雑感日記

思ったこと、感じたことを、想い出を交えて書きたいと思います。

人のために生きる

2015-10-06 20:20:05 | 私の生き方、考え方&意見

★ノーベル賞を受賞された 大村智さん についての私の率直な感想。

ニュースで、いろいろ紹介されているが、ノーベル賞を受賞されたその研究成果も勿論立派なことなのだろうが、それ以前の人としての『生き方』が、素直でいい。

子供のころから、『人のためになることをしなさい』と祖母に言われ、それを守ってきたというが、1935年生まれだというから、戦時中にコドモ時代を過ごした私と同じ年代なのである。

その頃は、今のように個人の権利や自己主張よりも、まず世の中のためになる、人のためになることが、立派なことだと教えられたし、それが自然に身についているのだと思う。

子供の時の教育は、その人に一生ついて回るものだと思う。そういう意味で、小学校時代の教育は大事だと思う。それは塾などで覚える『知識』とは、また異質なものなのである。

 

★大村さんが、北里大学や、故郷の山梨県でやられてきた幾つもの事柄こそが、ノーベル賞以上に立派だなと思ってしまうのは、昭和一桁生まれの独特の感想かも知れない。

大村さんは2人の弟さんがいて、3人とも博士のようだから、間違いなく『賢い』のだと思う。

大学を出て、高校教師からスタートされている所謂学者エリートでないところもいい。

一番先に、『16年前に亡くなった妻に伝えたい』と言われた言葉も自然であった。ノーベル賞の成果が、アフリカなど貧しい地域の人たちの多くの命を救ったのも、まさに人のために尽くされている。

 

そんな時代に育ったからかも知れぬが、私自身も、どちらかというと『自分のために』ではなくて、『人のため』『仲間のために』と自然に生きてこれたような気がする。それを、意識して、頑張ってと言うことではなくて、自然にそのように生きれたのは『戦前の教育』の良さかなと思う。

 

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マイナンバー制度

2015-10-06 08:34:50 | 発想$感想

 ★マイナンバー制度が実施されて、各テレビ局なども軒並みその解説をやっているが、もう一つよく解らない。

以下は、『マイナンバー制度』の担当補佐官の話だから、何となく信用できるような気もする。

転写したものの抜粋から私なりに考えてみたい。

 

2016年1月からのマイナンバー制度のスタートに向け、10月から「マイナンバー」の通知が始まり、日本に住民票がある人全員にマイナンバーが配られる。マイナンバーとはどのような制度なのか。マイナンバー制度を担当する福田峰之・内閣府大臣補佐官(51)に聞いた。

mineyuki fukuda
福田峰之・内閣府大臣補佐官

■マイナンバーってそもそも何?

マイナンバーとは、国家が国民ひとりひとりに番号を割り当て、個人の所得や年金、納税などの情報を1つの番号にひも付けて管理する目的でつくられる「共通番号制度」のこと。

共通番号制度は対象を国民だけでなく日本に住民がある人に広げ、2016年1月から制度がスタートすることになる。


■ポイントは「番号」「カード」「ポータル」を分けて考えること  

「マイナンバーの番号」とは、文字通り、ひとりひとりに割り当てられる個人番号のこと。日本に住民票を有していれば、中長期在留者や特別永住者などの外国人も含めて発行される。生まれてから死ぬまで1つの番号を使い続けることになり、結婚したり、「マイナンバーカード」を紛失したりした場合でも、新しい番号が発行されるわけではない。

この通知カードが「マイナンバーカード」と勘違いされることがあるが、これはあくまで通知のために使われるもので、次に説明する「マイナンバーカード」とは別物。身分証明証としては利用できない。

my number tsuchi card
通知カード。やむを得ない理由により、住民票の住所地で通知カードを受け取ることができない場合は、住んでいる場所に通知カードを送付するための居所情報登録申請が必要となる。

 

マイナンバーカードとは?》

マイナンバーカードはプラスチック製で、マイナンバーのほか、氏名、住所、生年月日、住所、性別が顔写真つきで記載されており、公的な身分証明証として利用できる。

my number card
マイナンバーカードのイメージ見本(2015年5月29日撮影)

マイナンバーカードは全員に配布されるわけではなく、申請することで取得できる。申請は強制ではない。マイナンバーカードにはICチップが埋め込まれており、このカードと暗証番号を使うことで、インターネット上に用意された「マイナンバーポータル」から、引越し手続きを行なうことなどが可能になる。

 

ここまでは、大体解った。個人の番号は通知される。これは断ることもできないし、その番号は一生変わらない個人に特定された番号なのである。

それは、10月から逐一家庭に通知されるだろうから、自分がどんな番号になったのかは解ることになる。これは上記の紙での通知であり、その次にあるプラスチックのカードとは違う。

『カード』は申請しないと発行されない。そのカードを申請する必要があるのかないのか?そこが一つのKey だろう。

一番解りにくいのが『マイナンバーポータルサイト』で以下のように説明されているのだが、引っ越しなどする可能性の少ない年寄が、そん亜サイトをつくる必要があるかどうかの問題なのである。

 

《マイナンバーポータルとは?》

「マイナンバーポータル」はネット上に用意される各個人用のサイトのこと。2017年1月より運用され、マイナンバーにひも付いた自分の個人情報を閲覧できたり、いつ、誰が、何のために自分の情報にアクセスしたかが確認できるようになる。自治体などへの各種申請を行なうことなどにも使える。

 


 

マイナンバーの可能性
マイナンバーの可能性

 

 引っ越しや会社勤めなど卒業した年金生活者などには、別にカードもサイトも不要のような気もするが、この制度が行政のコストダウンを狙うものであるとすれば、『カード』までは全員に持たせる方向で、統一すればいいのにとも思ったりする。

個人の意思などと選択肢を持たせたりするので一番の目的の『行政コストの削減』にならなかったりするのではなかろうか?

 

■マイナンバーカードを保有してもらうことが行政コスト削減のキモ

マイナンバー制度が導入される理由としては、個人の所得や納税などの情報を国が把握することばかりではなく、「行政コストを削減すること」や「各種行政手続きの手間を減らす」という目的もある。

my number

 

今後は「報酬を振り込むために銀行口座を聞くように、マイナンバーを聞くことも当たり前になる時代になる」マイナンバー制度は公平な社会をつくるための制度なのだ。

というのであれば、なおさらのことである。

コメント (2)
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