関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

除雪本部も全力投球です

2009年12月18日 | 市政全般


 16日(水)からの大雪で、私の携帯・自宅・党事務所にも、除雪の件での電話が相次いでいます。
 「除雪車が来ない」「来るのが遅い」「除雪がきれいにおこなわれていない」などなど、大雪にお困りの様子が伝わってきます。

 しかし、残念ながらこれらのご要望にはお応えすることができない場合が多いのです。

 除雪の中心を担う市除雪対策本部など関係者の方々は精一杯頑張っているのですが、これだけの雪が降ると、除雪の遅れも生じますし、「2回往復すればきれいになるところ」を1回で終わらせざるを得なかったり、という事態になってしまうのです。


  対策本部の市除雪路線図

 一昨日は、除雪車両の半分を運行する本所(旧鶴岡市)対策本部に行きました。
 6人3班に1人増員、課長を含めた8人が常駐、午前4時出勤の人が午後6時頃まで勤務するという状況になっています。
 私が訪れた時も、3台の電話はつながりっ放しで、それ以上は土木課の方に電話が回されていました。

18日夕方の本所除雪対策本部

 除雪車両を運行する業者の方々も、早朝(と言いますか、深夜)から夕方までの仕事になっており、安全な車両運行の限界という感じがします。

 「こういう事に税金を使ってくれ」というご意見も頂戴しました。
 私も「税金の使い道」に改めるべき点があるとは考えていますが、今回のような大雪でも差し支えなく対応できる除雪体制を組むとなれば、何億円かかるかわかりません。
 実際、4年前の大雪の際には、約8億円の除雪費がかかってしまいましたが、それでも「除雪が悪い」と言われたものです。
  全部、市民の皆さんの税金である訳です。

 もちろん、お年寄りの世帯で「家がつぶれそうだ」とか「家から出られない」というようなご相談には、私も直ちにお応えしますし、除雪本部も対応致します。

 そうしたこと以外の「不便」は、大変心苦しいことではありますが何とかご辛抱頂いた方が、結局皆さんのためだと思うところです。

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