クーたんとココ君のお家

燕尾服を着た女の子クーたんと神戸から来たやんちゃ坊主ココ君の小さなドラマ。

高い所で

2006-11-23 06:07:18 | Weblog
クーは何時ものように、静々と台所にやって来た。猫体操をして背筋を思いっ切り伸ばした後は「ゴアーン」。美味しいご飯を食べ終わると、何時もなら居間に入り、パソコンの上か、書棚の上か、本箱の上でくつろぐ。しかし今日は違った。台所の食卓に上がり、ブログを読んでいる僕に、優しい声で「ミャーアー」「お父さん来てよ」と呼ぶ。何事かとクーの側に行くと、太く低い声で「マオー、マオー」。そして、天井を見上げている。天井では小さなコオロギが歩いていた。クーはそれを捕まえたいのだった。僕の肩に飛び乗り、立ち上がろうとするようだ。(僕からはクーの様子が全く見えない)耳元で、「ミャオー」「虫の所に近付いてよ」とクーに操縦される。クーが肩の上に立ち上がっても、虫とは数10センチ離れており、捕まえるのは無理である。たがクーは、執念深く追い掛け、この後3回も僕は呼ばれ、肩に乗られた。虫が照明カバーの中に逃げ込んで、ジエンド。
虫を諦めたクーは、ふてくされて、本箱の上に上がり寝てしまった。頭を撫でても、チラッと目を開けるだけでのふて寝だ。
クーは高い所が大好きだ。高い所だと襲われる事が無いので、安心していられるのか。本箱の上でふて寝をしているクーも可愛い。