徒然なか話

誰も聞いてくれないおやじのしょうもない話

ユーロ2008、スペインの優勝!

2008-06-30 12:22:46 | スポーツ一般
 ユーロ2008の決勝戦を見てしまったせいで眠い。珍しくスペインが優勝した。W杯や欧州選手権など大舞台ではいつもふがいない成績ばかりで、よく形容詞として使われる“無敵艦隊”も若干からかい気味に使われることが多かったが今回は違った。欧州選手権を獲ったのは実に44年ぶりだそうだ。ちなみにW杯は一度も優勝していない。スペインのサッカーは昔からテクニック重視、攻撃重視で見ていて面白いと言われていたが、気質的なものなのか大舞台ではそれが発揮できなかった。今回の試合ぶりは、体格はそんなに大きくない選手が多いのに、見事なパスや瞬間的に高度なテクニックで敵を振り切るプレーは目を見張るものがあった。日本人プレーヤーにも大いに参考になったことだろう。しかし、80年の歴史を持つプロリーグを持つ世界有数のサッカー強国であるスペインですら、世界ではなかなか勝てないのを見ると、日本サッカーがこんなレベルに達する日が果たしてくるのだろうか。逆に暗い気持にもなった。

陸上女子1万mに感動!

2008-06-27 22:22:56 | スポーツ一般
 今夜行なわれた陸上競技日本選手権の女子1万mには興奮し、そして感動した。陸上競技でこんなに興奮したのは久しぶりだ。北京オリンピック出場権をかけて、渋井陽子、福士加代子、赤羽有紀子の三強が激突し、最後の最後までデッドヒートを繰り広げた。結果は渋井が勝ったが、それぞれが持ち味を十分出し切って戦った姿は潔く美しかった。それはさておき、この3人とても個性的だ。渋井と福士はいわゆる“キャラが立っている”タイプで明るいし、赤羽は日本では珍しいママさんトップアスリートだ。なんだか影が薄い男子長距離陣との違いが際立っている。ここら辺が日本スポーツ界の女性優位の現状を象徴的に表わしているようにも見える。渋井はオリンピック出場権を勝ちとったが、あとの二人もまだチャンスは残されているので、できれば3人とも出場できることを祈りたい。


左から渋井陽子、赤羽有紀子、福士加代子

君の涙 ドナウに流れ ハンガリー1956

2008-06-26 13:58:20 | 映画
 この映画、とうとう熊本では上映されないまま、DVDが発売されたのでさっそく通販で購入した。
 1956年に起きたハンガリー動乱とメルボルン・オリンピックでの水球流血試合という二つの史実をベースにしたフィクションだ。レジスタンス映画はひさしぶりに見た気がするが、流血試合の当事者の何人かとお会いしたことがあるせいか、二つの事件をかなり強引に結びつけたなという印象は否めない。ただし、映画としては欧米でかなり高い評価を受けていることがうなずける出来映えだ。注目していた水球試合のシーンは、映画としてはこの程度が限界かなという感じだった。本物の水球選手に俳優が混じってプレーしているわけだが、当然ながらフロントクロールやスローイングなどを見ると差がハッキリ見えてしまうのが残念だ。それでもわれわれの世代には懐かしい茶色の革張りのボールやイヤープロテクターのない帽子、レフェリーの持つ青白旗など、水球のオールドファッションが見られたのは嬉しかった。




みわもてっぺいも元気!元気!

