クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

中井PA猫一家

2006-10-25 05:24:41 | Weblog
一昨日神奈川県の西の端山北町に仕事で出掛けた。時間調整の為、中井PAに入り、飲み物を買おうと外に出た。すると、茂みの陰からグレーの子猫が歩いて来た。僕が「おはよー」と声を掛けると、走って野外ベンチにいった。ベンチには、まだ若い三毛が居た。「おきよう」と声を掛けると「ミャー」と返事が返ってきた。そして、頭を撫でても怒らない。この子と話をしていると、ベンチに大型の茶色の雄とグレーの雌が座った。雌は「ねぇーあなた」と言う様に、自分の手を雄の肩に掛けた。紛れも無い夫婦だ。子猫はその子供だった。PAから出る残飯で食べ物には困らず、木や草むらもあり、一見自由に暮らしている。猫達を良く見ると、4匹みな皮膚病に掛かっていた。
クーは何時も部屋の中におり、外に行く自由は無い。しかし、不自由なく猫用の食事をし、寒ければ暖房の効いた部屋で過ごせる。どちらが猫にとって幸せなのか考えてしまった。たぶん、その中間だろう。知子の実家に居る、くるみちゃん兄弟のように、夜や雨の日は部屋の中、晴れた日は外で遊び、お腹がすけば、お母さんや家族にご飯をねだって食べられる。
昨日は世話になったKさんのお別れに出掛けた。64歳と若くして天に召された。僕が帰ってくるとクーは、暖かな部屋のお気に入りの場所で居眠りをしていた。その顔は本当に幸せな表情であった。