この子どこの子？

僕はブログを書き終えると、必ず印刷して確認します。プリンターのスイッチを押し、プリンターがウォーミングアップを始めると、モニターの上で休んでいたクーは、目が輝き、プリンターの隅っこに移動します。印刷を始め、紙が吸い込まれると、好奇心旺盛なクーは、不思議そうな顔をして見つめます。「お父さん、紙が入っていっちったょ」そして暫らくし、印刷された自分の顔が出てくると、もっと不思議そうな顔でそれを見つめます。だがこの時、紙を手で押さえ、印刷が出来なくなった事も、一度ならずありました。「この子どこの子？」言うようにです。「クータンだよ」「へー、クータンって可愛いよね」と。
猫は好奇心いっぱいの生き物だと言われております。クーも来た当事から好奇心いっぱいです。動くものを目ざとく見つけると、それに集中します。今朝も居間に入って来て、爪とぎと、クー体操を始めた時です。ソファーの下から、コオロギのような黒い虫が顔を覗かせました。クーはじっと見つめ、時折手を出し、狩の姿勢です。虫が引っ込むと、手で追い出そうとしますが、虫とて捕まってなるものかと、ちょこっと出てはまた引っ込むと言う事を繰り返していました。クーは朝御飯を食べるのも忘れて、虫と対峙しておりました。