中にはなかったに違いない。ビジネス界への転進などが伝えられているが、できることならすぐにでも次代を担う日本サッカーの指導者への準備を始めてもらいたい。


ますみちゃんの便り

2006-07-02 18:30:13 | その他
 カナダでのワーキングホリデイで語学研修中の、姪のますみちゃんから、インターネットでフォトアルバムとメールが届いた。元気そうで何よりだ。以下は彼女からのメール。

 8月1日から前のホストファミリーの家に戻ることが決定しました!交渉中だったんですけど、昨日会ってはっきりさせてきました。もう決定です。まだお母さんには言ってないけど。このメールの後にうちにもメール送ろうと思います。今のアパートはいいとこなんですけど、変な人が地下室にもぐりこんでた事件やら、エアコンがぼろくて冬に凍死するんじゃないか(その前に夏の暑さで溶けそう)とかいろいろありまして・・・何より日本語で会話しちゃってるので、英語力の低下が(ホームステイ時にくらべて)嫌でも自分でもわかっちゃいます。日本語が楽なんですけどね。
 てなわけで、何時までたっても落ち着きません(笑)でも一応生きているのでオールオッケーです。
またメールしますね。お身体に気をつけて!!(ますみ)


一番右がますみちゃん、念のため

ワールドカップのジンクス

2006-07-02 14:47:13 | その他
 また、サッカーを観て徹夜してしまった。ヨーロッパの大会で南米のチームが優勝できないというジンクスはやはり生きていた。その逆、つまりヨーロッパ以外の大会でヨーロッパのチームが優勝できないというジンクスもあるわけだが。実は永いワールドカップの歴史の中で、唯一、1958年のスウェーデン大会でブラジルが優勝している。今回のブラジルはそれを再現してくれるのではと期待していたが…。まぁたしかに南米のチームにとってはヨーロッパでの試合はいわばアウェイゲームなのだろう。しかし、個人的にはほとんどの選手がヨーロッパのクラブで活躍しているから、それほど影響はないのかと思っていたが、国対国となるとそうもいかないのか。
 ところで、準決勝は面白いカードになった。特にドイツ対イタリアという因縁の対決が興味をそそる。守り合いではなく、1970年のメキシコ大会準決勝のように点の取り合いの再現を期待したい。一方のポルトガル対フランスも興味津々だ。新世代が台頭したポルトガルの40年来の悲願がかなうのか、フランスのジダン世代が最後の輝きを見せるのか。今週の金・土曜日が待ち遠しい。