2008-06-25 21:12:40 | その他
 今日は朝から激しい雨が降り続いたが、午後から家内と一緒に久留米の次男宅へ東京みやげを持って出かけた。久留米周辺は全然降っておらずホッとした。今日はちょうどみわのバレエ教室の日だというので見に行った。「ハイッ!1番!プリエ!トゥール!シャッセ!」などとわけのわかんない号令が飛ぶ中、他の仲間たちとともに、みわは一生懸命飛んだり、回ったり、駆けたりしていた。先月から歩き始めたてっぺいは、お姉ちゃんの踊りをみながらあっちに行ったり、こっちに来たり、片時も目が離せない。ともかく二人とも元気に育っていることが一番嬉しい。

 

はとバスツアー(6/22)

2008-06-23 18:39:01 | その他
 卓の結婚式も無事終り、翌日はせっかくの東京を楽しもうと、わが兄弟たちと“はとバスツアー”を楽しんだ。選んだコースは「柴又と都電の旅」。あいにく東京駅丸の内南口出発地に着いた頃から雨が降り出した。最初の観光スポット、浅草寺ではまだなんとか傘なしで見てまわれたが、昼食場所の柴又に着いた頃から雨が強くなり、以降はずっと傘をさしての観光となった。映画「男はつらいよ」でお馴染みの柴又帝釈天参道の商店街は映画で見るよりずっと狭くてコンパクトな印象だった。しのつく雨の中にもかかわらず、傘をぶつけ合いながら観光客が行き交う光景を眺めると、寅さんがこの商店街にもたらした恩恵は計り知れないものがあるなと思った。映画の中のだんご屋のモデルとなった高木屋老舗の草だんごはさすがおいしかった。


東京駅丸の内南口のはとバス発着所で


浅草寺雷門で


柴又帝釈天題教寺で


柴又・高木屋老舗前で


柴又駅前寅さん像の前で


巣鴨とげぬき地蔵で

卓の結婚式(6/21)

2008-06-23 17:48:39 | その他
 心配した雨もそれほど強くはならず、朝8時、平常どおり熊本空港から飛行機は飛び、11時前くらいには結婚式場の麹町のホテルに到着した。午後2時からの趣向を凝らした人前結婚式の後、午後3時から披露宴が始まった。お嫁さんが北海道出身なので出席者はまさに北は北海道から南は九州までにわたり、遠路はるばる来ていただいたようだ。それほどハデでもなく、かと言って地味でもなく、まぁ、ほど良い程度の演出で宴は進んだ。卓が高校時代、全国高校サッカー選手権大会でゴールしたシーンのビデオなども紹介されたりして大いに盛り上がった。また、メーンイベントは、卓と幼なじみでサッカー仲間でもあるフォークデュオ“うたいびとはね”の安岡クンが相棒の本多クンと一緒に出席してくれ、ミニライブで3曲披露してくれた。出席者にも十分楽しんでいただいたようだ。披露宴を終えた後の弟(卓の父親)のホッとした表情がとても印象的だった。






雨とベゴニア

2008-06-20 16:52:45 | その他
 今日は朝から断続的に激しい雨。この雨は今夜から明朝にかけて、さらに激しくなるとラジオで言っている。明日は早朝から東京へ出発だが、飛行機は飛ぶだろうか、ちょっと心配になってきた。午後からの甥の結婚式に間に合わなかったら大変だ。
 案内をもらっていたベスト電器の特別セールに行ってサービスのエコバッグをもらった後、音量調整のため預かっていた姉夫婦のノートパソコンを返しに行った。ベランダにつるされた鉢植えのベゴニアがしのつく雨をバックに鮮やかな“赤”を見せていた。


九州新幹線全線開業に間に合わず

2008-06-18 22:25:10 | 時事
 2011(平成23)年春の九州新幹線全線開業に間に合わせるよう進めていたJR熊本駅前の再開発ビル完成が、結局間に合わず、1年ほど遅れることがわかった。このニュースを聞いて「あ!やっぱりな!」という感じだ。2年半ほど前に行なわれた「九州新幹線全線開業に向けて熊本は・・・」というフォーラムで、パネリストの一人として参加した経済評論家の松原聡氏が「あれほど九州新幹線に熱心だった熊本県が、いざ新幹線が来るとなると、ネガティブな話がいろいろ出てくるのは理解できない。」と熊本の取り組みに苦言を呈していたが、その時点でも今回のていたらくは十分予想できた。用地買収が思うように進まなかったという理由のようだが、こんなビッグプロジェクトにそんな理由が許されるのだろうか。いったいプロジェクト管理はどうなっていたのか。オリンピックが始まったのに会場が未完成ですといっているようなものだ。根本的な原因は、やはり本気で取り組み始めるのが遅かったのではないか。こんな有様じゃ九州の中で熊本は陥没していく一方だ。

「男はつらいよ」40周年!

