クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

クーちゃんごめんね

2006-11-01 05:50:25 | Weblog
クーは3年前の12月12日に断種手術を受けました。その朝僕はクーを抱きしめて「クーちゃんごめんね。赤ちゃんの生めない体にしてしまう事許してね」そして「手術で死んじゃいやだよ。元気で帰ってきてね」と話しかけました。最後の言葉を言う時僕の目からは、涙が止まらなくなっていました。人間の身勝手で、子供を生めない体にしてしまう事の罪悪感にさいなまれ、手術を受けさせるか迷いました。「クーちゃんみたいな、不幸な子供を作らない為許してね」「神様僕達の身勝手をお許し下さい」その日は、息子も心配して早めに帰宅して、家内と共にクーを迎えに行きました。
今自殺の問題がクローズアップされております。僕達キリスト教とは、命は神様から戴いたもの。命は神様の「ご苦労様、天に帰って休みましょう」の言葉で、この世の生活を終えるのだと教えられております。自殺は罪です。しかし、人は悩み、苦しみ、自殺するのです。
僕は劣等生でした。苦しくてもがく時、祈り助けを求めました。神様は助けの手を差し伸べてくれました。もし、苦しい時全国の命の電話に話しかけ思いを聞いて下さい。命は自分だけのものではない事を知って下さい。