雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

人の繋がりの深さ

2009-12-03 04:35:44 | M/Cレース
昨日は、西海さんのお葬式であった。

兵庫メグロの社長さんであったし、勿論商売上もカワサキとの取引もあったのだが、西海義治さん個人とのお付き合いは、レースを中心に兵庫県警さんなどとの繋がりであった。

世の中には、いろんな方が居られて、通り一遍の商売だけとか、同じ会社に籍を置いたとかと言う繋がりが普通一般なのだが、
同じ会社にいて、同僚などと言っていても
『ホントにその人と一緒に仕事をしたことがあるのか?』と言えば、
意外に『NO』、『と答えねばならぬ、
『ただ単に同僚として、知っていた』というレベルの人は多いものである。


私自身は、どちらかと言うと、同じ会社にいた人とも勿論仕事はしたのだが、
会社以外の人たちと一緒にいろんなことをやったことのほうがはるかに多いような気がする。
西海さんは、勿論先輩だが、そんな方の一人だし、
西海さん自体が、ホントにいろんな方との親密な『一緒に仕事をされた』トモダチをいっぱい持っておられた方のように思う。



式場には、トモダチのように肩を並べている本田宗一郎さんとの写真もあった。
どんな偉い人にでも堂々と物怖じしない態度は西海さんの特技であったし、
同時に若いライダーたちとも同じように付き合われた。



昨日集まった人たちや弔電や花束を贈った人たち、
特にレース界や二輪業界では、『面白く、ユニークな有名人』ばかりである。

カワサキ関係だけでなく、
スズキやホンダで関係のあった吉村太一、BSにいて今はNFJのモトクロス委員長の田中隆造、片山義美、大久保力、山本隆、金谷秀夫、清原明彦、杉尾良文この人たちはみんなスターだから、敬称なしのほうがよく似合う。

京都モータークラブの山本学さんの花束もあったし、兵庫県警の有名な機動隊長だった松岡さんも来られていた。
カワサキのレース関係者は高橋鉄郎さんをはじめ、井出、大槻、田村、上月、大津、安井さんなどなど、歴代の関係者の顔が見たれ、葬儀委員長を務めたのは平井稔男さんであった。


レースの世界は、一種独特の仲間意識があるものである。
それは、現在よりも昔のほうが、単なるメーカーの枠を超えて、深かったような気がする。
そんな輪の真ん中にいた人たちが、だんだん少なくなってゆくのは、寂しいことである。
わざわざ大阪から、足を運んでくれた太一っちゃんと田中隆造さんには敬意を表したい。
葬儀委員長を務めてくれた平井さんにも心から感謝である。

60おじさんは、こんなブログをアップしている。

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