2008-06-16 19:59:42 | 映画
 今年8月、「男はつらいよ」シリーズの記念すべき第一作が作られてから40周年を迎えるが、これを記念して製作した松竹が数々の記念イベントを行なうことになっている。中でもシリーズのうちの何本かを劇場公開するそうだが、公式サイトでその公開する作品をどれにしたいか募集していた。そこでさっそく好みの2本を投稿した。

■劇場で見たいシリーズ2作品
第29作 「寅次郎あじさいの恋」
第32作 「口笛を吹く寅次郎」
■その理由
いずれもシリーズ中間期の脂の乗り切った時期に作られた作品で、キャストも素晴らしく、単品としても昨今の日本映画よりも数段面白い。
■各作品のおすすめコメント
第29作 「寅次郎あじさいの恋」
リリーさんを始め、比較的ドライなマドンナが多い中、思いっきりウェットなかがりさんと寅さんのいじらしくも悲しい出逢いと別れ。また、舞台となる伊根の舟屋の風景は絶品。
第32作 「口笛を吹く寅次郎」
ひょっとしたら寅さんの最適職ではなかったかと思わせるお坊さん役が傑作。コメディとしてもシリーズ中最も笑わせる作品かもしれない。

 今週末には甥の結婚式で上京するが、式の翌日は、初めてはとバスツアーをすることにしたが、そのコースも葛飾柴又を巡るコースを選んだ。楽しみだ~



父の日

2008-06-15 22:14:56 | その他
 今日は父の日ということで、息子たちから珍しくプレゼントをもらった。久留米の次男からは、佐賀県唐津市呼子の「いか饅頭」が送ってきた。饅頭と聞くとどうしてもあんこの饅頭を思い浮かべてしまうので、いったいイカをどう使ってあるのか「???」だった。でも食べてみたら、いわゆる中華まんのイカ入りバージョンだった。「そりゃそーだよな!」三男からは焼酎を2銘柄もらった。一つは宮崎県の芋焼酎「えびのこだわり 夢」ともう一つは熊本・人吉の米焼酎「鳥飼」だった。最近は焼酎とも縁遠かったので知らなかったが、どちらもかなりの人気銘柄らしい。今日はとりあえず芋焼酎の方を味わってみた。久しぶりだがなかなかうまい!まぁ、どんなことであれ、プレゼントをもらうのは嬉しいものだ。

 

Dr.コトー診療所は夢のまた夢・・・

2008-06-13 22:55:07 | 時事
 今日の熊日社会面に医療関係のニュースが二つ並んだ。一つは医療機関が診療報酬を請求するレセプトのオンライン処理が完全義務化されるため、これについて行けない医療機関が廃院に追い込まれる可能性があるというニュース。もう一つは先日来、世間を騒がせている三重県伊賀市の谷本整形における「点滴作り置き」による死亡事故に関するニュース。この二つ、どちらも他人事ではない。もう永いこと医療機関のお手伝いをさせていただいているが、医療機関はどこも今大変だ。慢性的なマンパワー不足、求められる医療の質の向上、医療の高度化に伴うコストの高騰、押し寄せるIT化の波etc.・・・。お手伝いをしていると、そんな中で働く医療従事者の悲鳴が聞こえてくる。そしてそれは結局われわれ一般市民にツケがまわってくるのだ。いったい日本には医療行政なんてものが存在するのだろうか。


Dr.コトー診療所

バレエもやってます!

