関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

中央官僚と「勝負」?~省庁交渉に参加~

2006年11月01日 | 活動報告

 先週、日本共産党山形県地方議員団で県民要求実現を求めて中央省庁と交渉をおこないました。
 各省庁に事前に送付していた要望書(全65項目)について、12人の県・市町村議会議員、参議院選挙予定候補者が、実情を示して実現を求めました。

 私は、
 ①学校改築に関わって、校舎の安全管理が不十分であることを事故の実例を挙げて指摘、
 ②4月に改悪された介護保険の福祉用具貸与制度について、「制度を元に戻すべきだが、特に、「医療的必要性のある人」「立ち上がりができない人」「家族に介護力が無い人」には直ちに貸与を再開すべきと指摘しました。
 それぞれの担当官から、
 ①貴重な事例を教えて頂いて大変ありがたい。実態の把握に努めたい
 ②医療的な問題については実態調査を予定している
 という答弁がありました。自分で言うのも何ですが、なかなか意味のある回答が得られて意外な感じさえしました。

(右端が私です)

 各省庁からは、要望した項目の担当者が出席、厚生労働省などは20人近くも並ばれてビックリしましたが、30、40代、中には20代と思われる人も居て、国会中継で聞くような答弁(官僚答弁ですか?)を述べるものの、私たちが実態を挙げて見せると言葉に詰まる場面が多々あり、「国民生活の実態がわからないままに政策を決めているのでは?」と、改めて驚きと不安を感じました。
 
 交渉には、日本共産党の紙智子・大門実紀史参議院議員、高橋千鶴子衆議院議員が担当省庁毎に同席し、ポイントを突いた助力をしてくれました。

(紙参議院議員。北海道の農家の生まれ、とても素敵な人です。)

 日本共産党の国会議員が百人、二百人といれば、今回の交渉で取り上げたような国民の切実な要望を国会の場でどんどん取り上げ実現することができるだろうなという感を改めて強くしました。

(公共事業の総本山)

 交通費の節約を図って、「朝一のいなほで上京、最終便で日帰り」という日程で、前日(当日?)は「午前3時に寝て5時に起きる」というスケジュールとなり、「官僚答弁」が催眠術に聞こえる場面もあって、結構大変な初体験でした。