ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

速報・台風17号

2012-10-01 05:00:00 | 田舎

ハローワークに行くために大阪に帰っていましたが、釣友のY下君が釣りにやって来ると言うので、1週間も経たないうちに串本に戻ってきました。沖縄南方に台風17号、小笠原方面に台風18号が来襲して来ていました。戻って来た27日は白浜辺りまでは波が静かだったものの、すさみまで来ると波が高い様子、8月の台風の時はこちらでは波に影響など無かったのですが・・・

             

翌金曜日は雲一つない快晴でしたが、波は結構高く、台風の影響が出ているのだろうと思っていましたが、土曜日は逆にいつ雨が降り出すかわからないような曇天なのに、波は収まっていたのが不思議でした。そして天気予報では台風は夏とは違い東に向かい、本土を直撃する様子、Y下君は用心して今回は来ないことになってしまいました。

             

台風がこちらに向かっていると伝えた明くる朝の日曜日、早朝一時雨が降った後の串本地方、7時前の姫海岸の様子です。波は前日同様激しくはありませんでした。まぁ、そのうち波は高くなるだろうとは思っていましたが、こうも波が静かだとそれも半信半疑です。

             

風雨は10時ごろから強くなり始め、雨よりも風の方が強くて、何か飛ばされへんものか、何か飛んで来てガラスが割れたりせえへんものかと案じていましたが、雨戸は殆ど閉めなくて、時々外の風雨の様子を窺っていたのでした。

             

TVではアナウンサーが「避難は早目に、外出は控えるように」などと矛盾した同じ言葉を何度も繰り返しています。勿論、私の家には避難勧告は出されていませんし、風の強さは家の前の大木を見ていれば判ります。ただ風は上空を舞っているようで、道路上はどうもないのではないかと思えてなりませんでした。

             

でも、独りで姫の家に居て、この風雨の中外出して怪我でもしたらカッコ悪いでしょ。誰にも言い訳できません。ずっと家に閉じこもっていました。

3時を過ぎると急に風が止んだように思えます。雨も小降りになったようで、外を覗くと青空も見えています。台風の目に入ったかと思って、これは取材のチャンスとデジカメを持って外に出ました。

なんと東側には虹がかかっています。

             

風雨とも弱まっていますが波は相当なもの、この時は未だ満潮ではありませんが、このように小石が道路まで打ち上げられています、誰が片づけるのか・・・道路はこの部分だけ片側通行の交通規制がされていました。

             

荒々しい波が打ち寄せます。こんな状況では魚は何処に避難しているのでしょうか、とても気になります。

             

下にはとても降りられないので、 場所を変えて姫の波止のある橋の下へ行ってみることに。危ないのでこれ以上海には近寄れませんが、道路からよりは写真は撮れそうです。

             

高い波が規則正しくやってくるという状態ではありません、もうヤケクソに波が押し寄せていると言う印象です。

こういう橋杭岩の光景も滅多に見られるものではありません。

             

荒れると串本湾内には大きな船が波を避けるために寄って来るのですが、何故だか分かりませんが、湾内には一艘の船も避難していません。

             

道路が見えないくらいの大きな波、大きな台風だったと言うのは頷けます。

             

家に戻れってくれば青空、台風の目の一瞬の出来事かと思っていたのですが、以降風も雨も強くならなくて、5時間で台風は去って行ってしまいました。TVでは潮岬の沖合100kmのところを通過していると言っていましたが、進路の左側に当たったので雨風共にたいしたことは無かったのですね。

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