2008-06-12 11:55:14 | その他
 みわは年中さんになって2ヶ月。新しいお友達や新しい先生にも少しずつ慣れ、毎日元気に楽しく園生活を過ごしているようだ。バレエ教室も楽しんで通っている。いい体力づくり&気分転換にもなっているようで、最近では、九九や百人一首を憶えたり、跳び箱やマット運動にも頑張っているそうだ。先日は保育参観が行なわれ、入園した1年前と変わらず元気に楽しく、そしてちょっぴり余裕も見せながら、歌ったりお勉強したりしていたそうである。成長がますます楽しみだ。

春の惑い(小城之春)

2008-06-10 10:54:52 | 映画
 「春の惑い」というタイトルに惹かれて借りてきた中国映画。配給が角川大映とあったので、また日本側が投資して作らせた日本向け中国映画の1本かなぐらいの認識で見始めた。ところが何かが違う。心にビンビン響くものがあるのだ。見終わった後、さっそくネットで調べた。なんとあの張芸謀(チャン・イーモウ)、陳凱歌(チェン・カイコー)ら中国を代表する監督たちがこぞって、中国映画史上ベスト1に挙げている「小城之春(1948)」という映画のリメイクだそうだ。監督は彼らと同世代の田壮壮(ティエン・チュアンチュアン)。話は日中戦争直後の1946年、没落した名家の若妻の前に、10年前に別れた元恋人が夫の旧友として表れる。元恋人と病弱で気難しい夫との間で揺れ動く人妻の心の動きを描いた大人のラブストーリー。そこでどうしても気になるのがオリジナルの「小城之春」。これがまたなんとYOUTUBEで見られるのだ。さっそくダウンロードした。日本語の字幕は無いが、リメイク版を先に見ているので、だいたいセリフはわかる。時間がある時にこちらもじっくり見てみよう。


春の惑い(2002)


小城之春(1948)

コニー・フランシス

2008-06-08 15:27:54 | 音楽芸能
 今日はインターネットで音楽を聴きながら仕事をした。なぜか急にコニー・フランシスの歌が聴きたくなり、「YOUTUBE」で検索したら、あるわあるわ・・・。コニー・フランシスの歌を聴くと「わが青春!」って感じで気分が高揚する。アメリカンポップスが日本に定着したのはこの人の功績が大きいんじゃないだろうか。しかもイタリア系なのでカンツォーネの香りがするところがまたいい。特に好きな10曲をピックアップしてみた。これから気分が滅入る時はこれを聴くことにしよう。



可愛いベイビー(Pretty Little Baby)
ボーイ・ハント(Where The Boys Are)
カラーに口紅(Lipstick On Your Collar)
フーズ・ソリー・ナウ(Who's Sorry Now)
間抜けなキューピッド(Stupid Cupid)
ヴァケイション(Vacation)
ロリポップ・リップス(Lollipop Lips)
大人になりたい(Too Many Rules)
マイ・ハピネス(My Happiness)
泣かせないでね(Don't Break The Heart That Loves You)

好きにならずにいられない

2008-06-07 13:39:21 | 音楽芸能
 仕事をしながらFMを聴いていたら、懐かしいメロディと懐かしい声が聞こえてきた。曲はエルビス・プレスリーが歌ってヒットした“好きにならずにいられない(Can't help falling in love with you)”。高校生の時に観た映画「ブルーハワイ」の中で歌っていた曲だ。でも歌っているのは80年代によく聴いていたバリー・マニロウだった。この曲は多くの歌手がカバーしているが、バリー・マニロウのバージョンは初めて聴いた。なんでも全米でヒットしたTV映画シリーズ「HOUSE M.D.」の中で使われているらしい。プレスリーのオリジナルとはまたひと味違った美しいサウンドでこれもなかなかいい。やはりいい曲はいつまでたっても色あせないものなんだなぁとあらためて思った。