関とおるの鶴岡・山形県政通信

安心して住み続けられる山形県をめざして、住民の暮らし、県政の動き、そして私の考えと活動をお知らせします。

総務常任委員会で質問

2012年03月09日 | 活動報告

8日(木)、私の所属する総務常任委員会がおこなわれ、以前から調べていたいくつかの問題について質問しました。

市総合計画で重要方針と位置づけられる森林文化都市について、
「市民が森に親しむ事業」などは推進されているが、林業振興・中山間地振興が図られることが何よりも重要。ところが、予算では林業振興費が前年の4分の3に縮小しているがどうか。

旧町村地域の振興は、合併の理念。
地域ごとの地域活性化事業は、そもそも事業費が少なすぎる(H23年度で1986万円)ものが、今年は更に27%減らされている。
新設された「地域連携事業」に振り替えられたものもあるようだが、今年度の事業と新年度の事業の継続性・関連は。

昨年3月議会で平和都市宣言が成立したが、具体的な事業は12万円とそれまでの規模にとどまった(以前は百万円だったが、「行革」で大幅縮減)。
「H23年度中に検討する」ということだったがどうしたか。
長年平和運動に取り組んできた地域の団体の意見も聞いてはどうか。

税金の徴収管理業務について、職員が熱心なあまり、滞納者にプレッシャーがかかることがあるようだ(事例紹介)。
滞納者に対して、どのように働きかけているのか、課の中での集団的検討はどのようにおこなわれているか。

慶応先端研支援について、
 ①先端研誘致当初の国の方針「研究費は倍、関連産業の規模は約20倍、関連する雇用は約15倍」と掲げられ、市もそれに乗って「これからの飛躍の大きなチャンス」と言ったが、その後の国の動向をどう見ているか。
 ②研究の産業化について、「240名の雇用が生まれている」と説明したが、10年間の巨額の投資に見合ったものになっていない。
  今後どのぐらいのスパンでどのぐらいの規模で立地を想定しているか。

 以上のテーマです。

 取り上げなければならないことはもっともっと沢山あるのですが、問題点とあるべき方向を明確にすることができなければ質問はできません。
 「思っていることをそのまま口に出す」ような質問を見受けることがありますが、私はそれではイカンと考えます。

 しかし、たったこれだけのことを質問するのに、議案が出てから20日間も寝不足になっています。
 まあ、スイムクラブ解雇事件のような大問題が並行して進んだりしましたし、せっぱ詰まった生活相談も減ることがなかったということも言い訳したいところですが、もっともっと勉強しなければなりません。改めて反省です。

 答弁は、後ほど会議録を確認して掲載します。